アウディ 、e-tron Sportbackを9月発売、柴咲コウさんがe-tronサポーターに|Audi
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2020年8月6日

アウディ 、e-tron Sportbackを9月発売、柴咲コウさんがe-tronサポーターに|Audi

e-tron取り扱いディーラーと充電環境

高電圧バッテリーをコアとするBEVは、内燃機関車にはない技術上の特徴から、新しいサービス体制の構築が必要になり、正規販売店ネットワークおよびアウディ ジャパン豊橋PDIセンターの両面で、e-tronの導入と修理メンテナンス体制の構築を推進しており、e-tronの販売と修理が可能な「e-tronディーラー」は、北海道から九州までをカバーする52店舗でスタートする予定だ(全店舗数は124店舗)。
日本仕様のアウディ e-tron に用意する充電機器は、標準装備として付帯される家庭向けの普通AC(交流200V)充電器と、主として公共の急速DC(直流)充電器。公共の充電器としては全国に7,800カ所に設置されているCHAdeMO規格の急速充電器(出力50kWまで)が利用可能で、e-tron の95kWhのバッテリーをフル充電するには、50kWの出力で1時間半以上かかる計算になる。ただし通常SOC(使用可能電力量)のゼロから100%まで最大出力で充電し続けることはできず、バッテリーを保護するためには、セルの温度や充電状態によって充電速度を落とさなくてはならない。
e-tronは優れたバッテリー制御と温度管理により、急速充電器の場合でも満充電に近いレベルまで高速の充電スピードを維持できることが大きな特長で、充電の最大出力の数値が高いことも重要だが、それと並んで最大出力での充電をどれだけ長い時間で維持できるかは、実際の充電時間に大きく影響を与え、日常の使い勝手に直結するという。
アウディ ジャパンではe-tronの導入にあわせて、Audi Charging Serviceを提供し(一年目のみ月会費の5,000円が無料)、このサービスで提供される充電カードは全国約7,800カ所の急速充電器のうち約86%をカバーする「合同会社 日本充電サービス(NCS)」加入の充電器で利用可能。普通充電を含めると、2万1,700カ所(2020年4月現在)の充電ステーションが利用可能になる。
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