OPENERS CAR Selection 2012|大谷達也篇

OPENERS CAR Selection 2012|大谷達也篇

OPENERS CAR読者におくる2012年の5台OPENERS CAR Selection 2012 大谷達也篇OPENERS CAR編集部は、2012年、OPENERS CARを支えた執筆者6人に、2012年を振り返ってもらうと同時に、OPENERS読者に注目してもらいたい5台を選んでもらった。大谷達也氏の5選はこれだ!Text by OTANI Tatsuya2012年 クルマは明るく楽しかったここ数年は地球温暖化現象やら地下資源の枯渇やらがクローズアップされ、自動車産業界にはものすごい勢いで逆風が吹き荒れていました。今年の年初にはこれにヨーロッパの経済危機がくわわり、クルマの未来がどんどん暗いものになっていくような不安に駆られたものです。でも、自動車メーカーは何が起きても挫けない。2012年は、彼らのそんな強い意志と、その裏付けとなる旺盛な技術革新の力を目の当たりにしたようにおもいます。たとえば環境問題と資源問題にたいしては、エンジンの改良、それにハイブリッドやEVなどの電...
OPENERS CAR Selection 2012|九島辰也篇

OPENERS CAR Selection 2012|九島辰也篇

OPENERS CAR読者におくる2012年の5台OPENERS CAR Selection 2012 九島辰也篇OPENERS CAR編集部は、2012年、OPENERS CARを支えた執筆者6人に、2012年を振り返ってもらうと同時に、OPENERS読者に注目してもらいたい5台を選んでもらった。九島辰也氏による5選。Text by KUSHIMA TatsuyaECO+スポーツ!今年は年初のデトロイトモーターショーから、ジュネーブショー、オートチャイナ(北京)、パリオートサロンといった自動車ショーを観てきた。また、その間に様々なメーカーの国際試乗会や工場見学もおこなった。マクラーレンやベントレーの工場はなかなか見応えがある。それを踏まえて、ヨーロッパメーカーが元気なのを感じた。特にドイツ系はそうだ。アウディ人気は絶大だし、フォルクスワーゲンも「up!」でその存在をアピール。それにポルシェ「911」のフルモデルチェンジも大きな話題といえる。だが、英国車系も負けていない。マクラーレ...
OPENERS CAR Selection 2012|渡辺敏史篇

OPENERS CAR Selection 2012|渡辺敏史篇

OPENERS CAR読者におくる2012年の5台OPENERS CAR Selection 2012 渡辺敏史篇OPENERS CAR編集部は、2012年、OPENERS CARを支えた執筆者6人に、2012年を振り返ってもらうと同時に、OPENERS読者に注目してもらいたい5台を選んでもらった。渡辺敏史氏の一等賞5選!Text by WATANABE Toshifumiディーゼル元年こと日本市場においては三尺玉級の派手な大花火はなかったものの、割と身近な商品の実直な進化が多かったと感じる2012年。総体的にみれば、個人的にもエネルギーミックスの観点から推していたディーゼルが完全に市民権を得たことが感慨深い。そこにもっとも貢献したのは言わずもがなのマツダ「CX-5」。経営規模的には微妙な立場でありながら、いいクルマをつくるという情熱はどこにも負けない彼らが、ディーゼル勝負で想定を遙かに上まわる反響をもたらした。5-6年前にメルセデスがディーゼルの鎖国を切り拓いた状況を踏まえると、...
OPENERS CAR Selection 2012|河村康彦篇

OPENERS CAR Selection 2012|河村康彦篇

OPENERS CAR読者におくる2012年の5台OPENERS CAR Selection 2012 河村康彦篇OPENERS CAR編集部は、2012年、OPENERS CARを支えた執筆者6人に、2012年を振り返ってもらうと同時に、OPENERS読者に注目してもらいたい5台を選んでもらった。河村康彦氏が印象に残った5台は?Text by KAWAMURA Yasuhikoもっと日本車のプレゼンスを!今年も残りあとわずか──といいつつも、実はこの原稿執筆時点では、年末までまだあと約1カ月。そうは言ってもそろそろ“総括”の時期であるのもまた確か。残り1カ月で想定外の“災難”などが降り掛からない事を願いつつ、この年を振り返ってみた。いやいや、今年も色々なクルマに、色々な場所で乗りました。「これは世界で大ヒットでしょう!」と直感できたものも、「これだったら以前のままで良かったでしょ?」とおもえたものも、「こんなの、無くても良かったのでは!?」と正直そう感じてしまったものも、それはま...
OPENERS CAR Selection 2012|島下泰久篇

OPENERS CAR Selection 2012|島下泰久篇

OPENERS CAR読者におくる2012年の5台OPENERS CAR Selection 2012 島下泰久篇OPENERS CAR編集部は、2012年、OPENERS CARを支えた執筆者6人に、2012年を振り返ってもらうと同時に、OPENERS読者に注目してもらいたい5台を選んでもらった。島下泰久氏は、クルマをもっと楽しむこの5台!Text by SHIMASHITA Yasuhisaもっともっと“いいクルマ”に乗って、楽しんでほしい2012年は日本車の当たり年になるのでは。1年前にはそんなふうに期待していました。実際、トヨタ「86」&スバル「BRZ」、マツダ「CX-5」、レクサス「GS」など、年の前半にはおっとおもわせるモデルがいくつも登場したのですが、後半には勢い、削がれてしまったなという気がします。かわりに目をひいたのは、やはり輸入車でした。2012年のニューカマー達は、どれも高い実力をもち、本当に魅力的なものばかり。選んだ5台のうち、4台を輸入車としたのですが、ほ...
OPENERS CAR Selection 2012|小川フミオ篇

OPENERS CAR Selection 2012|小川フミオ篇

OPENERS CAR読者におくる2012年の5台OPENERS CAR Selection 2012 小川フミオ篇OPENERS CAR編集部は、2012年、OPENERS CARを支えた執筆者6人に、2012年を振り返ってもらうと同時に、OPENERS読者に注目してもらいたい5台を選んでもらった。島下泰久氏は、クルマをもっと楽しむこの5台!Text by OGAWA Fumioもわ~んとした気分打破に2012年は社会にフラストレーションがいろいろたまる年だった(みなさんもそうでは?)。あげく、政治の保守反動化がうんと進んでしまった日本である。でも、クルマのほうは、もやもやした気分を吹き飛ばしてくれそうな痛快なモデルが多かったのだけれど。たとえばトヨタ「86」。いたずらに新奇さを追うことなく、クルマ本来の魅力、つまり、走り、曲がり、止まる、がきちんとできている。そのいっぽう、やはりおなじトヨタだが、「アクア」では、コンパクトカーとの相性のいいTHS-II(トヨタハイブリッドシステ...
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