RENAULT Captur concept|ルノー キャプチャー コンセプト 斬新なデザインのクロスオーバー
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2015年2月20日

RENAULT Captur concept|ルノー キャプチャー コンセプト 斬新なデザインのクロスオーバー

RENAULT Captur concept|ルノー キャプチャー コンセプト

斬新なデザインのクロスオーバーが誕生

ルノーはジュネーブモーターショーでお披露目する「Captur concept」の画像を公開した。

Text by OPENERS

CO2排出量は99g/kmを記録

ルノーのあらたなデザイン戦略が具現されたCaptur。同車は2010年のパリモーターショーでお披露目された2シーターのバタフライドアをもつEVモデル「DeZir concept」の後続として誕生したモデルである。

「筋肉質で、エネルギッシュなスプリンターをイメージした」と、デザイナーのフリオ・ロザーノが表現するように力強いエクステリアデザインが最大の特徴。流れるような大胆なカーブをもつなど、DeZirを彷彿とさせるボディデザインだが、DeZirがクーペタイプであるのにたいして、このCapturはクロスオーバータイプとなっている。

同車について、「2010年発表のDeZir conceptとデザインにおける文脈はおなじだが、このCaptur conceptには、直感的な部分と、より機能的な面を融合させた」と、ディレクターのアクセル・ブラウンは述べている。ダークなオレンジ色のボディカラーを纏い、フロントグリルのセンター部には、ルノー車の証であるエンブレムが大きく配され、足まわりには大型の22インチホイールを装備。

RENAULT Captur concept|ルノー キャプチャー コンセプト ルノー版ジューク?|02

RENAULT Captur concept|ルノー キャプチャー コンセプト ルノー版ジューク?|03

インテリアにかんしては、フローティングしたフロントシートに、半透明のダッシュボード、アルミニウム製のペダル類を備え、キャビン内には、弾性のある発光タイプの繊維ロープが随所に張られている。ラゲッジスペースにも同質のロープが取りつけられており、荷詰めをするさいは、ハンモックのような状態で収納することになる。また通常は2シーターの設定なのだが、ラゲッジスペースに後部座席を設置することも可能だという。

パワートレインは、ルノー メガーヌなどに搭載される1.9dCiに代わる、ダウンサイジングコンセプトのもとに開発されたEnergy dCi160というターボエンジン。最高出力118kW(160ps)で、最大トルク380Nmは最小1,750rpmから発生する。2ペダルクラッチのEDCギアボックスとの組みあわせによって、CO2排出量99g/kmと、環境性能にかんしても優秀な数字を記録している。また、Capturは、2輪駆動のモデルであるが、トラクションコントロールである「RX2」を採用することによって、すべりやすい路面でも楽な走行が可能だとしている。

機能面でもあらたな試みが見られ、CapturはVisio-システム(フロントガラスの先端に取りつけられたカメラをもちいた運転補助機能を提供するシステム)がはじめて採用されたことも同車のトピックのひとつだ。

RENAULT Captur concept|ルノー キャプチャー コンセプト
ボディ|全長4,223×全幅1,950×全高1,586mm
ホイールベース|2,624mm
車両重量|1,300kg
エンジン|1.6リッターツインターボエンジン
最大出力|160ps
最大トルク|380Nm
CO2排出量|99g/km

           
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