映画『アニバーサリー』公開 スピン・オフ企画|MOVIE
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2016年10月31日

映画『アニバーサリー』公開 スピン・オフ企画|MOVIE

発起人×総監督×プロデューサー 頂上鼎談
映画『アニバーサリー』はこうして作られた!

メディコム・トイ設立20周年を記念した、日本を代表するウェルメイド作品(となるであろう)映画『アニバーサリー』。その公開を祝して、映画発起人の須賀泉水さん(『アニバーサリー』エグゼクティブプロデューサー/メディコム・トイ代表取締役副社長)、本広克行監督(『アニバーサリー』総監督)、森谷 雄監督(『アニバーサリー』プロデューサー)、以上、中心メンバー3名による鼎談を収録。話の尽きない3人の話題は、まるでジェットコースターのようにあちらこちらへ……。その溢れ出るログをお届けする。

Text by TSUCHIDA Takashi(OPENERS)

「お、これは!」と思った。by 本広克行

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本広克行(もとひろ・かつゆき)監督(以下、本広):
メディコム・トイが映画界とコラボするってなったときに、この企画ならアーティストとして何かやれるんだと思って。

だから一番やってみたかったことをやろうと。

学生時代からずっと思っていた、ヌーヴェルヴァーグの頃にゴダールとかが本当にやりたかったことを……。

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森谷 雄(もりや・たけし)プロデューサー(以下、森谷):
??

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本広:
台本を持たずして映画を撮る!
カメラを筆のように扱う!!

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森谷:
!!

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本広:
自由にやれてすごく面白かった。頭の中がうわあって回転し始めて。

学生時代は、こういう風に映画を作っていたなと思って。

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須賀泉水(すが・いづみ)エグゼクティブプロデューサー(以下、須賀):
森谷さんは、どんなお気持ちでした?

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森谷:
僕の大好きな映画が『ラブ・アクチュアリー』。そしたら須賀さんと赤司社長も同じで。あの映画のテイストにできたら面白いんじゃないかって。

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須賀:
物語がクライマックスに向かって、繋がっていく……。

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森谷:
そうです。

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本広:
『ラブ・アクチュアリー』はイギリスの映画ですよね。Working Title Filmsというスゲェいい映画会社がやってる。ほかには『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』『ノッティングヒルの恋人』とか。

イギリスのウエルメイドの代表格です。観ていてほっこりできる点でも、作り方が上手い。

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————————映画の冒頭で、「人はなぜ祝うのか」という問いかけがあります。

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森谷:
あれは脚本家のますもとさんからのアイデア。「アニバーサリー」、つまりお祝いごとの映画ということで、あのフレーズをますもとさんがお書きになって。「なるほど!」って感じでした。

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本広:
あの言葉なかなか難しいですよね。だって一切、祝わない人もいます。うちの家庭では祝わない。

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須賀:
クリスマスもやらないんですか?

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本広:
クリスマスも、お正月も。誕生日も、やらないですね。だってキリないじゃないですか。

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須賀:
たしかにキリはないですけど。

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本広:
誕生日とか、ウゼぇしって思うんですよ。この前、50歳の誕生日を会社の皆んなからお祝いされたんですけど。男ばっかりで誕生日。いらねえよこんなのって(笑)。

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須賀:
あまりされないのも寂しいものですけどね。

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本広:
お祝いって、僕、本当に嫌いなんですよ。そうやって浮かれるのが。自分のなかで「お、50回目だな」くらいに思ってればいい。誕生日会なんかしなくても、普段から会えばいいっていう考え方です。

でも花火見物とかはスキ。

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映画『アニバーサリー』から「生日快樂十分幸福」(監督:本広克行)のワンシーン。©2016 MEDICOM TOY

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須賀:
内容重視?

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本広:
そう。内容重視ですね。誕生日だからって皆んなで集まって、「誕生日おめでとう」ってケーキを焼いて、ロウソクを「フーっ」みたいな。これを皆んながやってると思うと、気持ち悪い(笑)。

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須賀:
お子さんの誕生日会は?

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本広:
やんないですね。

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須賀:
お誕生日プレゼントも?

