Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|セイコーのメカニカルウォッチが生まれる場所

Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|セイコーのメカニカルウォッチが生まれる場所

Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000セイコーのメカニカルウォッチが生まれる場所「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」搭載の10振動/秒ムーブメント。このキャリバー「9S85」は、セイコーのテクノロジーとクラフツマンシップを語る、岩手県・雫石の工房で生み出されている。文=野上亜紀写真=西川節子10振動/秒のムーブメントが生まれる場所今年発表された「グランドセイコー メカニカルハイビート 36000」。この時計が搭載する10振動/秒のムーブメントは、岩手山を望む自然豊かな地、雫石にある「盛岡セイコー工業株式会社(以下・盛岡セイコー工業)」で製作されている。そしてこの社屋内にはメカニカルムーブメントの組立てを手作業で行っている「雫石高級時計工房」も存在する。ここはいわば日本のマニュファクチュールともいえる場所だ。キャリバー「9S85」のコンプリートムーブメント。グランドセイコー...
SEIKO|Grand Seiko生誕50周年

SEIKO|Grand Seiko生誕50周年

グランドセイコー生誕50周年記念すべきアニバーサリーモデル今年2010年、「グランドセイコー」が生誕50周年を迎える。それを機に今後展開されるアニバーサリーモデルのお披露目が、東京・虎ノ門にある菊池寛実記念「智美術館」で開催された。グランドセイコー 生誕50周年を祝う2010年の今年、セイコーのフラグシップコレクションである「グランドセイコー」が生誕50周年を迎える。セイコーは1960年12月18日、“世界最高級の腕時計を作り出したい”という、腕時計への深い情熱からこのコレクションを生み出した。日本を代表する腕時計の名に恥じない高精度を実現するために独自の精度規格をつくり、1960年代終わり頃には、機械式時計の常識を超える高精度を達成。その後も「実用時計の最高峰」を求めて研究を重ね、愛好家の心をとらえる数々の名品を製作してきた。先の5月24日、その生誕50周年を祝うアニバーサリーモデルのお披露目が、東京の菊池寛実記念「智美術館」で行われた。近日発表されたばかりのモデルから今秋11月...
グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part1:新たなるデザインへの挑戦

グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part1:新たなるデザインへの挑戦

Grand Seiko Mechanical High Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000Part1:新たなるデザインへの挑戦2009年、セイコーの定番コレクションである「グランドセイコー」からニューモデルが発表された。毎時36,000振動を刻む高速振動ムーブメントを搭載した新開発のモデル「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」だ。ムーブメントの開発に始まり先端の技術を集めたモデルだが、そこにはゼンマイ開発を始めとする地道な時計作りを重ねてきたセイコーの「実用時計へのこだわり」を見て取ることができる。このハイビートモデルにまつわる人々の話を聞きながら、実用時計と真摯に向き合ってきたセイコーによる時計製作の指針を覗く。文=野上亜紀Photo by Jamandfix新開発を支えたデザイナーの力今年、新開発のムーブメントが話題となった「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」。ムーブメントはもちろんのこと、デザイン面...
グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part2:部品から始まるムーブメント開発

グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000|Part2:部品から始まるムーブメント開発

Grand Seiko Mechanical High-Beat 36000|グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000Part2:ムーブメント開発に見る「人の手」の力セイコーは今年、毎時36000振動のハイビートモデル「グランドセイコー メカニカル ハイビート 36000」を発表した。実用時計に向き合い、地道な開発を重ねてきたからこそ生まれた時計だ。このメカニカルウォッチの心臓部には、セイコーが大切に育ててきた「人の手」の力が込められている。文=野上亜紀Photo by Jamandfix設計変更が伝える実用時計の製作指針今年発表された新作「グランドセイコー メカニカル ハイビート36000」。毎時36000振動を刻むハイビートのモデルだが、同社では1968年以来のおよそ40年振りの開発となる。今回話を伺ったセイコーウオッチ マーケティング部、関 修一郎さんは、グランドセイコーに10年以上携わってきた人だ。今回のハイビートモデルにも、もちろん企画の段階から参加をしている...
グランドセイコー|クォーツウォッチ誕生40周年記念、その歴史に思いを馳せた限定モデル登場

グランドセイコー|クォーツウォッチ誕生40周年記念、その歴史に思いを馳せた限定モデル登場

Grand Seiko|グランドセイコークォーツウォッチ誕生40周年記念、その歴史に思いを馳せた限定モデル登場世界初のクォーツウオッチが誕生した1969年。「セイコー クオーツ アストロン」がそのはじまりである。今年2009年、世界初のクォーツウォッチ誕生40周年を記念して、「グランドセイコー」から限定モデルが発売された。Text by OPENERS「正確な時」が追求された美観世界初のクォーツウオッチが誕生したのは1969年のこと。セイコーが商品化した「セイコー クオーツ アストロン」がそのはじまりである。今年2009年、世界初のクォーツウォッチ誕生40周年を記念して、「グランドセイコー」から限定モデルが発売された。搭載されたのは、高性能クォーツムーブメント「キャリバー9F」。1993年以来「グランドセイコー」専用として重用されてきたムーブメントだ。長くて太い針を回すために通常の約2倍のトルクを持つ「ツインパルス制御モーター」、午前零時過ぎに1/2000秒で切り替わる「超高速日送...
SEIKO|グランドセイコー 50周年記念メカニカル限定モデル

SEIKO|グランドセイコー 50周年記念メカニカル限定モデル

SEIKO|セイコー日本の機械式時計技術の真髄がここに1960年、世界のトップへと君臨していたスイス製ウォッチにひけを取らない精度を持つ高級ウォッチとして、当時持てる技術のすべてを注ぎ込んで発売された「グランドセイコー」。その後も、スイスを凌ぐ高精度への挑戦を続け、1970年前後には実用精度でも、その背景となる調整理論でもまちがいなく世界のトップクラスに到達した。これはその誕生50周年を記念して発売される3種類の限定モデルのひとつ。文=渋谷康人GRAND SEIKO 50th Anniversary Mechanical Limited Modelグランドセイコー 50周年記念メカニカル限定モデル最大の魅力は、現在世界でもめずらしい10振動のハイビート(テンプの1秒間の振動数が8振動以上をハイビートと呼ぶ。理論的には振動数が高ければ高いほど精度を向上させることができる)の機械式の自動巻きムーブメント「9S85」。記念限定モデルにふさわしく、熟練の時計技術者たちの手でスペシャルチュー...
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