運賃片道4490円*から、ジェットスターでひとっ飛び。 “食の都”庄内へ|Jetstar
LOUNGE / TRAVEL
2019年10月9日

運賃片道4490円*から、ジェットスターでひとっ飛び。 “食の都”庄内へ|Jetstar

Sponsored
*諸条件が適用されます。

庄内地方は、海、山、畑の食材の宝庫。一流の料理人がこぞってこの地を目指すには理由があった!(1)

日本国内で、食べ物がおいしい場所って言ったらどの辺りを思い浮かべますか? 北海道の海鮮? 三重の松阪牛? それとも京都の京野菜? 確かにどれもがイエスなんですが、じつは私、知っていたんですよね。だって父親が酒田生まれの鶴岡育ちだったもので。山形県の庄内地方って、すべての食材が飛び抜けて旨いんですよ。

Text by TSUCHIDA Takashi

北前船で持ち込まれた食文化が根づき、美食を追求する奇跡の地へ

まさに“奇跡”。こんなに美味しいものが、街中至るところに溢れているなんて。普通、心から「うまいなぁ」と思えるものって、ポツリ、ポツリと発見できる程度ですよね。ところが、ここでは目にするものがすべて美食。“美食”だけで一日中お腹いっぱいにすることが可能なんです。
3食すべて、うまいものばっかり食べれたらサイコー! と思っている皆さま、庄内に来ると簡単に叶います。フレンチ、イタリアン、寿司、和食……もちろんプレミアムメニューだけではありません。ラーメンも、とんかつも、ジュースもスイーツも、どれも東京に持ってきたら即・行列店です。
庄内はご存じ、米どころなわけですが、同時に畑でさまざまな野菜を育てています。そのうえ「志の高い農家さんが複数いるんです。育てにくい西洋野菜にも挑戦してくれるからやりがいがある」(ベッダシチリアシェフ古門さん)。目の前は日本海。こだわりのファームから肉類が提供される。食材全方位カバーというわけです。
加えて、レベルの高い食文化! 酒田港は、北前船の寄港地でした。江戸時代にニシンの交易で栄えた港町には、京譲りのハイカルチャーが入り込み、それを鶴岡の城下町が吸収して発展。この地には、豊かな素材とそれを美味しく料理する知恵が揃っていたのです。
それで、先に答えを言っちゃいますね。この地の食の提供は、すべてMade for youなんです。ぜーんぶ作りたて。その日に提供するものだけを準備して、最高の状態でお客さまに届ける。これを愚直に守っているんです。都会では、下ごしらえを先に済ませるところを、忠実にその日その日に仕上げる。だから鮮度が飛び抜けて抜群なんです。お客さまの絶対数が都会とは違うので、しょうがありません? いえ、令和の時代になって、今もなお、食づくりの誠実な姿勢が貫かれていることを奇跡と捉えるべきでしょう。食べれば納得。圧倒的でっせ!
この素晴らしい美食の地が、今までなぜ脚光を浴びてこなかったのか。それは、事実上の陸の孤島だったからに他なりません。私の父がめったに田舎に帰らなかったのはズバリ、中途半端に遠いんですよ! 最近では高速道路が繋がりましたが、都心からドライバーひとりでクルマを運転していくには距離がありすぎ。
鉄道だと新幹線で新潟までは行けますが、そこから特急に乗り継ぐので意外と時間がかかります。山形新幹線は山側の山形市までしかつながってないから、庄内を目指すには不便。そして空の便はどうか。ANAが庄内空港と羽田を結んできましたが、チケット代が……。ビジネス利用ならまだしも、気軽には使いづらかったわけです。
ジェットスターは、国内LCCシェアNo.1 ※国土交通省「特定本邦航空運送事業者に係る情報」(2017年7月~2018年6月)より。
そこに、悲願のLCC便就航。ジェットスターさん、ありがとー!! 都心からの小旅行が気軽に楽しめるようになりました。ああ、これをきっかけに“庄内美食旅”が流行ること間違いなしです。いまならまだ外国人にバレてないから空いてます。でも、きっと時間の問題ですね。自信を持ってオススメしますが、庄内は今、まさに行き時です。
はい、ここからはジェットスター庄内便に関するインフォメーションと、庄内美食旅のオススメ訪問先の紹介です。
フライト時間はおよそ1時間、空港から各レストランもクルマでちょっと。レンタカーで回るのがおすすめですが、運転に自信がなければタクシー利用で。行き先を絞って、その分、食べまくりましょう。
ちなみに、2019年10月27日(土)〜2020年3月28日(土)までの運航スケジュールはこちらです。
東京(成田)‐庄内
便名GK777
出発13:35
到着14:45

