モータージャーナリスト 小沢コージが語る、MINI CROSSOVER PHEVの魅力|MINI
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2022年11月14日

モータージャーナリスト 小沢コージが語る、MINI CROSSOVER PHEVの魅力|MINI

色使いやディテールデザインでもしっかりMINIらしさを追求

外装もまたしかり。MINI CROSOVERは前述通り横幅が1.8メートルを超える。しかし全長4.3メートル台はイマドキのコンパクトSUVセグメントの中でも短い部類に入る上、箱っぽいフォルムもキャラクター性のあるLED デイライト・リング付き楕円ヘッドライトやMINIらしいクラシカルなグリル、オシャレな2トーンカラーがサイズを感じさせない。小沢は常々、MINIの英国調デザインはある種の魔法のようにブランドの世界観を伝えると思っているが、独特のグリルやライトの位置関係やバランスがそうさせるのだろうか。
さらに、今回乗ったMINI Crossover Untamed Edition PHEV(以降 Untamed Edition)は専用ボディ色のモメンタムグレーを採用。クロームメッキを多用するミニとしては珍しく、ヘッドライトやリアコンビネーションランプ、フロントグリルフレーム、エンブレム、テールパイプなどに光る黒を配色したピアノブラックエクステリアを標準装備。
フロントバンパー左右のエアインテーク、アンダーガードもボディカラーと同じモメンタムグレーに変更。
他ブランドの電動化モデル、BEVやPHEV仕様ならばきっとエコをイメージさせるブルーを多用するはずだが、MINIはひと味違う。独自アースカラーと抑えたブラックの組合せで「電動モデル」を主張。グレーは少しグリーンがかっており、迷彩色のようにも見えるが、このあたりも個性的で実にMINIらしい。
人と同じを良しとせずのアマノジャク的戦略だが、ここもファン的はうれしい。性能や走りの味付けだけじゃない。色づかいやディテールデザインでもしっかりMINIらしさを追い求めているのだ。
インテリアも同様。そもそもメーターからセンターディスプレイからツマミから、あらゆる操作系は丸型か楕円デザイン。しかも色使いや質感、メッキのセンスがいいからガキっぽく見えない。8.8インチのタッチスクリーンもほどよくデジタル感があり、アップルカープレイにも対応する。
PHEVならではのコネクティッド機能も充実しており、専用スマホアプリ「MINI APP」を介して燃料レベル、充電状況、残りの航続距離の確認や、メンテナンスすべきタイミングを知ることもできる。
日常的にも広い駐車場で止めた場所を忘れたとき、位置を確認できたり、寒い冬の朝、予め出発時刻に合わせてエアコンを作動させておいたり、ドアロック&アンロック、ヘッドライト点灯までリモート操作ができる。
そのほか今回のMINI Crossover Untamed Edition PHEVは、インテリアにも独自のアースカラーを採用。自然にインスパイアされたブルーとグリーンの特別パーツで覆われており、助手席前はフローズンブルーのパネルに「Untamed」の文字が浮かび上がるようになっているし、本革とファブリックのコンビネーションシートも専用カラーのハイランドグリーンがオシャレ。シブ目の色合いに鮮やかなグリーンとブルーのステッチが映える。
これまた同じ電動SUVでも、MINIはMINIなりの世界観を提供しようとしているのが分かる。
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