ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(1)|JAY TSUJIMURA

ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(1)|JAY TSUJIMURA

JAY TSUJIMURA|ジェイ・ツジムラインディペンデントな空気がよく似合うアトリエ兼ショップジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(1)この春まで、東京・谷中にアトリエ兼ショップを構え精力的に創作活動をつづけていたジュエリーデザイナーでクラフトマンのジェイ・ツジムラ氏が、高円寺南にスタジオを移転。谷中で過ごした8年から心機一転、「もうちょっとちがう自分にならなきゃいけない」と語るジェイ氏のアトリエを訪ねた。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)ばらのジャクリーヌ デュプレが出迎えるスタジオJR高円寺駅の南口から夏の名物、阿波踊りが練り歩く通りを下っていくと、右手に大きなこぶしの木が見えてきて、マンションや飲み屋、ラーメン屋、カフェなどが取り囲む一角に、昔懐かしい雰囲気の建物が存在する。「これでも自分たちでかなり手を入れてきれいにしたんですよ」というジェイ氏とパートナーの慧子さ...
ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(2)|JAY TSUJIMURA

ジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(2)|JAY TSUJIMURA

JAY TSUJIMURA|ジェイ・ツジムラ高円寺のアトリエ兼ショップから発信する、自分を奮い立たせるメッセージジェイ・ツジムラのスタジオが東京・高円寺南に移転オープン(2)この春、8年過ごした東京・谷中から、高円寺南へアトリエ兼ショップを移転したジュエリーデザイナーでクラフトマンのジェイ・ツジムラ氏。ジェイ氏が作り出すコレクションは世界でも類を見ないハンドメイド作品で、「ライカ」をドレスアップするシルバー925のホットシューカバー&ソフトレリーズや、「ギブソン」用のフローラルのトラスロッドカバーなど、男ならではのこだわりを感じさせるアイテムを世界へ発信している。 Photographs by SUZUKI Shimpei Text by KAJII Makoto (OPENERS)ジェイ氏が身につけているラッキーチャームは?ニューヨークで2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件を体験し、日本で2011年3月11日の東日本大震災を体験したジェイ氏。「震災では、谷中のスタジオが...
谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(3)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(3)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(3)アラン・ウエスト&トーキョーバイク自分のペースで、自分の好きなことを、ゆっくりとカタチにしている人が多いのも谷中の特長でしょう。東京の西側よりも「本物」で、魅力的な人やモノがたくさんみつかります。Photo by JamandfixText by OPENERS彼の日本画や屏風画には、彼が筆をとっている理由がちゃんと入っていますアメリカ出身のアラン・ウエストさんのアトリエです。アランさんは、毎年、谷中芸工展のときには「アトリエ アラン・ウエストの虫干し」と題して、アトリエ内を開放しています。最初にこのアトリエの前に立ったとき、すごいスタジオをもっているんだなと驚きました。彼がアトリエにいるときに立ち寄ると、塗料や顔料のことを教えてくれたり、愛犬のハンプトンと遊んでくれたりします。使っている素材や描き方は日本画の伝統をしっかり引き継ぎながら、スタイルは彼が感じたまま表現されています。それがとても自然でいい。大きい作品も描いていて、彼から日本とは...
谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(2)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(2)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(2)レプロット&SCAI THE BATH HOUSE谷中界隈の魅力は、自分のアイディアで、自分で発信している人が多いところ。僕も張り合いになるし、みんな一緒に暮らしている感じでとても楽しい、あったかい町です。Photo by JamandfixText by OPENERS谷中の魅力を教えてくれたのが、「Leprotto(レプロット)」の高橋さんです「レプロット」はイタリア語でうさぎ。今年の7月に現在の場所に引っ越してきました。商品は手づくり、手縫いの革小物で、イタリアから取り寄せる革素材も糸も選べる完全オリジナルです。型を切って、糸の穴を開けて、手で縫っていくのは、とても根気のいる仕事でしょうが、できあがったものを手に取ると、柔らかくてあたたかくて、大事に使いたくなります。完成まで2ヵ月は待つそうです。縫っている作業を見ていると、時間がゆっくり過ぎていきますね。都会生活で忘れているものを思い起こしてくれます。谷中のお店と人は、だいたい“クウネ...
JAY TSUJIMURA|新型ライカをドレスアップ「Mr. M for Leica M240」

JAY TSUJIMURA|新型ライカをドレスアップ「Mr. M for Leica M240」

今度は全15色、カメラとのカラーコーディネイトが楽しめる!新型ライカをドレスアップ「Mr. M for Leica M240」ライカMを愛するひとに捧げるローレルクラウン……その名も“Mr. M”──ギリシャ神話の時代から勝利や栄光、永遠の愛のシンボルとして崇められてきた月桂樹・ローレル。勝利の印でもある王冠のクラウンに象(かたど)り創ったジュエリーは、ライカMオーナーだけのスペシャルなラッキーチャームです。Text by Jay TsujimuraPhotographs by WADA Takahiro新型ライカ Leica M240 専用のドレスアップジュエリーは、世界初!JAY TSUJIMURA が考えるラッキーチャームとは、「今の自分から未来の自分への贈りもの」。Mr. M が装着されたライカMを手にするたびに、ローレルクラウンの意味を思い出してほしい。あなたの今、そして未来の……勝利、栄光、そして永遠の愛を……。僕がデザインするジュエリーは、格好良い“だけ”のスタイルを...
ジュエリー新作『Frozen Floral』発表

