CLUBKING|日替わりでデザインされるTシャツをまとめてご紹介
「CLUBKING|日替わりでデザインされるTシャツをまとめてご紹介」に関する記事
Diary-T 173 下條ユリの作法
Diary-TDiary-T 173 下條ユリの作法文・アートワーク=桑原茂一生きる生き方に作法がある。作法を生きるひとには凛とした品性が生まれる。頭がいい、顔がいい、肉体がいい、あれこれがいい、いい、が、いくら揃っていても、作法がない人の人生は薄い。作法とは流派のことではなく、自分の人生を自分できちん操縦する責任を持つ人のことです。どんなに不合理でも不公平でも辛くても苦しくても悲しくても生きることをあきらめずに自分にしか出来ないことに向かって突き進んでいくひとの佇まいのことです。そのひとはきっと壊れているでしょう。社会性には疎いかもしれません。親切心や助言を頑に拒否する場合もあるでしょう。愛に溺れることも少なくないでしょう。思ってもみない行動に友人たちも距離を置くかもしれません。なぜなら、そのひとはそのすべてを全部一人で受け入れる覚悟があるからです。そしてこれが極めて難しい。大概の人がその責任を受け入れる勇気も強い精神をも持ち得ないのです。だから周りの目を意識するのです。つまり本...
Diary-T 174 X'mas card
Diary-TDiary-T 174 X'mas card文・アートワーク=桑原茂一ルヴァンの壁に飾ってあった手作りのXmasカードに惹かれた。自分で作ってみたい気もするが、クリスマスの気分にはどうにもなれない。正月もそうだ。なんだか心にわだかまりがあるのだろう。分かっているが、どうにもならない。そういえば頭痛もこの四五んち続いている。酒も飲む気がまったくしない。うまいものを食べたいという気もない。靄が立ちこめている感じかな頭の中が…それでも、こんな気の利いたカードに目が止まる。ルヴァンの気がいいからだろうな。もちろんそのご主人の甲田さんがその気の泉だから言わずもがなだ。気取りのない豊かな心の甲田さんの声に耳を傾けて欲しい。そういえば、甲田さん、悩んだら身体を動かすっていってたな。見習わなければ、と言い聞かせてみる。NEW WORKER Interview by甲田 幹夫(ルヴァン)1/3~3/3甲田幹夫http://www.clubking.com/people/newworke...
Diary-T 175 Bless You
Diary-TDiary-T 175 Bless You文・アートワーク=桑原茂一ニューヨークシティー 最高の街だぜ!今モニターでジョン・レノンが歌っている。ドキュメンタリーだ。亡くなった日の翌日が誕生日なんて、なんだか切ないなって、あれからしばらくは、誕生日がくるたびにそう思っていた。でも時間が経つにつれ、john へのリスペクトを確認するご冥福を祈る大切な日になんだと考えるようになった。そう音楽が好きで良かった。という日だよね。12月08日。今日を生きてジョンの歌を聴くことが出来る。私は幸運だ。http://youtu.be/0g4LXHvB_e4← Diary-T 171~176購入はこちらからhttp://ckstore.shop-pro.jp/?pid=37650209
Diary-T 176 ありがとうの日
Diary-TDiary-T 176 ありがとうの日文・アートワーク=桑原茂一ディクショナリー倶楽部12月09日の紅葉もうぎりぎりの美しさだね。sate,この世界に生まれた日を祝福する習慣があるということは、縁あって、この世に誕生したのなら、どんなときも幸福な心で過ごすこと。それはあらかじめ決められいたことだったのですね。愛を教わったことがない。そんなイイワケはもう通用しないということです。だったら、はちゃめちゃ、でいいじゃない。ガラスが好きなことを知ってくれているひとがいる。うれしい。ありがとう。花を贈ることの達人がいる。センスがいいne。ありがとう。チョコレートコスモスという花があるのだそうだ。匂いもそうなのだろうか?ありがとう。これは私の自画像だそうだ。もっと笑えってことね。(^^;さぁ、LOVE LETTER 編集の時間です。PIRATE RADIO の LOVE LETTER 放送は1220夜11時ps.緊張型頭痛よさようなら。← Diary-T 171~176購入はこ...
Diary-T 177 シャングリラ
Diary-TDiary-T 177 シャングリラ文・アートワーク=桑原茂一ここには、一つの深い謎がある。自然法則に従って変化する、広大な宇宙。その中に生を受け、懸命に活き、やがて死んでいく私たち。意識をもった私たちの中に顕れ、通り過ぎていくさまざまな現象。客観と主観は、いったいどのように結びついているのだろう。対象から、自分を離すこと。その「ディタッチメント」の精神にこそ、私は感染したのではなかったか。茂木健一郎 クオリア日記より一部抜粋クオリア日記http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2011/12/post-df38.html毎朝茂木さんのつぶやきを感じクオリア日記で感動する。ありがたい時代に私は生きている。枯れてしまいそうな植物が水を吸い込むように、茂木さんを初めとする賢者たちからのメッセージは私にとっては命の泉だ。「自説の反対者と生産的な対話をなす」日本の政治的危機の核心をなしていると僕は思います。「呪いの時代」内田樹著より今まさ...
