Coca-Cola|“コンツアーボトル”を再利用した「コカ・コーラ ボトルライト」125個限定発売
Design
2015年5月18日

Coca-Cola|“コンツアーボトル”を再利用した「コカ・コーラ ボトルライト」125個限定発売

Coca-Cola|コカ・コーラ

コカ・コーラとパスザバトンがコラボレーション

光る「コカ・コーラ ボトルライト」125個限定発売

日本コカ・コーラと、“NEW RECYCLE”をコンセプトにした現代のセレクトリサイクルショップ「PASS THE BATON(パスザバトン)」が、コカ・コーラ125周年記念ライセンスグッズをコラボレーション。今年7月にリリースした第一弾につづく第二弾企画「コカ・コーラ ボトルライト」が125個限定で発売された。

Text by OPENERS

コカ・コーラの象徴、“コンツアーボトル”が美しく光る!

コカ・コーラとパスザバトンのコラボレーション企画第二弾は、「サスティナブルライフスタイルとデザインの提案」をテーマに、“コンツアーボトル”を100パーセント完全再利用。オーダーメイドの電球づくりにこだわってきた日本の電球職人が、今回のためにオーダーメイドのLED電球を制作、パーツづくりから組み立てまで、ひとつひとつ丁寧に手づくりで仕上げている。

コカ・コーラ|パスザバトン 03

ジョージアグリーンの色あいとコンツアーボトルの形を美しく映し出すライトは、USBでも充電ができる、コードレスタイプのLEDライトで、グラスの底にはサンドグラスによる125周年限定品のロゴがあしらわれている。

パッケージ(次ページ)は、多方面で活躍中のアートディレクター 千原徹也氏がデザインを担当。ボトルの曲線をイメージし、コンツアーボトルそのものをペイントしたようなアート性の高いものとなっている。

「コカ・コーラ ボトルライト」は、パスザバトン表参道店「PASS THE BATON GALLERY」と、コカ・コーラオフィシャルショップ「コークストア」にて、125個限定で発売中。

コカ・コーラ ボトルライト
製品仕様
素材|ソーダガラス(コンツアーボトル)100%
サイズ|高さ200mm、直径58.5mm
[付属品]充電器、USBケーブル

コカ・コーラ|パスザバトン 05

販売場所
コカ・コーラオフィシャルショップ「コークストア」
http://www.cokestore.jp/
パスザバトン表参道店
パスザバトンウェブショップ
http://www.pass-the-baton.com
販売数量|125個(数量限定)
価格|2万8000円

PASS THE BATON OMOTESANDO (PASS THE BATON GALLERY)
渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ西館B2F
Tel. 03-6447-0707
URL:http://www.pass-the-baton.com

Coca-Cola|コカ・コーラ

スマイルズ代表取締役社長 遠山正道×日本コカ・コーラ ライセンス 清田美佐子

「コカ・コーラ ボトルライト」発売記念対談

今回のコラボレーション企画「コカ・コーラ ボトルライト」の発売を記念して、パスザバトンを運営するスマイルズ代表取締役社長の遠山正道氏と、日本コカ・コーラ ライセンス担当の清田美佐子さんの対談が、「コカ・コーラ ボトルライト」発売前の10月22日に日本コカ・コーラ本社でおこなわれた。

第一弾は、パスザバトン表参道店での人気が圧倒的でしたね──遠山

清田 こんにちは。一緒に取り組んできた「コカ・コーラ ボトルライト」がやっと完成しました。ありがとうございます。

遠山 できましたね。長かったですね(笑)。たいへんでした!

清田 思い返してみると、ちょうど1年前くらいですよね。2011年はコカ・コーラの125周年ということから、パスザバトンのニューリサイクルというテーマとコカ・コーラ125周年を掛け合わせた企画を何か一緒にやりたいですね、というお話をさせていただきました。そして今年の7月に、125周年第一弾コラボレーションとして、コカ・コーラのコンツアーボトルを100パーセントリサイクルしてひとつひとつ手づくりした「リサイクルジェヌイングラス」を、コークストア以外ではパスザバトンさんでのみという限定販売していただきました。

