81st Geneva Motor Show|第81回 ジュネーブモーターショー開催
81st International Motor Show, Palexpo-Geneva
実り豊かな2011年のジュネーブ
世界5大モーターショーのひとつであるジュネーブモーターショーが開幕した。
世界各国から集結したクルマたちは、まさに十人十色の充実したラインナップとなっている。顧客のニーズや社会的要請に重きをおいた市販を前提とするモデルが数多く、提案性に富んだユニークなコンセプトモデルは数少ないが、昨年末より、数度にわたってティーザー画像が公開されている「ランボルギーニ アヴェンタドール」や、先日、プレミア記者会見が開かれたばかりのフェラーリ初の4輪駆動モデル「フェラーリ FF」などがおおいに話題である。
また、近年のモーターショーと比較すると、あきらかに環境を意識したクルマがぞくぞくと登場してきており、ロールス・ロイスからもファントムベースのEV「102EX」が生まれ、同ショーでお披露目となった。
しかし、その一方で「ヴィラージュ」の名を復活させたアストンマーティンや、最高出力550psを誇るジャガーの「XKR-S」など、走りを追求したモデルも目をひく。今回はそれらのなかでもOPENERSが注目する27モデルを一挙にご紹介。
電気自動車やハイブリッドなど、代替駆動方式へのニーズが拡大し、クルマを巡る環境や価値観が大きく変動しつつある昨今、それぞれのブランドが独自に向かおうとする先に、大いに注目したい。
C-Class Coupe
俊敏なハンドリングと快適性を得るためにチューンナップされたシャシーを備え、伝統を踏襲した形状の新型。
SUPERSPORTS ICE SPEED RECORD CONVERTIBLE
史上最強のコンバーチブルは、W12エンジンを積み、最高出力640psを誇る100台限定の特別仕様車だ。
Boxster S Black Edition
ボディカラーだけが特徴ではなく、エンジンスペックも向上した、あらたなボクスターのトップモデル。
911 Black Edition
黒を纏うこの911の限定車は、おそらく997ボディをもつ911のひとつの完成形として生まれたモデルである。