庄内‐東京(成田)
便名GK776
出発15:25
到着16:35

片道運賃 庄内=東京(成田)路線 4490円〜(税込)
※エコノミークラス「Starter」片道運賃。別途、支払い手数料、空港使用料等が必要です。受託手荷物の料金は含まれていません。
このタイムテーブルもなかなか使い勝手がいいんですよ。行きも帰りも午後帯なので、早朝、深夜に焦って空港に向かう必要がないし、到着してからも落ち着いて夕食に臨めます。ですから週末に1泊、2泊と、緩めなスケジュールで全然OKなんです。
国内LCC初、スマホで管理できる搭乗券。受託荷物がなければ、チェックインカウンターでの搭乗手続き不要だから、そのまま搭乗ゲートへ。
チケット購入は、ジェットスターの公式ホームページから。そして指定日、指定期間のフライトで希望運賃になるとメールで知らせてくれるプライス・ウォッチ機能(http://www.jetstar.com/jp/ja/about-us/welcome/pricewatch)が便利です。公式ホームページの料金が最もリーズナブルなので、購入はやっぱり公式ホームページ利用が断然オススメですよ。そして、公式アプリからモバイル搭乗券をダウンロードしておけば、搭乗手続きもスイスイっと済ませることができます。
*諸条件が適用されます。

庄内地方は、海、山、畑の食材の宝庫。一流の料理人がこぞってこの地を目指すには理由があった!(2)

それでは、いよいよおすすめスポットの話に移ります。

はじめに紹介するのが、「Ravi Wine Bar & Dining」。ここは庄内美食旅の核になる名店です。酒田市の随一の観光スポット山居倉庫の真向かいにあるフレンチレストランなのですが、この料理が素晴らしい。素朴なスタンダードフレンチで、庄内食材の旨味をストレートに引き出しています。いま、東京では捻りを効かせたフュージョンフレンチが主流となりつつありますが、庄内ではそんな捻りは要りません。素材がいいから、料理はシンプルがイチバンなのです。