遠山 ディスプレイにも凝って、コカ・コーラのTVCMなどでもおなじみのポーラーベアの剥製の横にならべて販売したところ、大好評ですぐに売り切れちゃいましたね。

清田 このグラスは世界で1250個限定でつくったのですが、予想以上の売れ行きで私たちもとてもうれしかったです。

遠山 表参道ヒルズにある我われのお店のお客さまは、ストリートカルチャーに敏感な方が多いのですが、コカ・コーラファンがとても多いんですよね。丸の内のお店でも人気でしたが、とくに表参道での人気が圧倒的でしたね。

できるだけこのコンツアーボトルの形を活かしたい──遠山

清田 その、好評だった第一弾コラボレーションにつづく第二弾として、今回やっと完成したのが「コカ・コーラ ボトルライト」です。

遠山 ずいぶんいろいろな企画を出しました。当初は、ボトルだからその中に手紙を入れて、遠い島から流れ着いたようなイメージで商品化したいなんてことも考えましたが、最終的に、このボトル自体が電球だったらおもしろいと思ったんです。とにかくシンプルにしたいと思いました。何かをくっつけたり加工するのではなく、できるだけこのコンツアーボトルの形を活かしたいと思いました。

このボトル自体をソケットにつけて、ぶら下げる電灯にすることを考えました。少数限定での発売に決めたこの125個のボトルライトを、細渕電球さんという小さな町工場の職人さんたちがひとつひとつ組み立ててつくってくれました。それはたいへんな作業だったと思います。ボトルの口の部分にLEDライトをはめ込み、USBの差込口とスイッチをつけるというたいへん難しい注文に応えてくれました。キャップを外すとライトがついて、キャップをはめるとライトが消えるという仕組みにしました。

清田 ちょっとしたことですが、ものすごくこだわっていただきました。コカ・コーラは、“Open Happiness”というキャンペーンを実施していまして、ボトルを開けて飲んでいただくときに「ちょっとした幸せ」をご提供したいと考えているんです。まさに、この「コカ・コーラ ボトルライト」は、我われが普段飲みものを販売してご提供するHappinessを、ライトという生活のなかにあるものをとおしてご提供できるものだと思います。ですから、キャップを開けてライトがついたときはとても感動しました。

コカ・コーラ|パスザバトン 07

コカ・コーラ|パスザバトン 08

遠山 王冠を開けたときのシュポッっという音やそのときのよろこびを再現したいと思ったので、そう言っていただけるとうれしいですね。ディナーのときにテーブルに置いていただいたり、暗い部屋の隅に置いていただいたりするととってもきれいです。コンツアーボトルのガラスの厚みや形によって、つくりだされる光のグラデーションがきれいなんですよ。

清田 いいですね。私は、ぜひテーブルにコンツアーボトルのコカ・コーラと、第一弾のコラボレーションで販売した「リサイクルジェニュイングラス」、そしてこの「コカ・コーラ ボトルライト」をならべて、リフレッシュのひとときを過ごしていただけるとうれしいと思います。それに、これらの商品がサスティナブルなものだということも実感していただけると思います。

テーマは「サスティナブルライフスタイル&デザイン」──清田

遠山 「コカ・コーラ ボトルライト」をコロンと部屋の隅に転がすだけでも、部屋に広がる光がとてもいいと思いますよ。山の家やキャンプなどにあってもいいですね。コードレスでハンディなので、使い勝手がよいと思います。

清田 シンプルにつくっていただいたからこそ、ですよね。

遠山 はい。シンプルに仕上げることに、たいへん苦労しました(笑)。

清田 この苦労してつくりあげたライトが、いよいよ10月28日から表参道のパスザバトンのギャラリーで展示販売されています。今回、テーマを「サスティナブルライフスタイル&デザイン」とさせていただきました。パスザバトンのテイストで、コカ・コーラのサスティナブルな取り組みを伝える、この機会をたいへん楽しみにしています。

遠山 いま、我われが座っている椅子も展示販売しますよね。

清田 はい。この「111 Navy Chair」、コカ・コーラのサスティナブルの取り組みのひとつで、一脚あたり約111本分のPETボトルからできた再生PET素材をつかっています。昨年、グローバルで発売して以来、たいへんご好評をいただいています。もうつぎの話をすると気が早いかもしれませんが、ぜひ、また何かご一緒できるとうれしいです。

遠山 そうですね。私もコカ・コーラが大好きですし、コカ・コーラがもつシンプルで強いメッセージと、我われパスザバトンのリサイクルというテーマを掛け合わせることで、また何かいいアイデアが生まれるのではないかと思います。

清田 楽しみにしています。

           
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