ジュエリー新作『Frozen Floral』発表

新作シリーズ 『Frozen Floral』 発表谷中のスタジオの完成を機に、やっと新しいシリーズ 『Frozen Floral』 をリリースすることができました。のぞきこむと “バロック” があるモチーフ部分を上から見るととてもシンプルに見えますが、中と裏側をよく見ると手仕事の細工が施されていて、とてもモダンな仕上がりとなっています。発想は、ルキノ・ヴィスコンティ監督の 『Ludwig (ルードヴィヒ) 』 の主人公、エルン王ルードヴィヒ2世の洋服のカラーやテクスチャー (素材感) をイメージ。貴族趣味的なスモーキーなカラーバリエーションが新鮮です。モチーフの表面はエポキシで覆われていて、中は “氷のような花びら模様” が透けるようになっているので、『Frozen Floral』 と名づけました。表面のエポキシ自体も立体的に磨き落とすという、テクニック的には今の僕の持てるマックスを注ぎ込んでつくりました。男のタイドアップしたスーツスタイルにも似合う、まさにwild but ele...
谷中フレンドの輪~JAY TSUJIMURA&Hampton編~

谷中フレンドの輪~JAY TSUJIMURA&Hampton編~

谷中フレンドの輪~JAY TSUJIMURA&Hampton遍~新作コレクションが完成しました!谷中芸工芸展の期間中、僕のスタジオ「JAY TSUJIMURA&Hampton」でもニューヨーク時代の仲間でちょうど帰国していたアンビエント音楽の坂本直くんのノイズ音楽を流し、写真家タカくんの写真を店内と外壁に飾っていました。Text by OPENERSPhoto by Jamandfix「more personal more happiness」完成しました!今回の谷中芸工展にあわせて、スタジオの外装を黒く塗り替えました(さらに、現在は、クリスマスバージョン! 必見!)。内装が真っ赤なので、外から見た瞬間に店内に目がいくように引き締めたかったのと、“スピリッツ・オブ・フリーダム”や“バロン” という種類のバラが映えるようにしたかったのです。写真は、写真家のtakaの作品で、浅草の花やしきでパンダカーを撮ったもの。彼はなんと9歳から写真を撮っていて、世界中で活動しています。さて、新作の...
谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(1)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(1)

谷中フレンドの輪~谷中芸工展より~(1)nakamura&いろはに木工所10月6日から14日まで、地元の谷中界隈で「谷中芸工展(http://www.geikoten.net/)」が開かれました。谷中に越してきてから初めての芸工展で、ちょうど新作コレクションシリーズ「more personal」の取材もあったので、カメラマンの野村クンとぶらりと散歩に出かけました。text by OPENERSphoto by Jamandfix谷中フレンドをご紹介します。まずはオーダーメイドの靴屋「nakamura」さん「Original Shoes and Sandals nakamura」は谷中でも、とくに有名ですね。アポなしでしたが、中村 民さんはいつもの笑顔で撮影に応じてくれました。ありがとうございました。中村隆司さんと民さんがつくる靴はすべてカスタムメイド。お客さんが気に入ったデザインの見本をためし履きして、つぎに実際に足のサイズを測り、革、カラーを選んで、革の裁断から手で仕上げていきま...
JAY TSUJIMURA TOKYO|ギブソンのためのギタージュエリー

JAY TSUJIMURA TOKYO|ギブソンのためのギタージュエリー

JAY TSUJIMURA TOKYO|ギブソンのためのギタージュエリー“究極”のシルバー トラスロッドカバーが登場ギタリストに憧れたら一度は手にしたいと夢見る最高のギター、それがギブソンだ。完成されたギターであるがゆえに、男たちは自分色に染めようとカスタムを試みる ── シルバージュエリー・デザイナー、JAY TSUJIMURAは、ギタージュエリーをステアリングシルバーを用いて、オーガニックのフォルムを大胆に立体的に細工し創り上げた。これがまさに、“究極”のトラスロッドカバーだ。Text by OPENERS & Jay Tsujimuraスポットライトを浴びて光り輝くギブソンヘッドもし、あなたがギタリストなら思わずこう言うだろう。「こんなTruss Rod Cover(トラスロッドカバー)は、今まで見たことがない」と。JAY TSUJIMURAが創る作品は、男性的でワイドなボリューム感と女性的でエレガントな繊細さが表現されている。独自の技術と感性によって、高級感溢れるシ...
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