ヴィンテージ・オーディオの愉しみ

ヴィンテージ・オーディオの愉しみ(中編)

ヴィンテージ・オーディオの愉しみ(中編)

JUPITER AUDIOに聞くヴィンテージ・オーディオの愉しみ(中編)ジュピターオーディオ代表である加藤秀治さんににヴィンテージオーディオの魅力について語っていただく特集の第2回めは「音」について、そして機器のデザインについてうかがいます。文・インタビュー=加藤孝司写真=加藤佳男音、そしてインテリアとしてのオーディオこれらの機材は技術云々ではなくて、まず純粋に音楽を好きな人がつくった装置なんです。いまのCDプレーヤーは光学博士や光学的な知識がないとつくれないものですよね。アナログのオーディオはそういった技術の前に、音楽的なセンスのよさがなければつくれなかったものだと思います。――メーカーとしてはどんなものがありますかアンプでいちばん有名なのがアメリカのマッキントッシュです。フランク・H・マッキントッシュとゴードン・ガウ、エンジニアのシドニー・コーダーマンで一時代を築きました。そして1951年創業のマランツ。ソウル・バーナード・マランツとエンジニアのシドニー・スミスのコンビです。プ...
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