エールフランス航空、ビジネスクラス新メニューに2つ星シェフを起用|TRAVEL
AIR FRANCE|エールフランス航空
サヴォワ地方の食材で機上の美食に挑戦
エールフランス航空は、2017年3月末までパリ発長距離便、及び中距離線ビジネスクラスで2つ星シェフ、ジャン・シュルピスが考案したメインディッシュを提供している。サヴォワ地方の色彩豊かな食材を使った料理は見た目も味も楽しめる。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
6種のメインディッシュを用意
エールフランス航空は2017年3月末までパリ発長距離便、及び中距離線ビジネスクラスにおいてミシュラン2つ星シェフのジャン・シュルピス氏のメインディッシュを提供している。
ジャン・シュルピス氏自らの名を冠したレストランは選び抜かれた高級ホテル、レストランのみが入会できる、“ルレ・エ・シャトー”のメンバー。フランスのスキーリゾートであるトロワヴァレの中心地、ヴァルトランスにある彼の店は、美食家の間でも高い評価を得ている。
自然の恵をそのままに、郷土に根ざした料理が彼の真骨頂。一見シンプルな料理の澄んだみずみずしい色彩が、鮮烈な味わいと見事に調和しているのが特徴だ。
今回、エールフランスのためにシュルピス氏が考案した6種のメインディッシュは、サヴォワ地方の豊かな食材と異国のスパイスや食材を大胆に組み合わせたもの。彼が世界中で出合った味の記憶を鮮やかに表現した。
アルプスの清流で育った鱒を使いクレソンのピリッとした苦味が特徴的な「鱒のクレソン風味ソース、トウモロコシ粉のポレンタ添え」や、タイムに似た芳香の山のハーブ、ピンピオレが子羊の肉に繊細な風味を与える「子羊の肩肉、ピンピオレ風味のソース、ジャガイモとシュクリヌ菜を添えて」など見た目も味もメインディッシュが並ぶ。
シュルピス氏は「シェフの仕事は自分自身を皿の上で表現することです。私の目指しているのは生き生きとした自然そのものの味わい、コクのある豊かな風味、自然の愛するふるさとに根ざした味覚を自由な感性で創造したいと思います」と語った。
湖と山の自然から生まれる豊かな味わいをぜひ堪能してみてほしい。
エールフランス航空 新メニュー
・鱒のクレソン風味ソース、トウモロコシ粉のポレンタ添え
・子羊の肩肉、ピンピオレ(サヴォワ地方のタイムに似たハーブ)風味のソース、ジャガイモとシュクリヌ菜を添えて
・牛の頬肉、コリアンダーと赤ワインのソース、ジャガイモと栗のピュレ添え
・ホロホロ鳥、キャラウェィ風味のソース、パネ(芹科の根)のピュレ添え
・鱈のロースト, みかん風味のサテソース、ピーナッツ入りほうれん草添え
・セロリ根とコンテチーズのリゾット仕立て、野生のセロリ風味
エールフランス航空
http://www.airfrance.co.jp/