Diary-T 102 ラッキー~
いつのまにか102枚目のTシャツだ。
で、102,101,ふと浮かんだのだが、
百一匹わんちゃんという映画だ。
とんでもない数の子犬が登場する映画だが、
百一匹わんちゃんは実際にない話ではない。
私が子どものころ飼っていた、今日では私はわんちゃんと同居している。
になると思うが、
私の子ども時代はわんちゃんを大人たちは畜生と蔑んでいたんです。
ひとと動物との関係がここ数十年で飼うから一緒に暮らすへ
ある意味で動物をひと以上に?大切にするという意識の変化が起こっている。
が私の時代はちがっていた。
当時は犬は外でしか飼うことを許されなかったので、
私の飼っていた一緒に暮らしていたわんちゃんは望むと望まざるにかかわらず、
オスの攻撃、求愛?になすすべもなく、
年二回の発情期にはきっちり妊娠することになってました。
子どもの力ではどう猛なオスたちの攻撃とその発情にはなすすべもなかったのです。
で子どもが生まれるのですが、
最初はディズニー映画の「ワンワン物語」(マイ・フェイバリット)のように
私の飼っていた犬の種類はワンワン物語のベルと影響で同種で耳が長く垂れ下がっていてとても可愛かったのです。
ですから生まれた子犬はもうそれはとてもとても可愛いくて、
一晩に五匹程度生まれたものです。が、
二回目からはそれが八匹に増え、三回、四回、五回とつづくうちに、
可愛い子犬から少し可愛い子犬にどんどん変化していってしまうのです。
しかも産む回数がどんどん増えるごとに今度は死産する子犬も増えていくいく……
子ども心にもこの変化は強烈だった、いったいこれは?
犬という生き物の、動物という存在、生態、の不思議さに。
それにもまして子どもには理解できないそれらのことを黙って見ている
受け入れている大人たちのようすも子どもの私には……
私自身が預けられている身だったことできっと遠慮もあり
ただ沈黙するほかはなかった。たぶん。
可哀想じゃん、なんでなんども嫌がってるのに子ども産ませるの?
なんて質問は子どもの私にはできなかった。
それでもそのわんちゃんのお陰で預けられた一人っ子の私はずいぶん癒されたと思う。
(もちろんそんな意識は当時なかったが)
「ラッキー」私の愛犬の名と遊ぶことが楽しかったのだが、
動物と暮らすことに少し暗い記憶をもってしまったこともないわけではない。
あれ、今日は暗い話ではなかったはず……。
生きているあいだにもう一度わんちゃんと暮らしてみたいなぁ~と結ぶことにするか。
でもなぁ~ひとと暮らすのも下手出しなぁ~どうかなぁ~
ラッキー~ だから、あすもTシャツをつくるという決心哉。
そうそう、ブルックリンで活動している画家の下条ユリちゃんにも薦めたが、
動物を愛するひとに薦めたい名著
「ヒトはイヌとハエにきけ―異種間コンタクトの方法」
J.アレン ブーン (著) J.Allen Boone (原著) 上野 圭一翻訳著
PS.下条ユリちゃんががんばっている「TSURU」にもぜひ注目を。
TSURU
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