クリエイターとともに考えるポスト東日本大震災

坂本龍一|SAKAMOTO Ryuichi

坂本龍一|SAKAMOTO Ryuichi

特集|THINK POSITIVE!坂本龍一が考える「いま私たちにできること」──あなたが考える「いま私たちにできること」とは?まず祈る。そして寄付すること。お金はいくらあっても足りないだろうから。1円でも1億円でも、額は問題じゃない。もちろん物資を送ってもいい。あまり被災地をウロチョロすると邪魔になるから、行くなら現場の声をよく聞いて、自己満足にならないように気をつける。──自分たちの職域やライフスタイル上でできるアクションそれぞれの立場で、有名性やスキルを生かして寄付をし、募るべきなのは言うまでもない。それ以上に大事なのは、こうでありたいという近未来の日本・世界のヴィジョンを想い描き、提示すること。目先の対処療法でない、大きなビジョンを。坂本龍一|SAKAMOTO Ryuichi音楽家1952年東京生まれ。78年『千のナイフ』でデビュー。同年YMOに参加。88年アカデミー賞作曲賞他を受賞。2006年に「commmons」を設立。また07年有限責任中間法人「more trees」...
Rie OMOTO|オモトリエ

Rie OMOTO|オモトリエ

特集|THINK POSITIVE!Rie OMOTOが考える「いま私たちにできること」──あなたが考える「いま私たちにできること」とは?命、人生の意味、現実を見つめ、いま私たちにできること。まず義援金。ニューヨークでも多数開催されているチャリティイベントへの参加。さらに人種を問わず友達、仕事関係者に対し、少しでも協力してもらえるようメールなどで援護金の呼びかけをしています。かなりのひとたちからレスポンスが返ってきていますよ。大自然の力の前に、自分の力の小ささに愕然としたりもしましたが、それでもなにかはできる、生きているのだから。個人個人が以前とおなじアティチュードで仕事をしたり、生活しようとする意志、明日を信じるという意思、そして自分ができることを行動に移すという勇気。それが必ずパワーになると信じています。元気でいることも大事なことだと思います。私たちが必要とされるとき、自分にバトンがまわってきたとき、踏ん張れるように精神的にも肉体的にも強くいること。──自分たちの職域やライフス...
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