レクサスの次世代電動車の先陣を切りESがフルモデルチェンジ
CAR / NEWS
2026年6月12日

レクサスの次世代電動車の先陣を切りESがフルモデルチェンジ

 

LEXUS ES|レクサス ES

 
レクサスがフルモデルチェンジした新型「ES」を発売した。8代目となる新型ではHEV(ハイブリッド)と、BEV(電気自動車)のみの展開となる。
 

Text by YANAKA Tomomi

新世代のスピンドルボディに、レクサスらしい上質なインテリア

 
1989年に誕生し、これまで80以上の国や地域で販売されてきたレクサスの基幹モデルであるESがフルモデルチェンジした。
 
8代目となるESは、レクサスの次世代電動車ラインアップの先陣を切るモデルとして全面刷新。レクサスのマルチパスウェイを通じたカーボンニュートラル社会の実現に向け、パワートレインはHEVとBEVでのみで、いずれもFFと4WDを展開する。
 
ボディサイズは全長5,140×全幅1,920㎜と先代より全長は165㎜、全幅は55㎜サイズアップ。ホイールベースも2,950㎜と80㎜長くなり、広い室内空間を獲得。全高もHEVが1,555㎜、BEVが1,560㎜とそれぞれ110㎜、115㎜高くなった。
 
エクステリアはレクサスの次世代BEVのデザインテーマ「Provocative Simplicity」に着想を得て、新世代のスピンドルボディを表現。一目で電動モデルと感じられるデザインが与えられ、エレガントなデザインをより深化させたという。
 
インテリアは、ステアリングやインストルメントパネル部に新開発した「レスポンシブヒドゥンスイッチ」を採用。手をかざすと機能アイコンが点灯するもので、テクノロジーを全面に押し出さない、すっきりとしたインストルメントパネル周辺を創出する。
 
さらに、昼は質感豊かなバンブーの表情、夜は面発光技術により柔らかい光が空間に温かみと奥行きを出すオーナメント加飾「バンブーレイヤリング(面発光)」をレクサスで初採用するなど、レクサスらしい上質な空間が演出された。
 
また後席用の装備を充実させた新パッケージ「Rr Comfort package」をBEVでFFモデルの「350e」にラインアップ。リクライニングやオットマン、助手席前倒し機能などが設けられている。
 
歴代ESが継承してきた、長距離でも疲れにくい乗り心地は専用開発されたプラットフォーム「TNGAプラットフォーム(GA-K)」でも追求。HEV、BEVどちらにも対応でき、体幹を鍛えることで振動を抑え上質な乗り心地につながったという。
 
パワートレインはHEVが2.5リッター直列4気筒エンジンと電動モーターがシステム最大で182kW(248ps)を発生。BEVではFFの「350e」がシステム最大165kW(224ps)、4WDの「500e」が252kW(342ps)となる。
 
BEVモデルのバッテリー総電力量はいずれも74.69kWh。WLTCモードで「350e」は670km、「500e」636㎞の航続距離を記録した。
 
ボディカラーはBEVのクリーンなイメージを表現した新色の「ソウ」など7色を用意。
 
価格は、HEV「ES350h」のFFモデルが790万円、4WDが810万円。BEVのFFモデルである「350e」は790万円で、装備を充実した「version L」が880万円、「Rr Comfort package」は920万円だ。4WDモデル「500e」は830万円、「version L」は920万円となる。
 
LEXUS ES|レクサス ES
ボディサイズ|HEV 全長5,140×全幅1,920×全高1,555㎜
       BEV 全長5,140×全幅1,920×全高1,560㎜
ホイールベース|2,950㎜
車両重量|HEV 1,830kg(FF)/1,890kg(4WD)
    BEV 2,100kg(350e)/ 500kg(500e)
HEVエンジン|2.5リッター直列4気筒
HEVシステム最高出力|182kW(248ps)
BEVシステム最高出力|350e:165kW(224ps) / 500e:252kW(352ps)
駆動方式|前輪駆動もしくは四輪駆動
タイヤサイズ|HEV:235/55R19
                               BEV:235/55R19もしくは235/45R21
 
問い合わせ先

レクサスインフォメーションデスク

Tel.0800-500-5577(9:00-17:00)

 [レクサス ES]をより深く知るために

 
Q. 新型ESはどのような開発コンセプトのもとで生まれたのですか?
「DISCOVER CONFIDENCE」を掲げた新型ESは、歴代ESが継承してきた長距離でも疲れにくい快適性を磨き上げるとともに、より高い次元でドライバーが自信を持って運転できる性能の実現を目指して開発された。またレクサスは今後、各車種に「DISCOVER」に続く固有のテーマを付与し、それぞれの体験価値を定義していく方針を掲げており、新型ESはその先陣を切るモデルでもある。
 
Q. 手をかざすだけでスイッチが浮かび上がる「レスポンシブヒドゥンスイッチ」は、どのような技術ですか?
レスポンシブヒドゥンスイッチは、物理スイッチを内装に同化させるデザインによってシンプルな室内空間を実現する、世界初の物理スイッチだ。手をかざすと機能アイコンが点灯するという「無から有に移ろう」感覚は、機能表示と素材の融合という新しい体験価値を提供する。静電タッチパネルのようにシンプルな見た目でありながら、しっかりとした押下感によって押し間違いを防ぐ設計となっており、人の感性に寄り添う日本のおもてなしの心をテクノロジーで表現したものだという。
 
Q. BEVモデルの「500e」には、どのような走行制御技術が搭載されていますか?
「ES500e」には、車輪速・加速度・舵角などのセンサー情報をもとに四輪の駆動力を緻密に制御する「DIRECT4」が採用されている。路面や走行状態を問わず常に四輪駆動力を制御することで、電動化ならではの優れた操縦安定性と運転する楽しさを両立している。レクサスがこれまで培ってきた電動化技術と車両運動制御技術を融合し、ドライバーの感性に寄り添った走りを実現したという。
 
 
Photo Gallery