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本広:
プレゼントの品は一週間くらい前から、これが欲しいとリクエストされます。じゃあ、お前はオレに対して、どういうことをしてくれるんだ? と。

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須賀:
対価を求める?

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本広:
赤点取ったら人生アウトだぞ、みたいにすれば、普段の勉強も頑張るじゃないですか。人間は祝う生き物って、いやいやそんなワケないよなっていう見方もあるんです。ですから「アニバーサリー」に対して、アンチもいないとね。

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森谷:
本広監督と、高橋監督の作品は、どちらかというとアンチなメッセージ。その2本が真ん中にあるんです。この順番は、すごく悩みました。

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本広:
マトモなものばかり見せられても、つまらない(笑)。「何だ? コレ」というのがあってもいいじゃないですか。何事もバランスですよね。

「じつはまったくの後付けなんです」by 森谷 雄

————————もともと須賀さんがメディコム・トイから映画を出したいと考えた理由は何でしょうか?

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須賀:
正直言って、本広監督という存在が身近にいたことが大きかったと思います。

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本広:
「これが本当の作品づくり」「わかる人だけわかってください」みたいな。自由に自分の好きなようにやってみたいっていう風に、今回この作品では完全に開き直ってます。最近、映画制作への気持ちが消極的だったんですが、なんかいい起爆剤になりました。

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森谷:
ショートムービー単体では、なかなか劇場公開にまで至りません。この「アニバーサリー」は、5つのショートムービーが並んでいますが、最後にストーリーの繋がりを作ることで、劇場で作品として観ていただける体裁になりました。

————————ということは、監督がそれぞれ撮りたいストーリーを作り、それを最後に森谷さんがくっつけたんですか? あたかも最初から脚本があったように感じましたが。

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森谷:
まったくの後付けです。それぞれの短編がどうなるのか、自分でさえわかってなかったですから(笑)、最後までドキドキ。特に本広監督のところは、どうなるんだろうって。

本広監督はムチャ振りの人だって僕はいつも言ってるんですけど、そのムチャ振りが効いた感じ。かなり上手くいったと思いますよ。

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本広:
ムチャクチャする人がいないと、皆んながまとめ上手だとつまんないですね。すべての物事においてそうです。カッチリと作るのって、案外、魅力的じゃない。陶芸の世界もそうらしくて、完璧な曲面よりも、多少、癖のある方がいいんですよ。

最後のゆらぎ、ひと捻り、みたいな。それで手に取りたくなっちゃう。

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須賀:
メディコム・トイもそうかもしれない。「これやりたい」「これやろう」って私が言うと、代表の赤司やスタッフが形にしてくれることも多々あります。

————————須賀さんも、ちょっとムチャぶりな感が……。

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森谷:
それは間違いないですね(笑)。

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本広:
でも、揺らぎを意図的に入れようとすると、メチャクチャになるんです。面白いもので、揺らぎのところに当て込んで映画を作ろうとすると荒れる。水槽の中で熱帯魚が喧嘩をはじめるみたいにうまくいかない。

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森谷:
それでも、やっぱり意識されてますよね。わざとズラすとか。ちょっと変なことをやるとか。

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本広:
台本のセリフが終わってるけど、カットをかけない(笑)。「カットかかるまで、役者は役者だ!」とか言って。皆んなを必死にさせています。

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須賀:
一生懸命アドリブ入れたり。

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本広:
そうすると、また新たなキャラクターが出てきたりして。そういうおいしいところを褒めるんです。「今のアドリブ、グーだよ〜」って。


「もうほかには考えられないって私はなっちゃって」 by 須賀泉水

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本広:
オムニバスでみんなが自由にやっちゃったから、プロデューサーの森谷さんが最後にまとめるのは大変だったと思います。ももクロの“しおりん”が出てたり、乃木坂46の“まりっか”も出ていたり。キャスティングだけを見ても、ああよく撮ったよなって思うんですけど、もうひとつ。サントラを誰かに作ってもらおうという時に、トータス松本さんにお願いしたいなという話になって……。

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須賀:
トータス松本さんにお願いできるんだったら、もうほかには考えられないって私はなっちゃって。

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本広:
家が近所なんですよ、彼と。それで、ラーメンズの片桐 仁さんとかいろんなクリエイターが集まって、皆んなでガンダムのプラモデルを作る「ガンプラ隊」っていうのをやってるんです。

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森谷:
どこでやるんですか?