Diary-T 178 STANDARD
Diary-TDiary-T 178 STANDARD文・アートワーク=桑原茂一THE NORTH FACE STANDARD『Uptown anthem』『Uptown anthem』http://www.clubking.com/event/northface/index.html「後世に残すべきSTANDARD」THE NORTH FACE PRESSROOM小口 大介くんのお誘いで参加させて頂いた。私自身はスタンダードという概念にはあまりしっくりこないタイプだが、もの作りの姿勢にSTANDARDを求めることはとてもよく理解できる。急だったこともあり今回は、間もなく二十四年目になるフリーペーパーdictionryをメインに置き&私の個人的発露でもあるiphone grapherの作品にPIRATE RADIOでの選曲を併せ展示させて頂いている。思ったより評判もよく、追加のdicを抱え原宿のshopの4Fにある会場へお邪魔した。オープニング以来お邪魔していなかったこともあり、そ...
Diary-T 179 山ノ上の会
Diary-TDiary-T 179 山ノ上の会文・アートワーク=桑原茂一今年最後の山ノ上の会にお邪魔した。景色も絶景だがここには本当に素晴らしい空気が流れている。誰もが茂木さんのことが好きで好きで…だからだろう。きっとこの集まりにもいろんなヒエラルキーはあるのでしょう。それをフラットな空気感にかえてしまう魔法が茂木さんの魅力なんだろうな。今回は、最近私の仕事を手伝ってくれている若いスタッフたちや福岡の友人をお連れした。みんなうれしそうだった。楽しそうだった。福岡の友人曰く、お集りの女性がみなさん美しくて自分は得をしたといっていた。なんとも可愛い表現ですね。確かに茂木さんを喜ばそうとみなさんが持ち寄ったお酒も随分豪華だった。残念ながら今回は私はノンアルコールビールを頂いたが、誰もがおいしいお酒に酔いしれて幸せそうだった。たくさんの方々とお話をしたが、特にここにお集りの女性は茂木さんの日本を元気にしようとする姿勢に感銘を受けているようだった。茂木さんほど公の場でそうした希望を明快には...
Diary-T 180 smile rock again
Diary-TDiary-T 180 smile rock again文・アートワーク=桑原茂一smile rock againhttp://www.clubking.com/smilerock/旧友というか三十年来の友人、永井誠治が動き出した。サンフランシスコのロックシーンのメッカであり、当時アメリカのロックシーンの最大の牽引役であったビル・グラハムが主催するフィルモア・ウエスト→ワンダーランド、そのシーンこそ永井のルーツである。当時ビルグラハムの元で永井が修行中にコレクションした膨大なサイケ?ポスターの数々を今回永井が自分自身のアートワークで展開するというまさに前代未聞の「ロック」な展覧会がまもなく始まるのである。で先日、このイベントの参加者が一同に介した決起集会が開かれた。参加者は、DEPT創設者永井誠治、今やバイカーたちのバイブルになっていると言われている写真集「Smile Rock 」の小林昭さん。あの、あの、あの、暫く見ないうちに才能も身体も見違えるように大きく太くなっ...
Diary-T 181 RUST 錆寂
Diary-TDiary-T 181 RUST 錆寂文・アートワーク=桑原茂一rusthttp://www.rustjewellery.com/一年ぶりにのぞいたら、なんと私が追っかけを自認するあのKのYさんがお手伝いしていたので至極驚いた。が、お陰で前回は遠慮した別室のメンズもゆっくり拝見できたので幸運だった。rustはアンティック好きには堪らない世界だが、暫くは見るだけにしておこう。撮影の許可が出たので…好きなガラスものをパシャ!昆虫は私には門外漢圏外だがこれは見事だったので、それにしても私は古いものになぜこうも惹かれるのだろうか。近所に存在する柳宗悦の民芸館などもまさにその典型で宝の山に遭遇したような高揚感がある。で、アンテッイックと呼ばれる古いものは生き物と異なり、血が通っている訳ではないので百年でも二百年でも、壊されなければいつまでも永遠に存在することが出来る。そうしていつまでもいつまでも存在するものたちは長い時間の経過で少しずつ劣化し変形していくのだから、つまり時間の経...
Diary-T 182 ズンドコ
Diary-TDiary-T 182 ズンドコ文・アートワーク=桑原茂一僕は自分を許すことの出来る人間だけが他人を許せると考えています。人格高潔で知性徳性にすぐれた人が「私はすべての他者を受け容れる」と言ったとしても、彼が行っているのは「共生」ではなく、ただの「我慢」です。汚物や悪臭に耐えるように不快な他者の切迫に耐えている。でも、そんな忍耐は長くは続かない。「他者と共生する」というのは、「他者に耐える」ということではありません。「他者」を構成する複数の人格特性のうちにいくつか「私と同じもの」を見出し、「この他者は部分的には私自身である」と認めることです。途中省略自分の論理を細かく割ってゆく。自分の感情を割ってゆく。自分の身体を割ってゆく。分子レベル、元素レベルにまで割れば、どんな人間の特異な人格要素もいくつかの基礎的な要素の順列組み合わせでしかないことがわかります。だから、問題は「割り方」なんです。できるだけ細かく自分自身を割ってゆく。割れば割るほど他者と共有できる要素が増えてゆ...
