「避暑地」の答え探し
「「避暑地」の答え探し」に関する記事
特集|真の避暑地を求めて~長野の至宝、信濃町へ~|第2回「自然の恵みを享受する野菜キュイジーヌ」
特集|真の避暑地を求めて大正時代からつづく“癒しの町”――長野・信濃町第2回|自然の恵みを享受する野菜キュイジーヌ第1回「自然とともに生きる“共生型”ホテル」を先に読むさまざまな自然との関わり方四方を森と湖に囲まれたエルボスコ。ホテルにいながらにして、まるで森林浴をしているような気持ちになるのは、自然を巧みに取り入れたデザインのおかげだろう。唯一「室内にいる」ことを実感するのは、日が落ちて外が見えなくなってから。その時間を除けば、ロビーから客室、レストランに至るまで、ずっと自然を身近に感じながら滞在することになる。そんな環境に身を置いていると、エルボスコの掲げる「自然との共生」というサービスコンセプトもすっと頭に入ってくる。それは、たとえば季節による環境の変化をありのまま受け入れること。豪雪地帯として知られる信濃町に建つエルボスコが、冬のあいだ“冬眠期間”を設けているのも、自然の流れに逆らわない姿勢の表れだ。時期によっては、森と音、食のマリアージュをテーマにした滞在プランも。この日...
特集|真の避暑地を求めて~長野の至宝、信濃町へ~|第1回「自然とともに生きる“共生型”ホテル」
特集|真の避暑地を求めて大正時代からつづく“癒しの町”――長野・信濃町第1回|自然とともに生きる“共生型”ホテル「エルボスコ」初夏と呼ぶには暑すぎる7月初旬。涼を求めて長野県へ向かった。目的地は小林一茶の故郷として有名な信州・信濃町(しなのまち)。そこには静けさ、豊かな自然、そして地元の人の温かいもてなしが待っていた。Photographs by JAMANDFIXText by TANAKA Junko (OPENERS)大正時代からつづく“癒しの町”東京から新幹線で長野まで約2時間。さらに在来線で30分ほど行った先に、今回の目的地、信濃町がある。そこは長野県の北部、日本で2番目に大きい国立公園、上信越高原国立公園の中心地。国立公園内には、野尻湖と北信五岳(ほくしんごがく)の雄大な景観が広がる。都会を離れて、ただボーッとしたい旅人にとって、絶好の避暑地である。これは現代人に限った話ではなく、大正時代には、有名になりすぎた軽井沢の喧噪を逃れるように、外国人宣教師たちが野尻湖畔に別荘...
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