もちろんシンプルといってもRaviの佐藤シェフは手間を惜しまず、仕事がきちっと入ってます。例えば、とうもろこしのポタージュ。茹でずとも食べられる新鮮なとうもろこしを半分焼いて、半分は生で。牛乳と生クリームを足してスープにしているのですが、焼いたとうもろこしの香りがまたギュンと風味を引き上げています。このひと手間をしっかりと加えるところが素晴らしい。黒子のような仕事のシャープさが、どのお皿にも光っています。
左/庄内の恵み、飛び抜けて甘酸っぱいトマトをまるごとひとつ(コースメニュー)。右/庄内の海で獲れたヒラメのカルパッチョ。ラディッシュと併せたサラダ仕立て(コースメニュー)。
焼きとうもろこしと生とうもろこしの冷製スープ。こちらも庄内の畑で育った濃厚な味わい(コースメニュー)。
左/あいなめのグリル。水平の4本のラインは、黒オリーブのタプナードソース。香ばしいアイナメにコクのあるソースが絡みます。右/山形牛のローストビーフ、ジンジャーソース。低温でしっかりと火入れしていて、旨味がじゅわっと凝縮。甘味酸味のあるソースが肉の旨味に奥行きを添えます。
ドリンク類はソムリエの三浦さんと相談しましょう。ワインリストは価格帯にも幅をもたせています。そしてRavi はコースのみならず、アラカルト注文も可能。ですからお酒メインでもOK。リラックスして飲めるように、店内照明は落としめになっていますから、かしこまらず、食事を楽しめます。
Ravi Wine Bar & Dining
Tel.|0234-23-5228
URL|http://www.ravi-sakata.com
住所|山形県酒田市本町1-6-6 川辺の館2F
昼営業時間|11:30〜14:00(LO)※土・日のみ
夜営業時間|18:00〜23:00
定休日|水曜
フルーツショップ直営の生ジュースはいかがですか? 製品はすべて作り置きせず、注文を受けてから1品ずつ搾りたて、作りたてを提供。色鮮やかで、甘みや旨味がしっかりと感じられるのはそのため。果物や野菜の自然の酵素をたっぷりいただけて、身体にいいと評判です。キウイジュースやオレンジジュースなど通年メニューのほか、旬の果物を使った季節限定メニューも。秋は地元の梨や、酸味の効いた葡萄ジュースがおすすめです。
またジュースに加えて評判なのがスムージー。かぼちゃにバニラアイスとメープルシロップを加えた「かぼちゃのスムージー」は、プリンとアイスの中間くらいの程よいお味です。
上の製品サンプルは、ぶどうスムージー530円(税別)と、かぼちゃのスムージー500円(税別)。加えて、これからの季節は、梨ジュースが旬。持ち帰るなら、テイクアウト用のプラスチック容器に入れてくれる。
フルーツデリ にしむら
Tel.|0234-24-0470
住所|山形県酒田市中町3-4-15
営業時間|10:00〜18:00
定休日|水曜(祝祭日は営業)
酒田市の有名スイーツをもう1軒紹介。自家製ジェラートで人気を集めるのが「カフェeジェラート モアレ」。素材の甘みをたっぷりと味わえるように、安定剤を極力減らしたヘルシーレシピです。ホームメイドのような、やさしい美味しさの秘密はまさにそれ。店頭にて毎日少量生産で、作り立てのフレッシュな味わいを常にキープしています。味の種類は17種類。ミルク、抹茶、チョコ、ゴマ、いちご、マラガの定番6種に加え、季節に合わせた旬の味わいを提供しています。これからの季節は、山形米「つや姫」を使用したつぶつぶ食感のお米ジェラートや、ラ・フランスのジェラートがおすすめです。
ピスタチオ、ゴマ、マラガ(イタリア酒)のトリプル420円。甘さ控えめの素朴な味わい。安定剤を減らしている分、溶けやすいので気をつけて。店内にはその場でジェラートを楽しめるイートインスペースがあります。
カフェeジェラート モアレ
Tel.|0234-22-5280
住所|山形県酒田市中町1-7-18
営業時間|10:00〜21:00
定休日|無休
刈屋(かりや)の梨は、地元では有名なブランド梨。日本有数のブナ林を誇る鳥海山から運ばれたミネラル豊富な土壌により、毎秋、とびきりの梨が育っています。酒田市の中心街からクルマで20分で来れるこの刈屋地域には、40軒を超える梨農家があり、直売所での購入や梨狩りも可能です。

「梨はもぎりたてがイチバン!」と、園主の小松 賢さん。樹に実ったまま完熟まで待って、もぎったらなるべく早くいただくのがいいそうです。ちなみにスーパーに並んでいるものは、流通事情により早期に摘んでいることが多く、梨の甘みが薄いのはそのためだとか。毎年8月末から10月末まで楽しめます。もぎたてをいただく食べ放題の梨狩り(1名600円。予約可能)もオススメ。梨を買ってかえることもできますが、帰宅のタイミングを狙った日時指定で、食べ頃の梨を自宅に送っておくのもカシコイです。
小松久助梨園
Tel.|0234-28-2164
住所|山形県酒田市刈屋字小松野4
Email|pear@cameo.plala.or.jp
かつて北前船が寄港した酒田では、港町の風情を中町の一角に備えています。若葉旅館はその近隣にあり、酒田の味覚を楽しむ拠点にぴったり。全36室の設えは、みちのくの和風旅館としての風情を残しつつも、水回りを最新設備にリノベーションし、清潔な雰囲気が保たれています。そして「庄内の庭100選」に選ばれた庭は、冬には伝統的な雪吊り(雪の重さで枝が折れないように、木のてっぺんから縄で木を支える伝統的なスタイル)が準備されます。

