ムラカミカイエがフィアット 500と繰り広げる東京クルーズ|FIAT
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2020年11月6日

ムラカミカイエがフィアット 500と繰り広げる東京クルーズ|FIAT

外観のイメージとは異なる落ち着いた乗り味

「CAVEMAN」を出た後、ムラカミカイエさんはフィアット 500のステアリングを再び握りその鼻先を恵比寿と代官山の中間にある自らのオフィス、SIMONEに向けた。京橋ランプから首都高速都心環状線に入って、車速を上げる。
「結構、しっかり走りますね。ボディは小ぶりだし、ホイールベースも短めだからゴーカート的なイメージを抱いていましたが、意外にどっしり落ち着いています。剛性感もありますね」 
フィアット 500 ツインエア ラウンジが履く185/55R15というタイヤサイズも効いているようだ。
「このデュアロジック(Dualogic)トランスミッションも独特ですね。フィアット 500は街でよく見かけますが、ドライバーが皆これを自在に操っているというのが感慨深いなあ(笑)。慣れれば小気味良く走らせられるし、クルマに愛情を抱かせる装置としても良く出来ていますね」
彼自身がデザインしたオフィスは、少しもオフィスらしくない。そこはアトリエに近くラボでありスタジオでもある。エントランスやラウンジは、街中にひっそりたたずむハイエンドホテルのそれを思わせる。
「仕事が本当に好きで、好きで。ずっとそうなんです。自分でもたまに驚きますが、苦しいとか辞めようと思ったことは一度もありません。天職ってこういうことですね。」
三宅デザイン事務所で、キャリアをスタート。三宅一生に師事し1990年代後半にはアパレルからプロダクトデザイン、広告アートディレクション、ウェブ、パリ・ミラノコレクション演出などで腕をふるった。当然その頃からイタリアには足繁く通っている。
「ミラノに行き始めた頃は、まだ初代のフィアット 500が普通に石畳の道を走っていました。ルパン三世や映画「グランブルー」を観ても分かる通り、フィアット 500はクルマでありながらアイコン。ミラノに通いそれを実体験として知っていたから、現行モデルがデビューしてからずっと気になっていたのだと思います」
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