ART|展覧会と映画、ふたつの視点から写真家・現代美術作家 杉本博司に迫る

ART|展覧会と映画、ふたつの視点から写真家・現代美術作家 杉本博司に迫る

ART|映画『はじまりの記憶 杉本博司』も公開!20世紀を代表するファッションをとおして“装う”ことを問う「杉本博司 ハダカから被服へ」原美術館にて開催国際的に高い評価を受ける写真家・現代美術作家 杉本博司による展覧会「杉本博司 ハダカから被服へ」が、3月31日(土)から7月1日(日)まで、東京・品川の原美術館にて開催。さらに同時期に映画『はじまりの記憶 杉本博司』も公開され、その後DVDの発売を予定している。Text by FUJITA Mayu (OPENERS)「人類の古層の記憶」を追い求める作家 杉本博司デジタルメディア時代のいま、写真画像の加工や修正は、コンピュータ上で誰でも容易におこなえるものとなった。そんなテクノロジーの進化とは裏腹に、世界は写真家・現代美術作家 杉本博司の“眼”を求めている。デジタル時代以前より写真は虚構であることを見抜き、カメラの眼で世界を捉えることで、人間の性(さが)を追求。その精緻なモノクロームのプリントは、透徹した思考と卓越した技術に裏打ちさ...
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ART|原美術館で『アート・スコープ2012-2014』展

ART|原美術館で『アート・スコープ2012-2014』展

ART│旅の経験を表現として作品に結実させる4者4様のアプローチ『「アート・スコープ2012-2014」-旅の後(あと)もしくは痕(あと)』日本とドイツの現代美術家4人が異国での滞在プログラム「アーティスト・イン・レジデンス」の成果を発表する『「アート・スコープ2012-2014」-旅の後(あと)もしくは痕(あと)』が品川区・原美術館で開かれている。10月13日(月・祝)まで。Text by YANAKA Tomomi今村遼佑、大野智史、リタ・ヘンゼン、ベネディクト・パーテンハイマーの4人が出展日独で互いに現代美術のアーティストを派遣、招聘し、異文化での生活を体験しながら、アートに生かしてもらおうとダイムラー・ファウンデーション ジャパンが展開している「アート・スコープ」。原美術館では2003年から「アート・スコープ」のパートナーを務めており、交換プログラムの成果を踏まえた展覧会を開催してきた。今年の展示では、2012年にドイツから招聘したRita Hensen(リタ・ヘンゼン)と...
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