そのCOZYな庭を眺めながら入る大浴場の薬草風呂も人気。館内には東北各地から集められたこけし700体がみちのく情緒を醸し出しています。

メインダイニング「新芽」のランチメニュー(肉・魚を合わせて4種類のメインディッシュをふた皿チョイスして800円!)は、地元の方々で行列ができるほど。シェフは東京・日本橋のたいめい軒にて修行を積んだこともあり、和食はもちろん洋食メニューも充実しています。なるほど庄内市民の台所とまで言わしめる高評価も納得。「新芽」のディナータイムは、夜10時30分LO。
庄内の庭100選を望むガーデンビュー 特別室 バス/トイレ付。1泊1万円(税・サ−ビス料込、朝食付)※申込時にOPENERSを見たと伝えれば、1泊9500円にディスカウント。
若葉旅館
Tel.|0234-24-8111
URL|http://wakabaryokan.jp
住所|山形県酒田市本町2-3-9
次は、庄内を代表する有名銘柄「初孫」を製造する酒蔵の紹介。ここでは日本酒に関する資料館「蔵探訪館」を無料で見学することが可能です。また「きき酒コーナー」では「初孫 大吟醸」をはじめとする各種銘柄を試飲することができ、気に入ったものはその場で購入できます。季節限定銘柄など、希少アイテムも試すことができるので、ぜひ飲み比べて、製法に違いによる風味のバリエーションを確かめてみてください。
「蔵探訪館」東北銘醸
Tel.|0234-31-1515
URL|http://www.hatsumago.co.jp/kuratanbo/
住所|山形県酒田市十里塚字村東山125-3
営業時間|10:00〜16:30
定休日|月曜 ※2019年12月1日(日)〜2020年1月20日(月)は休館
入館料|無料
*諸条件が適用されます。

庄内地方は、海、山、畑の食材の宝庫。一流の料理人がこぞってこの地を目指すには理由があった!(3)

鶴岡市の中心部から少し離れていますが、志のあるイタリアンを体験するためにぜひ訪れたいのが「ベッダ シチリア」。東京で腕を磨いた古門シェフが、庄内の食材に惚れ込んで開いたシチリア料理店です。 “美しい”を表現するイタリア語のBELLAがシチリア訛りで「ベッダ」。店名は、美しいシチリアという意味です。

ランチメニューは、とことん庄内素材にこだわっています。しかも、その多くが地元農家との直接取引。採れたてを、その日のうちに提供するスピード感が売りで、東京ではどれもがプレミア野菜としてデパ地下に並ぶレベルの品々です。

私、食して驚いたのが「だだちゃ豆のフリッタータ」。フリッタータとは、タルト生地を省いたキッシュに似た料理です。軽い口当たりが特長ですが、だだちゃ豆の濃厚な風味がふわっとした軽い食感とともに口内にみるみる広がります。やっぱり“採れたてだだちゃ”の威力は計り知れません。素材の個性をさらに数段高みへとグイグイ押し上げる古門シェフの仕事を感じます。
ランチメニューの前菜(ブッフェ形式)。手前の四角くて黄色く見えるのが「だだちゃ豆のフリッタータ」。
左/取材時のランチメニューで提供されていた前菜8品のブッフェ。万願寺とうがらし山椒オイルのマリネ、トマト(牛の心臓)バジルパン粉焼き、ナスのペコリーノチーズ焼きなど、いずれも一品勝負できるメニュー。右/北海あさりとシシリアンルージュのオイルソースパスタ(ランチメニュー)。
イワシと生オレガノのグリル(ランチメニュー)。このメインディッシュと、前菜ブッフェ、パスタにドルチェとドリンクが付いて2700円のランチでした。ほかに、メインだけ(2200円)、パスタだけ(1700円)のランチコースもあります。
ディナータイムは、予算4000円からのおまかせコースのみ。夜コースは昼とは逆に、庄内産だけにこだわらずに東北の地の利を生かして石巻からの海産も取り寄せているそう。古門シェフの最大出力を存分に味わうなら、夜時間を予約して、ゆっくりと!​
ベッダ シチリア
Tel.|090-1808-3420
URL|http://magnolia-7b.tv/newsblog_bedda-sicilia/
住所|山形県鶴岡市羽黒町三ツ橋前田164
昼営業時間|11:30〜14:30(14:00LO)
夜営業時間|18:00〜(要予約)
定休日|水曜
ご当地ラーメンとして有名な酒田とは対照的に、バラエティに富む鶴岡のラーメン事情。そのなかでも「毎日、食べ続けられるラーメンを!」(本間憲一代表)と、行き着いたのが、雲ノ糸のあっさりとした中華そば。煮干しベースの甘みと旨味がちぢれ麺によく絡みます。麺は細・太が選べますが、オススメはモチモチ・プルプルの細麺。その場で手もみするひと手間を惜しみません。最新のラーメンWalkerグランプリ山形・新店部門で1位に輝いたこの味を、ぜひお試しあれ。
煮干し中華 中(220g)細麺・あっさり 800円。麺の量、細・太、あっさり・こってりが選べます。ほかに、味玉やのりなど各種トッピングメニューもあり。
雲ノ糸 鶴岡弐号店
Tel.|0235-26-0226
URL|https://www.mokkedanofoods.com
住所|山形県鶴岡市昭和町7-48
営業時間|16:00〜24:00、15:00〜23:00(日曜・祝日)
定休日|無休
初代が青森出身だったので、“青森屋”。季節のフルーツをタルトで提供しはじめたら大反響。果物店だからできるスピーディな仕入れを生かし、フレッシュな果物の味わいを最大限にフィーチャーしています。このタルトの主役は果物なので、クリームの甘味は極力控えめ。パイ生地やクリームを果物に合わせて数種類用意する繊細な仕事が評価され、美食の城下町、鶴岡市民の人気を集めています。

