ビョーク
「ビョーク」に関する記事
ART FILE 33|「Björk」|連載「世界のアート展から」
ART FILE 33|アメリカ・ニューヨーク|「ニューヨーク近代美術館」音楽界の革命家、20年の軌跡を追う「Björk」(1)アイスランドが生んだ歌姫、ビョーク。彼女の約20年にわたる軌跡を追った大規模な回顧展が、6月7日(日)まで米・ニューヨークの「ニューヨーク近代美術館(MoMA)」で開かれている。Text by TANAKA Junko (OPENERS)存在そのものが事件ビョーク。これほど長きにわたって先駆者の姿勢を崩さず、常に話題を振りまきつづけた音楽家がいるだろうか。1965年、アイスランド生まれ。肩書きは、歌手、シンガーソングライター、作曲家、プロデューサー、(ときどき)女優。私生活では2児の母でもある。音楽の世界に足を踏み入れたのは12歳のとき。アルバム『Björk』でデビュー、国内で爆発的な人気を誇るも、天才少女のレッテルを貼られることを嫌った彼女は、13歳で自らバンドを立ち上げ、独自の道を歩みはじめる。1986年、ギタリストのソール・エルドンと結婚し、息子シン...
MUSIC|ビョークの最新形『バスターズ』
MUSIC|錚々たるアーティストたちが手がけたリミックス盤ビョークの最新形『バスターズ』 ビョークが手がけるマルチメディア・プロジェクト、“バイオフィリア・リミックス・シリーズ”が、11月21日(水)に待望のCDアルバム『バスターズ』としてリリース。これからの音楽シーンを占うアーティストたちが参加した、ビョークの最新形がいまここに。Text by IWANAGA Morito(OPENERS)これまで入手困難だったトラックを収めた1枚“バイオフィリア・リミックス・シリーズ”は、アルバム『バイオフィリア』のトラックを、各ジャンルのアーティストがリミックスしたものだ。2012年の4月から、2週間ごとに順次リリースされ、各シリーズ数百枚限定のプレスだった楽曲が、本作『バスターズ』に収められている。中東に伝わる民族舞踏「ダブケ」をあやつるオマール・ソレイマンや、狂暴なミクスチャーサウンドとパンクアティチュードで話題のデス・グリップス、いまやイギリスの老舗レーベル「ワープ」の看板とも言えるハ...
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