Diary-T Vol.21 177~182|桑原茂一が毎日デザインするTシャツコレクション!
Diary-T Vol.21桑原茂一が毎日デザイン!選曲家でありプロデューサーでありクラブキングの代表でもある桑原茂一氏が、ほぼ毎日Tシャツをデザインする「Diary-T」。ここでは6日分のデザインを、桑原茂一がその日の心象風景を綴ったエッセイとともにまとめて紹介していく。Diary-T 177~182Diary-T 182 ズンドコDiary-T 181 RUST 錆寂Diary-T 180 smile rock Diary-T 179 山ノ上の会Diary-T 178 STANDARDDiary-T 177 シャングリラ桑原茂一|Moichi KUWAHARA選曲家/プロデューサー/クラブキング代表。米国『ローリングストーン』日本版を1973年の創刊号から運営、77年『スネークマンショー』をプロデュースしYMOと共演、同年『コムデギャルソン』のファッションショー選曲を開始する。82年原宿に日本で初のクラブ『ピテカントロプス』をオープン、89年フリーペーパー『dictionary...
Diary-T 183 つぼ焼き(つぶやき)
Diary-TDiary-T 183 つぼ焼き(つぶやき)文・アートワーク=桑原茂一ユニクロの柳井会長兼社長の「グローバル人材論」を選んだので、それについてコメントする。柳井のグローバル人材定義はこうだ。「私の定義は簡単です。日本でやっている仕事が、世界中どこでもできる人。少子化で日本は市場としての魅力が薄れ、企業は世界で競争しないと成長できなくなった。必要なのは、「その国の文化や思考を理解して、相手と本音で話せる力です。」ビジネス言語は世界中どこでも英語である。「これからのビジネスで英語が話せないのは、車を運転するのに免許がないのと一緒」。だから、優秀だが英語だけは苦手という学生は「いらない」と断言する。途中略ここには、国民国家の幼い同胞たちを育成し、支援し、雇用するのは、年長者の、とりわけ「成功した年長者」の義務だという国民経済の思想が欠落している。途中略柳井のいう「グローバル人材」というのは、要するに「どこにも根を持たない人間」のことである。だから、誰にも養分を提供しないし、...
Diary-T 184 Tenga太平
Diary-TDiary-T 184 Tenga太平文・アートワーク=桑原茂一今朝はjam home made の水越君が来校。かねてから考案中のブツを届けてくれた。これでようやくiphonegrapherが私の身体にフィットする。見えにくいところに技術の粋を集めるところがプロのすごいところ。この小さなブツのお陰で世界中のiphonegrapherの行動がsmartになる。日本人のこだわりの美学にちょっとうっとりする瞬間だ。佐々木潤の紹介でroargunsのsaburo hamanaka来校間もなく始まるsmile rock againに参加を表明。何が起こるか楽しみだ。roargunstengahttp://www.facebook.com/photo.php?fbid=276315432406489&set=pu.211952098842823&type=1&theater← Diary-T 183~188購入はこちらからhttp://ckstore.s...
Diary-T 185 ”なるようにしかならない”
Diary-TDiary-T 185 ”なるようにしかならない”文・アートワーク=桑原茂一”おはよう”挨拶したけど返礼がないということになると、気持ちが片づかない。片づかないどころか、心に傷を負います。どうしてでしょう。「おはよう」というのは「今日一日があなたにとってよき日でありますように」という予祝の意味を持つ言葉です。挨拶というのはある種の贈り物です。贈り物というのは、それ自体に価値があることが自明であるようなものではないのです。「贈り物は受け取った側が自力で意味を補填しないと贈り物にならない。」「贈り物は受け取った側が自力で意味を補填しないと贈り物にならない。」「贈り物は受け取った側が自力で意味を補填しないと贈り物にならない。」挨拶を送った側が返礼がないと傷つくこともそれで説明ができます。挨拶を返さない人は「あなたが発した空気の振動には何の価値もない」という判定を下した。僕たちはそのことに傷つくのです。「呪いの時代」内田樹著第8章 これからを生き延びる智慧より cutupしま...
Diary-T 186 贈り物
Diary-TDiary-T 186 贈り物文・アートワーク=桑原茂一仕事納めの今日、シタールヲ買ってしまったミクラフレシアさんからうれしい贈り物が届いた。ミクラフレシアhttp://miquraffreshia.blogspot.com/NIKO PIROSMANI の画集NIKO PIROSMANIhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%82%B3%E3%83%BB%E3%83%94%E3%83%AD%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%83%8BMARGARET KILGALLEN:IN THE AWEET BYB&BYB の画集&ピロスマニDVD& Beautiful Losersミクラフレシアの衝動が来年も楽しみだ。artpicnicでの衝撃の出会いから再び、あの巨大な蛸の編み物につづく衝撃に期待しょう。元気になってほんとよかった。いつもとても感謝です。来年もよろしく。かとおもえば、今朝届いたBe@rbri...