生果物をお店でカットしているので、消費期限は当日限定ですが、イートインコーナーでその場で食せるのでご安心を。
秋ミックス490円(税別)。パイ生地に和梨、西洋梨、プラム、ぶどうなど10種類の果物をカスタードクリームに載せています。
シャインマスカット490円(税別)。パイ生地に山梨産の皮ごと食べられる種無しブドウ「シャインマスカット」をホワイトチョコクリームに載せています。
フルーツショップ青森屋
Tel.|0235-22-0341
URL|http://www.aomoriya0235220341.co.jp
住所|山形県鶴岡市末広町7-24
営業時間|10:30〜19:00
定休日|無休
江戸時代より酒蔵として利用されてきた平田家の蔵を懐石レストランへとリメイク。鶴岡でスタイリッシュな結婚式(加茂水族館でのアクアリウムセレモニーなど!)をプロデュースしてきた経営母体によるコースメニューは、美味しさに華やかさが備わり、とても“映え”ます。この感性、京都人を感じるのは私だけ? 北前船による交流はこの地に富をもたらし、同時に食を愛でる文化が育まれたのでしょう。

鶴岡市はユネスコ食文化創造都市に指定されているのですが、ここに来れば納得。歴史に思いを馳せながらいただく庄内懐石は、格別です。昼膳なら予算もリーズナブル。下の2枚の画像にご飯、汁、香のもの、スイーツがついて2000円(税別)です。
蔵屋敷LUNA
Tel.|0235-22-1223
URL|https://www.web-luna.com
住所|山形県鶴岡市昭和町12-23
昼営業時間|11:00〜14:00 
夜営業時間|17:30〜21:00
コース料金|2000円(税別)〜(昼) 5000円(税別)〜(夜)
定休日|月曜
2018年に誕生したばかりで、地元でも話題もちきりの新たな宿泊施設「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」。その名の通り、水田のなかに突如と現れる現代建築が見事です。設計は、坂 茂(ばん・しげる)氏。建築界のノーベル賞と称される“プリツカー賞”の受賞者です。

なんとこの建物、大部分が木造で出来ています。その温もり感の気持ちいいこと! 温泉やフィットネス、ライブラリーなど共用施設も充実していて、滞在を飽きさせません。まさに庄内の“COOL JAPAN”。メインダイニングには都内のホテルで腕を磨いたシェフがUターンで就任。地元食材・地酒・県産ワインを存分に楽しむことが可能です。庄内空港からクルマで約20分、酒田市、鶴岡市の中心街へのアクセスも良好です。
ショウナイホテル スイデンテラス
Tel.|0235-25-7424
URL|https://suiden-terrasse.yamagata-design.com
住所|山形県鶴岡市北京田字下鳥ノ巣23-1
ハリウッドツイン田園ビュー 1万850円〜(大人1名/1室2名利用時)
というわけで、オススメ美食店と宿泊設備を紹介しました。「えっ、あの名店が入ってないのでは?」とお気づきの皆さんは、ツウですね! そのとおり。「食べログ」サイトで高評価の酒田市の寿司店、鶴岡のイタリアンは、ガイドブックで簡単に調べられるので外しました。名店だけじゃない、庄内美食の奥行きを感じていただければ幸いです。

さて、次の旅の目的地は庄内で。酒田・鶴岡で会いましょう〜!
問い合わせ先

ジェットスター
https://www.jetstar.com/

Photo Gallery