2014年国際映画祭速報

特集|2014年国際映画祭速報|アカデミー賞

特集|2014年国際映画祭速報|アカデミー賞

MOVIE|第86回アカデミー賞各部門の受賞作品を最速リポート!3月2日(日)、アメリカ・ロサンゼルスでおこなわれた第86回アカデミー賞授賞式。授賞式までの1年間、アメリカ国内の特定地域で公開された作品を対象に、6000人以上とされるアカデミー会員の投票によって受賞者を選出する。ときに予想だにしていなかった俳優やスタッフが選ばれる、“番狂わせ”が起こるのがこの映画祭の面白いところ。世界が注目する舞台で、今年オスカー像を手にしたのは?Text & Edited by TANAKA Junko(OPENERS)Photographs by The Academy of Motion Picture Arts and Sciences© 2013 Bass Films, LLC and Monarchy Enterprises S.a.r.l. in the rest of the World. All Rights Reserved.作品賞脚色賞『それでも夜は明ける』製作国:ア...
特集|2014年国際映画祭速報|サンダンス映画祭

特集|2014年国際映画祭速報|サンダンス映画祭

MOVIE|第30回サンダンス映画祭各部門の受賞作品を最速リポート!今年で30周年を迎えたサンダンス映画祭。これまでにスティーヴン・ソダーバーグ、ダーレン・アロノフスキー、ジム・ジャームッシュなど、数々の逸材を発掘しては、世に送り出してきた場所だ。発起人は俳優、監督として活躍するロバート・レッドフォード。かつてインディペンデント映画を愛するクリエイターたちの“たまり場”だった場所が、いまや未来の映画界を占う一大イベントになりつつある。初日におこなわれたプレス向けの発表会で、レッドフォードは「変化というのは避けて通れないもの。かたくなに抵抗するか、流れに身を任せるか。そのどちらかだ。私たちはつねに後者でありたい」と語った。アニバーサリー・イヤーを彩るのは、37カ国から集結した118のノミネート作品。そのなかから選ばれた注目の受賞作品は? Text & Edited by TANAKA Junko and Winsome Li (OPENERS)Photographs b...
特集|2014年国際映画祭速報|ベルリン国際映画祭

特集|2014年国際映画祭速報|ベルリン国際映画祭

MOVIE|第64回ベルリン国際映画祭各部門の受賞作品を最速リポート!2月16日に閉幕した第64回ベルリン国際映画祭。毎年2月、ドイツ・ベルリンでおこなわれる世界三大映画祭のひとつだ。人呼んで「映画ファンのための映画祭」。商業ベースの作品よりも、芸術的に優れた作品にスポットを当てることで知られている。今年は脚本家・映画プロデューサーのジェームズ・シェイマス率いる7人の審査員が、20点の候補作品のなかから受賞作品を選出した。最高賞にあたる「金熊賞」は、中国出身のディアオ・イーナン監督が手がけたスリラー『白日焔火(ブラック・コール、シン・アイス)』が受賞。「最優秀男優賞(銀熊賞)」には、同作品で主演を務めたリャオ・ファン、「最優秀女優賞(銀熊賞)」には、山田洋次監督の『小さいおうち』で主演を務めた黒木華が輝くなど、中国勢、ひいてはアジア勢がベルリンを席巻した年となった。 Text & Edited by TANAKA Junko and Winsome Li (OPENE...
特集|2014年国際映画祭速報

特集|2014年国際映画祭速報

特集|2014年国際映画祭速報各映画祭の受賞作品を最速レポート!1月のサンダンス映画祭を皮切りに、今年も賞レースが開幕。ここでは、盛大な映画祭の舞台から届いた受賞結果を、最速でお届けする。Edited by Winsome Li(OPENERS)第30回サンダンス映画祭(1月16日~1月26日)サンダンス映画祭は毎年1月にアメリカ、ユタ州のパークシティーで開催される米国アカデミー賞公認の映画祭。今年で30周年を迎えた。作品の規模やジャンルを問わない、世界有数のインディペンデント映画の祭典として、年々その存在感を増している。第64回ベルリン国際映画祭(2月6日~2月16日)2月16日に閉幕した第64回ベルリン国際映画祭。毎年2月、ドイツ・ベルリンでおこなわれる世界三大映画祭のひとつだ。人呼んで「映画ファンのための映画祭」。商業ベースの作品よりも、芸術的に優れた作品にスポットを当てることで知られている。第86回アカデミー賞(3月2日)アメリカ・ロサンゼルスでおこなわれた第86回アカデミ...
特集|2014年国際映画祭速報|第67回カンヌ国際映画祭

特集|2014年国際映画祭速報|第67回カンヌ国際映画祭

MOVIE|第67回カンヌ国際映画祭各部門の受賞作品を最速リポート!5月14日より南仏の高級リゾート地で開催されていたカンヌ国際映画祭が、25日に閉幕した。一昨年と昨年はひどい悪天候に見舞われ、肌寒い日ばかりが続いたが、今年はコートダジュールの陽光が燦々と降り注ぐ好天に恵まれ、雨が降ったのは僅か2日だけであった。コンペティションに限らず、実在の人物や事件にスポットを当てた作品が多かった今年のカンヌ。現地で取材をつづけていた映画ライター、吉家容子さんの総評とともに早速振り返ってみることにしよう。Text by KIKKA YokoEdited by TANAKA Junko(OPENERS)Photographs by Cannes Film Festivalトルコ映画が32年ぶりにカンヌを制覇映画祭の華であり、日本からも河瀬直美監督の『2つ目の窓』が出品された注目のコンペティション部門の審査員は、1993年の『ピアノ・レッスン』で女性監督初の最高賞に輝いたジェーン・カンピオン(審査...
特集|2014年国際映画祭速報|第71回ベネチア国際映画祭

特集|2014年国際映画祭速報|第71回ベネチア国際映画祭

MOVIE|第71回ベネチア国際映画祭各部門の受賞作品を最速リポート! 9月6日、10日間にわたっておこなわれた第71回ベネチア国際映画祭が閉幕。フランス出身の作曲家、アレクサンドル・デスプラ率いる9人の審査員が、日本からの出品作品(塚本晋也監督の『野火』)を含む20作品のなかから受賞作品を選出した。授賞式の冒頭でデスプラは「10日間で20作品を観るという経験は、なかなか意義深いものでした。どの作品も素晴らしく、受賞作品を決めるのは簡単ではありませんでしたが、出品作品に関わったすべてのシネアスト(映画人)への尊敬の念と公平さをもって選出しました」と述べ、映画音楽を手がける作曲家らしい言葉で締めくくった。「Vive la musique! Vive le cinéma!(音楽万歳! 映画万歳!)」 Text by TANAKA Junko (OPENERS)Photographs by la Biennale di Venezia - Foto ASAC© la Biennale d...
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