BMWのニューモデル「X6」に見る”クーペ的”なこと
「BMWのニューモデル「X6」に見る”クーペ的”なこと」に関する記事
Chapter 3 受け継がれるクーペのDNA
Chapter 3 受け継がれるクーペのDNA高級車メーカーとして、それぞれの時代を代表するクーペを生み出してきたBMW。そこに貫かれるのは絶対的なエレガンスとスポーティネスだ。長い歴史のなかで生み出された数々のクーペのDNAは、今日のモデルにも受け継がれ、そしてX6へとつながる。BMWが誇る、珠玉のラグジュアリークーペたち。Photo by BMW高級4シータークーペの気品BMW 6シリーズ クーペ世界でもっとも美しいクーペと称された初代「6シリーズ」。しばしの休眠を経て復活した現行2代目も、優美さと精悍さをあわせもつスタイリッシュクーペであることにかわりはない。スタイリングを指揮したのは、BMWのデザインチーフであるクリス・バングル。伝統美のなかに新しさを創出しようとする彼の意欲があらわれている。全体的に滑らかな曲線で構成されるフォルムに、長めのノーズからルーフ、リアへと伸びるスリークなラインを採り入れ、クーペ独特の流麗さを演出。一方リアエンドは、世界的に話題を集めた「7シリー...
特集|BMWのニューモデル「X6」に見る“クーペ的”なこと
クーペはこの先、いかにあるべきか。BMWが出した答えのひとつが、ニューモデル「X6」だ。エレガントなクーペのデザインに高いユーティリティ性と走破性を融合させ、スポーツ・アクティビティ・クーペという新しいジャンルを開拓したこのモデルを前に、クルマにおける、ファッションにおける、そしてライフにおける「クーペ的」なことについて考えてみた。エレガントなクーペの衣に、高いユーティリティ性と走破性を融合させた、スポーツ・アクティビティ・クーペこと「BMW X6」がデビューした。BMWが考える、クーペの新しいかたちとはどんなものか。そのコンセプトとオリジナリティを紐解く。(08.06.24)「クーペ的」な服とは、たとえばスポーティでエレガントなスタイル。その要素を持つ、クルマとファッションの目利きが選んだボッテガ・ヴェネタ。その魅力を語るトークショーが開催される。(08.06.25)高級車メーカーとして、それぞれの時代を代表するクーペを生み出してきたBMW。そこに貫かれるのは絶対的なエレガンスと...
Chapter 1 BMWのニューモデル「X6」デビュー
ビーエムダブリュ X6|BMW X6エレガントなクーペの衣に、高いユーティリティ性と走破性を融合させた、スポーツ・アクティビティ・クーペこと「BMW X6」がデビューした。BMWが考える、クーペの新しいかたちとはどんなものか。そのコンセプトとオリジナリティを紐解く。Photo by BMW<スポーツ・アクティビティ・クーペとしてBMWは、新しい4人乗りのラグジュアリーモデル「X6」をデビューさせた。「X」は、BMWが標榜する「SAV」(スポーツ・アクティビティ・ビークル)に与えられるプリフィックスで、「X5」「X3」といったスポーティな4WDラインとして既に定着している。BMWが一般的なSUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)ではなくSAVと呼ぶ所以は、SUVを上回る卓越した走行性能をもってすれば、ユーティリティ(実用性)以上にアクティブなドライビングが楽しめるということをアピールしたいから。当然、X6もこの流れにのるモデルなのだが、X6はスポーツ・アクティビティ・クーペ...
Chapter 2 ふたりの目利きが語り合う「クーペ的」な服
Chapter 2 ふたりの目利きが語り合う「クーペ的」な服「クーペ的」な服とは、たとえばスポーティでエレガントなスタイル。その要素を持つ、クルマとファッションの目利きが選んだボッテガ・ヴェネタ。その魅力を語るトークショーが開催される。Photo by Bottega Veneta希少な宝石のようつい先日、ボッテガ・ヴェネタはラグジュアリーなブランドの“第1位”に選ばれた。名だたる老舗を差し置いてである。アメリカの富裕層の間でのことだからといって馬鹿にしないでいただきたい。この調査の対象となった彼らは、自ら努力して現在の地位をかち得た人びと──つまり、“価値のないものにはお金を遣わない”種族なのだから。このサーヴェイをまとめたアメリカの調査会社、ラグジュアリー・インスティテュートの担当者は語る。「彼らはこれ見よがしとみなされることを望みません」。また、そのなかでも少数とはいえない女性たちは「均質化しているブランドのなかで、ボッテガ・ヴェネタを希少な宝石のように感じている」とも。「シ...
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