ポルシェの最新モデル、世界初披露|Porsche
Porsche Panamera 4E-Hybrid|ポルシェ パナメーラ4E-ハイブリッド
Porsche 911 GT3 Cup|ポルシェ 911 GT3 カップ
ポルシェの最新モデル、世界初披露
ポルシェは、パリモーターショーでプラグインハイブリッドセダン「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」とスポーツモデル「911 GT3カップ」を世界初披露。「パナメーラ 4 E-ハイブリッド」は10月11日(火)から日本でも予約受注を開始する。
Text by YANAKA Tomomi
「918スパイダー」のモーターシステムを活用
今年6月にフルモデルチェンジされ、第2世代を迎えたばかりの4ドアモデル「パナメーラ」にハイブリッドモデルとなる「4 E-ハイブリッド」がくわわり、パリモーターショーでワールドプレミアされた。
パワートレーンでは、ニュルブルクリンクの市販車最速である6分57秒をたたき出した「918スパイダー」のモーターシステムを活用。モーターでは100kW(136ps)の出力、400Nmのトルクを発生。電気のみで走るEパワーモードで、最高速度140km/h、最大航続距離50kmまで走行が可能だ。
また2.9リッターV6ツインターボエンジンが最高出力243kW(330ps)、最大トルク450Nmを発揮し、システム全体で最高出力340kW(462ps)、最大トルク700Nmを誇る。8段PDKトランスミッションを組み合わせ、四輪駆動も相まって最高速度は278km/h、0-100km/h加速も4.6秒に達するという。
走行は電気のみで走る「Eパワー」モードのほか「スポーツ」や「ハイブリッド オート」「Eチャージ」など6モードから選択が可能だ。
搭載されるリチウムイオンバッテリーは、容量が9.4kWhから14.1kWhに増大したものの、重量はおなじまま。230V、10A接続では5.8時間でフル充電が可能だ。またパナメーラに標準搭載される3.6kWのチャージャーの代わりにオプションの7.2kWの車載チャージャーと230V、32A接続した場合はフル充電まで3.6時間に短縮できるという。
エクステリアは前モデルのキープコンセプトであるものの、パワートレーンのほか、ディスプレイと操作コンセプトは刷新。12.3インチのタッチスクリーンのほかに、アナログのレブカウンターの両側に2つの7インチディスプレイが設置され、よりインタラクティブになったと謳う。さらに、ハイブリッド専用のパワーメーターも装備された。
いっぽう、世界でもっとも市販台数の多いレーシングカーとポルシェが謳う「911 GT3 Cup」もパリモーターショーでワールドプレミア。車重1,200kgに対し、4リッター水平対向エンジンを搭載し、最高出力は485psを誇る。
パナメーラ4E-ハイブリッドは右ハンドルで日本での販売価格は1,407万円だ。
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