話題になったモデルが集結

メルセデス・ベンツからは、8月に国内発表されたばかりのフラッグシップサルーン「Sクラス」に最強の「S 65 AMG long」が登場。世界初公開となる、このS 65 AMGについては別ページにて詳細を報じているのでご参照いただきたい。さらに、もう1台、具体的な名称は伏せられているが、メルセデスAMGのスーパースポーツに特別仕様車が設定され、これもワールドプレミアを飾るという。

日本で初お披露目となるのは、9月のフランクフルトモーターショーで発表されたばかりの、次期Sクラス クーペ（CLクラス）のスタディモデル「コンセプト Sクラス クーペ」。このほかに、既存モデルとして、「Aクラス」「CLAクラス」「Eクラス」「Sクラス」「GLクラス」といった、ことし新型が国内導入されたばかりのモデルや、クリーンディーゼルを搭載した「G 350 ブルーテック」「ML 350 ブルーテック 4マチック」、21年ぶりに導入されたマニュアル トランスミッション モデル「SLK 200 MT」が展示される。

Mercedes-Benz S 65 AMG long

smart fortwo BRABUS electric drive

スマートは市販前提の特別な2台

マイクロコンパクトカーのスマートブランドからは、スマート電気自動車にブラバス社がチューニングをほこどしたハイパフォーマンスEV「スマート フォーツー ブラバス エレクトリック ドライブ」が登場。通常モデルよりもひとまわり大きな最高出力60kW、トルク135Nmを発揮するモーターを搭載し、ブラバス スポーツサスペンションやパドルシフトを装備。さらに、専用ホイールをはじめとするスポーティな内外装を採用している。出展されるもう1台は、デンマークのインテリアブランド「BoConcept」とコラボレーションした、「スマート フォーツー クーペmhd エディション BoCeoncept」。いずれも、市販が予定されているモデルだ。

また、東京モーターショーの開催にあわせて、メルセデス・ベンツの情報発信拠点「メルセデス・ベンツ コネクション」では、コンパクトなスポーツモデル「A 45 AMG 4MATIC」から、実際のレースに出場した「SLS AMG GT3」まで、AMGのモデル10台以上を特別展示。会期中（11月21日-12月1日）は、お台場のモーターショー会場と六本木にあるメルセデス・ベンツ コネクションが、無料シャトルバスで結ばれる。

このほか、自動追従機能であるインテリジェントドライブの体験コーナーや、プロの運転によるSLK200 MT、CLA 250の同乗試乗会などもおこなわれる。