残価設定ローンが創出する、クルマとのあたらしい関係
「残価設定ローンが創出する、クルマとのあたらしい関係」に関する記事
PORSCHE|ポルシェ|第1回 「ポルシェ911」を買いに
第1回 「ポルシェ911」を買いにあこがれのクルマ、ポルシェのオーナーになるため、ディーラーを訪れた。「ボクスター」をはじめ居並ぶ多くのポルシェたち。そのなかでもお目当ては、スポーツカーの頂点ともいうべき「911」だ。文=生方聡取材協力=ポルシェ ジャパン、ポルシェセンター目黒ポルシェ911カレラポルシェといえばここは都内にあるポルシェのショウルーム。いつもの通りからショウウインドー越しに眺めていた最新モデルが、きょうは手を伸ばせば届く距離にある。「ボクスター」の登場を皮切りに、SUV「カイエン」、2シータークーペ「ケイマン」とラインナップを拡大してきたポルシェ。選択肢が広がり、最初の一歩も踏み出しやすくなったおかげで、確実にユーザー層は広がりを見せている。しかし今回のお目当ては、40年以上の長きにわたりスポーツカーの理想を追い求めてきた「911」だ。おなじスポーツカーのボクスターやケイマンと比較すると値段は張るけれど、ポルシェはやはり911なのだ。ひとしきり911を熟視したところ...
PORSCHE|ポルシェ|第2回 残価設定ローンとは
第2回 残価設定ローンとは「911カレラ」の見積もりを前に、最近気になっている“あのローン”について、セールススタッフに聞いてみた。文=生方聡取材協力=ポルシェ ジャパン、ポルシェセンター目黒従来型の自動車ローンでは、対象全額でローンを組んでいたが、残価設定ローンでは、将来の下取り価格(残価または据え置き価格)を差し引いた額でローンを組むため、月々の支払い額を抑えることが可能。月々の支払い額を抑える月々18万円強の5年ローンで新車の「911カレラ」を手に入れるというプラン。悪くはないが、セールススタッフに、最近気になっている残価設定ローンについてたずねてみた。「はい、『ポルシェ パワーローン』ですね」最近、日本車でも積極的に導入している残価設定ローンは、据え置き型ローンとも呼ばれる比較的新しいタイプのプログラムだ。ローン終了時点の下取り価格を残価(据え置き価格)として設定し、この金額を最終回に支払うかわりに、月々の支払い額を抑えようというのがその特徴なのだ。実際、弾き出された数字を...
PORSCHE|ポルシェ|第3回 残価設定ローンとは第3回 最新モデルに乗りつづけるという選択
第3回 最新モデルに乗りつづけるという選択ポルシェ911とならんでクルマ好きのあいだで高い人気を誇るBMW M3。今回はこのクルマをテーマに、残価設定ローンのメリットを考える。文=生方聡写真=荒川正幸BMWの残価設定型ローン「バリューローン」ずっと恋い焦がれていたクルマを手に入れ、長くつきあっていきたいという願望がある一方、いつも最新、最先端モデルを乗りつづけたいと考えるのは、だぶん私だけではないと思う。たとえば、私にとっていまいちばん興味をそそる1台であるBMW M3。高回転型の4リッターV8を積む新世代のM3が日本に紹介されたのが2007年8月のこと。その1年後に登場したダブルクラッチ・トランスミッション「M DCT Drivelogic」が、メカ好きの私の心を揺さぶっている。長いつきあいに発展するかどうかは最初の車検までに見極めるとして、とにかく話題のモデルを試してみたい……。そんなことを考えながら、いつものように軽い気持ちでBMWのウェブサイトをのぞいていたら、BMW ファ...
PORSCHE|ポルシェ|第4回 残価設定ローンがスタンダードになる!?
第4回 残価設定ローンがスタンダードになる!?残価設定ローンをいち早く導入したBMW。いまや利用者数はスタンダードローンを超えているという。BMWジャパン・ファイナンスにて、マーケティング・サービスのジェネラル・マネージャーを務める合田健一氏に話を聞いた。文=生方聡BMW購入者の約3割がバリューローン輸入車ブランドばかりか、いまや日本の各自動車メーカーが積極的な取り組みをみせる残価設定ローン。「TOYOTA3年ぶんください」ですっかり市民権を得たこのシステムだが、そのパイオニアとして大きな役割を果たしてきたBMWは、残価設定型の「バリューローン」を武器に着実に顧客層を広げている。ではいったい、どれくらいの人がバリューローンを利用しているのだろうか? BMWの各種ファイナンシャルビジネスを手がけるBMWジャパン・ファイナンスにて、マーケティング・サービスのジェネラル・マネージャーを務める合田健一氏に話を聞いた。「2008年1月から12月のローンの利用率(リースをふくむ)は55.1%で...
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