グッチの美学を体感するバーが大阪に誕生

GUCCI｜グッチジャルディーノ

グッチが大阪・梅田の中心地に新たなバー「グッチジャルディーノ大阪」をオープン。これは、イタリア・フィレンツェにある「グッチジャルディーノ」に次ぐ世界で2つめの店舗。グッチの世界観、イタリアの文化、日本の感性が融合したオリジナルカクテルやフードが提供され、五感でメゾンの美学を感じられる場に仕上げられている。

Text by WASEDA Kosaku

日本の感性を繊細にミックスした、オリジナリティ溢れる世界観

2022年、イタリア・フィレンツェにある「グッチパラッツォ」があるシニョーリア広場に誕生した「グッチジャルディーノ」。日中はくつろいだ雰囲気、夕方から夜は活気に満ちた場として楽しめる2つの顔を持つオールデイカフェ＆カクテルバーとして、訪れる人々を魅了している。

2024年11月、「グッチ大阪」のリニューアルオープンと同時に誕生した「グッチジャルディーノ大阪」はフィレンツェに続いて世界で2つめの店舗となる。イタリアのエレガンスと日本のコンテンポラリーな感性が融合した空間に仕上げられており、フィレンツェの店舗とはまた違った体験が味わえる。

約109平方メートルの広さを誇る店内には、落ち着いた雰囲気のレセプションエリア、バーカウンターやテーブル席を備えたメインバーがあり、またプライベートなひとときを過ごしたいゲストのために個室も用意されている。

さらに、店内には「ラボラトリー」という独自の空間があり、ここではイタリアと日本の味をアーティスティックに融合させたミクソロジーとバーフードのペアリングを楽しむことができる。店内のデザインは、グッチのシグネチャーカラーである「グッチロッソアンコーラ（深みのあるレッド）」を基調に、メイド・イン・イタリーのソファや家具がゆったりと配置されている。空間デザインにも日本の美意識が洗練された形で取り入れられている。

Courtesy of Gucci
Courtesy of Gucci

提供されるカクテルは、経験豊かなミクソロジスト、セバスチャン・ヴィゲラの監修のもと、イタリアのバー文化を象徴する定番のカクテルであるネグローニやスプリッツをはじめ、イタリアと日本の豊かな伝統からインスピレーションを得たオリジナルカクテルが提供される。セバスチャン・ヴィゲラが創り出すオリジナルカクテルは、イタリアと日本の伝統への深い敬意と革新の精神が融合した作品だ。単なる素材の組み合わせを超え、風味や香りの旅を通してミクソロジーの芸術を体験できる。

大阪アモーレ
イタリア文化と日本食材への愛を表現した、クリーミーで複雑な味わいのカクテル。日本酒「月の桂」をベースに、桜、北海道産生クリーム、金木犀のエッセンスが絶妙に融合。

セバから見たアマルフィ
バーマネージャーの故郷チリ、イタリア、そして日本を巡る旅へ誘うカクテル。アンデス山脈産マスカット100％使用のピスコと、アマルフィ海岸のリモンチェッロ、柚子のエッセンスが絶妙に絡み合う。

生きがいニート
日本を代表するウイスキー「響」をベースに、奈良の自然の恵みと宇治抹茶が調和した一杯。ストレートまたはロックで飲むほどに、個々の「生きがい」へのインスピレーションが広がる。

カクテルを楽しみながらリラックスした時間を過ごしたり、「ラボラトリー」でエキサイティングなペアリングを体験できる「グッチジャルディーノ」は、グッチの美学と世界最高水準のホスピタリティが融合した空間で、日本の伝統への深い敬意を感じつつ、クリエイティブな旅のようなひとときを体感できる。

さらに、イタリア・フィレンツェの「グッチジャルディーノ」でも提供されるシグネチャーカクテルや、オリジナルのモクテル（アルコールなしカクテル）もラインナップされている。

また京都の酒蔵、増田德兵衞商店とグッチのコラボレーションにより、30年もの古酒「月の桂 30年ヴィンテージ」を限定で提供する。この特別なアイテムは、カラメルやダークチョコレート、ウッディな香りが特徴的で、複雑さの中に調和があり、都会の喧騒を離れ、長い伝統をもつ京都の悠々とした時間の流れを感じさせる１杯だ。

もちろんフードも充実。イタリアの名店「グッチオステリアダマッシモボットゥーラ」のシグネチャーである「エミリアバーガー」をはじめ、日本とイタリアで愛されるカジュアルフードをアレンジしたユニークな料理が提供される。

バーニャカウダ
京都の雅な色彩にインスパイアされた、ポテトサラダとフレッシュな野菜に豆腐を使ったクリーミーなディップソースを添えた一品。

そばカルボナーラ
そばがローマのカルボナーラに変身。昆布とペコリーノチーズを使ったユニークなアレンジ。

餃子ボロネーゼ
和牛をパスタで包み、ボロネーゼソースとパルメザンクリーム、バジルソースを合わせた、日本とイタリアの融合料理。

シトロネート唐揚げ
イタリアンレモンを使った爽やかなソースと、カリッと揚がったフライドチキンの絶妙なハーモニー。

抹茶ティラミス
宇治抹茶とホワイトチョコレートを使った、ティラミスの新しい解釈。

「グッチジャルディーノ大阪」は、イタリアと日本の文化が見事に融合した独自の空間で、洗練された体験ができる。伝統と革新が息づくミクソロジー、魅力的なフードペアリング、そしてグッチならではのラグジュアリーなホスピタリティが一体となり、大阪の中心で新たなバー文化が生まれたのだ。グッチの美学を感じながら、イタリアと日本が織り成す、ここでしか味わえないひとときをぜひ、味わってみてほしい。

Courtesy of Gucci

セバスチャン・ヴィゲラ
チリ・サンティアゴ出身のミクソロジスト。イタリア人の母を持つ彼にとって、イタリアとの繋がりは常に身近なものであった。郷土の伝統的なピスコサワーとの出会いから始まり、この影響は、料理やワインへの理解を深める要因ともなっている。17歳からニューヨーク、マイアミ、ローマ、リヨン、ハリスコなど世界各地を旅し、ミクソロジーとワインの研究を重ねてきた。日本で10年以上の実績を持ち、世界で2つめの「グッチジャルディーノ」バーマネージャーとしてその経験を大阪に持ち込むこととなる。

グッチジャルディーノ
住所｜大阪府大阪市北区梅田2-2-22 ハービスPLAZA 2F（エントランスは1F）
営業時間｜17:00-24:00 (ラストオーダー 23:00) ※定休日は施設に準じます。

問い合わせ先

グッチジャルディーノ
Tel.06-6343-0080
https://www.gucciosteria.com/ja/osaka-garden

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