「メゾン マルジェラ」の福岡初の直営店が岩田屋にオープン|Maison Margiela

「メゾン マルジェラ」の福岡初の直営店が岩田屋にオープン|Maison Margiela

Maison Margiela|メゾン マルジェラ福岡では初の直営店が岩田屋にオープン九州では大分に次ぐ「Maison Margiela(メゾン マルジェラ)」の直営店が福岡・天神の百貨店、岩田屋に誕生した。オープンを記念した、限定商品も発売される。Text by MURAMATSU Ryo(OPENERS)アイコニックなふたつの限定商品昨年の10月にジョン・ガリアーノがクリエイティブ・ディレクターに就任した「メゾン マルジェラ」。2015-16秋冬ウィメンズコレクションでは、ガリアーノらしいロマンティックなムードが漂う女性像を提案。ファーストルックのほっそりとしたマキシ丈のコートや、小花柄をあしらったコンパクトなヴェルヴェットのテーラードジャケットなど、クラシカルなアイテムが見るものの目を奪った。パリでも大きな話題を集めたメゾン マルジェラの直営店が、5月22日(金)に福岡の岩田屋にオープンした。福岡では初となるこのブランドのショップは、ウィメンズのプレタポルテをはじめ、シューズ...
citruss GALLERY&STORE|中原慎一郎氏が九州クラフトを発信

citruss GALLERY&STORE|中原慎一郎氏が九州クラフトを発信

citruss GALLERY&STORE|シトラス ギャラリー アンド ストア九州のクラフトに触れる発信拠点、福岡パルコ新館の5階にオープン11月13日(木)に福岡・天神にオープンする福岡パルコ新館。魅力的なショップやスペースがひしめくなかに、九州で生まれたクラフトやプロダクト、またその背景となる土地の魅力を立体的に編集する「citruss GALLERY&STORE(シトラス ギャラリー アンド ストア)」が誕生する。Text by WAKABAYASHI Satsukiランドスケーププロダクツ代表・中原慎一郎氏がプロデュース「シトラス ギャラリー アンド ストア」のテーマは、“もの作りはここからはじまる”。さまざまな作り手を紹介しながら、モノ作りへの興味を促しつつ、さまざまな可能性を提示していく。店名の由来は、九州は柑橘類の産地であること=citrus、建築構造のトラス構造=truss、これらを掛け合わせた造語によるもの。そこには九州がより繋がっていくよ...
TRAM|トラム

TRAM|トラム

TRAM|トラム北欧の暮らしのなかから生まれた道具北欧生まれのクラフト感あふれる飾り気のない日用品。日本の手仕事の伝統が育んだ日々使うための道具たち。今回は福岡にある北欧雑貨を中心にあつかう店「トラム」を紹介。写真と文=加藤孝司時の流れに左右されないものとの関わりに気づかせてくれる店福岡市内の中心地にある閑静な住宅街。その一角にひっそりとたたずむ鶴翠荘という名前の小さなアパート。2階に上がる階段の手すりの、長年使いこまれたあたたかな手触りが心地よい、歴史を重ねてきた建物だ。どこの町にもあるどこにでもある見馴れた風景。このアパートはそんな一見どこにでもありそうな日常を映し出していながら、この店を訪れる人に特別な一日を感じさせてくれる雰囲気にみちている。店主自ら足を運び、北欧の小さな町から持ちかえられた日常使われていた道具たち。人びとの生活をより良く改善しよう、というデザイナーの強い意志から生まれた器や道具、名もなき職人の丁寧な手仕事から生まれた日用使いのための道具など、いますぐ連れて...
BOUUN|望雲

BOUUN|望雲

BOUUN|望雲人、もの、文化といったさまざま角度からのアプローチ日々の暮らしを彩る、さまざまな器や道具、ときを経て深みをます人の暮らしの知恵。丁寧な暮らしのなかから生まれたモノたちには、機能というものがもつ美しさが備わっています。今回は福岡からそんな暮らしのなかにある豊かさを教えてくれるショップを紹介。文=加藤孝司望雲という価値基準によってふるいにかけられたモノたち昔ながらの親しい友人の家を訪れるときのように、玄関のたたきで靴を脱ぐお店のスタイル。少しやけた畳の風合いと、やわらいひかりが射し込む窓辺の景色。その空間全体にながれているのは、ゆっくりとそして丁寧に日々を生きていたい、という静かな暮らしのたたずまいだ。7年ほどまえに、古いものやオリジナルのモノを、そのときどきで空間を移動しつつ展示するという、ユニークな「移動ギャラリー」というスタイルではじまった望雲。そのお店自体のありかたや扱うものをふくめ、既成のギャラリーや古道具屋とはおもむきのことなる望雲のスタイルは、そんな活動の...
ORGAN|オルガン

ORGAN|オルガン

ORGAN|オルガン「ENOUGHな暮らし」を考えるオーナーの気持ちちまたにあふれるさまざまなモノやデザイン。その本質について考えたり、背景に思いをはせることはデザインををより深く知るための楽しみのひとつだろう。今回は福岡で暮らしのなかからそんなデザインとの関わり方を提案するショップを紹介。写真と文=加藤 孝司オルガンという、音楽のようにデザインを奏でる店福岡市内から少し離れた街の駅前にある、おもむきのある一棟のビル。建物のエントランスになるガラス扉には小さな字で「organ」という文字が描いてある。ショップがある3階までの階段をゆっくりとのぼり、その途中にふと思った。初めて訪れるお店に一歩足を踏み入れる瞬間は、どの街にあるどんなお店をたずねても少しばかりの緊張を感じる。あたらしい出会いと新鮮な驚き。だからというわけではないが、そのドアの向こうがわにあるモノや人にはいつも敬意に似た気持ちをいだいている。いまでは北欧やアメリカのヴィンテージ家具や雑貨を扱うお店として知られるオルガンは...
四月の魚|shigatsu no sakana

四月の魚|shigatsu no sakana

四月の魚|shigatsu no sakana唯一無二の空間に置かれる古道具たちのどかに広がる田園風景。白壁造りのたてものや、家々のあいだをぬうように築かれた水路。そこに暮らす美しい人びと。今回は福岡県うきは市吉井町にある古道具のお店を紹介。写真と文=加藤孝司静かに、そして生きるということにたいして、あたりまえに暮らす喜び福岡県の東南に位置する吉井町は、豊後街道の宿場町として栄え、いまでもところどころに白壁土蔵造りの商家がのきをつらねる風情のある町だ。福岡市内から高速に乗り、朝倉か杷木あたりで高速を降りると、そこはのどかな風景の広がる田園地帯である。あるひとつのモノから受ける印象は人それぞれ、さまざまだ。モノといえども機能の面からみることによって見えるものと、美的な情緒的な側面から見ることとでは見えてくるものもおのずと異なる。モノも人と同じように何かの機能をもち、誰かの役にたつ道具であるまえに、かけがえのないある特定の個性ある存在感をもつものだ。「四月の魚」は古道具をあつかうお店だ...
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