映画のなかのクルマたち

映画のなかのクルマたち|Cars in the Films

映画のなかのクルマたち|Cars in the Films

あのシーンを彩る映画のなかのクルマたちクルマが重要な役割を果たしている映画は少なくない。たとえば、お気に入りの作品を、登場するクルマに注目してもう一度観てほしい。きっと、いままで気づかなかったおもしろさが発見できるはず。自動車ジャーナリストの小川フミオと、編集部一のクルマ好きである山口幸一が、古今東西の作品のなかから、クルマが雄弁にその存在を語る作品をジャンルごとに紹介する。Cars in the Films Part.2──スリラー篇第2回はスリラー。スリラーというと、日本では怪奇もの? と思われがちだが、英語の表現では“ドキドキ”を意味する、いわゆるミステリー。小川氏曰く、「クルマとものすごく相性がいいジャンル」で、たとえばエスピオネージ(スパイ)ものだったら、諜報部員が目的を達成するのにこのクルマがあったからこそ、とか。Cars in the Films Part.1──コメディ篇クルマに焦点を当ててみると、映画の意外な楽しみ方が見つかる。時として役者より雄弁に、重要な役割を...
Cars in the Films Part.1──コメディ篇

Cars in the Films Part.1──コメディ篇

Cars in the Films Part.1──コメディ篇世のなかにはさまざまな映画があると同時に、さまざまな映画評論が存在するが、クルマに焦点を当ててみると、映画の意外な楽しみ方が見つかる。名作(迷作?)のなかから、DVDで観られる作品を中心に、クルマが活躍する映画をピックアップした『Cars in the Films』。語り手は、ジャーナリスト 小川フミオ氏と、OPENERS CARカテゴリー担当 山口幸一。時として役者より雄弁に、重要な役割を果たしている自動車。そのなかでも、とりわけマッチしていると小川氏が語る「コメディ篇」を第一回としてお送りする。『ナイト・オン・ザ・プラネット』山口幸一推薦国ごとの文化的背景を感じさせるクルマ選び山口 クルマが印象的だった作品で僕がまっさきに思い出すのは、ジム・ジャームッシュ監督作品『ナイト オン ザ プラネット』(1991年)です。特徴は、オムニバス形式で、ロサンゼルス、ニューヨーク、パリ、ローマ、ヘルシンキを舞台に、それぞれの都市で...
Cars in the Films Part.2──スリラー篇

Cars in the Films Part.2──スリラー篇

Cars in the Films Part.2──スリラー篇ジャーナリスト 小川フミオ氏とOPENERS CARカテゴリー担当 山口幸一が、自動車の出演が印象的な映画を紹介する『Cars in the Films』。第2回はスリラー。スリラーというと、日本では怪奇もの? と思われがちだが、英語の表現では“ドキドキ”を意味する、いわゆるミステリー。小川氏曰く、「クルマとものすごく相性がいいジャンル」で、たとえばエスピオネージ(スパイ)ものだったら、諜報部員が目的を達成するのにこのクルマがあったからこそ、とか。小川フミオ氏推薦『ジャッカルの日』史実を知りつつも、手に汗にぎるストーリー小川 フレデリック・フォーサイスの原作を、名画『地上より永遠に』『わが命つきるとも』『ジュリア』などで知られるフレッド・ジンネマンが監督した一級のスパイ映画が『ジャッカルの日』(1971年)です。1960年代、当時のシャルル・ド・ゴール大統領暗殺計画を題材にした作品で、ド・ゴールは暗殺されなかったという史...
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