RADO

1917年、シュラップ3兄弟によってスイス・レングナウに設立された「シュラップ・アンド・カンパニー」が前身。当初は、ムーブメント製造の専門メーカーとして経営を続けていたが、’47年に経済学者のポール・ルーテー博士の経営参加によって、オリジナルウォッチの開発へと路線を変更。 ’56年に初の腕時計「イグザクト」を発表すると、その翌年から社名を「ラドー」に変更し、ウォッチブランドとして再スタートを切ることとなる。 他社に先駆けて時計素材に着目したラドーは、1962年に発表したハードメタルケース採用の「ジ・オリジナル」を皮切りに、’86年にはスペースシャトルのパーツでもあるセラミックスを採用した「インテグラル」、2004年には世界一硬いハイテク・ダイヤモンドを採用した「V10K」など、新素材を取り入れたオリジナリティあふれるウォッチ開発を展開。スクラッチプルーフの分野を牽引するブランドとしての地位を確立するとともに、昨今取り沙汰されている新素材の開発競争においても、先駆者の威厳を見せている。 今年でブランド創業50周年を迎えるラドー、今後の動向にも注目したい。 【創業年】1957年 【創業地】スイス、レングナウ 【主なシリーズ名】シントラ、ジ・オリジナル、インテグラル、セラミカ、ラドー トゥルー 【問い合わせ先】スウォッチ グループ ジャパン ラドー事業部 03-6254-7331 公式サイト:http://www.rado.com/