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本広:
ウチでやるんです。家族がいないときに、男ばっかりで。ひたすら作るんですよ。

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須賀:
お酒を飲みながらですか?

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本広:
飲みながら。同じプラモデルを6人くらいで同時に作るんです。完成品を並べて、写メ撮りまくって。

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森谷:
誰のものが、一番出来がいいとか?

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本広:
ニッパーがどうとか、カッターの方がいいとか。ヤスリの掛け方も。そういうのをずっとやってるから、トータスさんも自分のことをちょっと信用してくれてたのかもしれません(笑)。

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森谷:
レコーディング期間は、たったの2週間。

その間に、音をつけてもらって。出来たものからレコーディングしていきました。

————————何曲くらいですか?

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森谷:
おそらく60曲以上です。

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須賀:
エンディングもこの映画のために書き下ろしていただいて。タイトルは、「ふたりディ!」。

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本広:
最後、泣いちゃいますよ。カッコよくて。

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森谷:
この映画を観ないと聴けない曲です。

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本広:
サントラカットしますか?

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須賀:
したいですね。レコード会社さんしだいだと……。

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森谷:
希望が集まればやりたいそうですよ。呼びかけましょうか?

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須賀:
映画の公開が落ち着いたら、ぜひ配信を!

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本広:
こんな風にムチャ振りの応酬で出来上がった映画のわりには、皆さん気にしてくださっているみたいですよ。5人の注目監督が集まって面白いことをやったっていうことで。

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須賀:
気になってほしい、どんどん。

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本広:
はじめは5館でしかやらないですけど、皆さまに気に入っていただければ、他の映画館でも上映できると思うので。ぜひご覧いただけたらと思っています。ほんわかとハッピーになれますよ。

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須賀:
ところで本広さんの短編、未だに読めないです。タイトルが……。

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本広:
「生日快樂十分幸福」=お誕生日おめでとう。

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須賀:
絶対読めないでしょう(笑)。

————————なぜ、人は祝うんでしたっけ?

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森谷:
それは映画を見てくださいということで!

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映画『アニバーサリー』から「#地上300mのタダオ」(監督:森谷 雄)のワンシーン。©2016 MEDICOM TOY

佐々木敦規 監督からのコメント

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この「ハッピーバースデー」は笑えて、泣けて、ハラハラして、驚いて。
色んな感情が短い間に渦巻く作品です。
主演の若葉竜也くんと鈴木福くんのギスギスした関係性が
徐々に変化していく様を楽しんで下さい。
個人的には玉井詩織Zと飯塚悟志03の友情出演に心から感謝しています(笑)。

高橋栄樹 監督からのコメント

記念日を祝う映画の中で唯一、その記念日がどっかにいっちゃう(笑)ストーリーを監督いたしました。もちろんふざけてた訳ではありません。主演の伊藤万理華さんと栗原類君とは、私たちの生きる一日一日がすべて二度と帰ることのないかけがえの無い記念日なんじゃないか、という話を何度か重ねてから撮影しました。ご覧頂いた皆様の「記念日」に、この映画を観た日を加えて頂けたらとても嬉しく思います。

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萩原健太郎 監督からのコメント

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「50年目のシンデレラ」監督の萩原健太郎です。
映画という時間に縛られたメディアで、さらに短編というより短い時間で、50年という長い時間を描けるか?それが今回チャレンジしたかった事です。中村嘉葎雄さんと松原智恵子さんという、僕にとって夢のような伝説的俳優お二人の人生をお借りして、描きました。
大先輩方の4作品も想像を絶する内容で(もちろん良い意味で)、ワクワクドキドキゲラゲラハラハラウルウル・・・。心が色んなベクトルに動きまくります。そんな、オムニバスだからこその醍醐味が味わえる「アニバーサリー」ぜひ劇場でご覧ください。

           
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