琥珀色したひと雫の傑作|JOHNNIE WALKER BLUE LABEL
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2018年6月19日

琥珀色したひと雫の傑作|JOHNNIE WALKER BLUE LABEL

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JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル

祐真朋樹が堪能する
ブレンデッドウイスキーの最高峰「ブルーラベル」の味わい

世界No. 1スコッチウイスキーとして人々に愛されている「ジョニーウォーカー」。その最高峰である「ブルーラベル」の魅力、味わい方について弊誌編集大魔王、祐真朋樹が長年付き合いがあり、ウイスキーに一家言ある代々木上原のカフェ「Fireking Cafe」のオーナー、阿部俊英氏に話を訊いた。

Photographs by SATO Yuki
Text by SHIMIZU Kiyoshi(Lefthands)
Cooperation by Fireking Cafe

音楽で例えるならブレンデッドウイスキーは“交響曲”

ウイスキーはスコットランド人やアイルランド人の祖先であるゲール族の言葉で「命の水」を意味する、ウシュクベーハー(Uisge-beatha)が変化したと言われている。つまり、スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキーがオリジナルであるが、アメリカ、カナダ、日本で生産されているものを加え、世界5大ウイスキーと呼ばれることもある。

ウイスキーは穀物から作られるが、どの穀物を使うかで呼び名が変わってくる。大麦麦芽だけを使用したものはモルトウイスキーであり、単一の蒸留所で作られたものがシングルモルト。大麦麦芽だけでなく、ライ麦や小麦、トウモロコシなども使用したものはグレーンウイスキー。これは基本的にはモルトウイスキーとブレンドしてブレンデッドウイスキーとして飲まれている。

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音楽で例えるならシングルモルトは“ソロ演奏”、ブレンデッドウイスキーはオーケストラの“交響曲”や“協奏曲”。いくつもの原酒がブレンダーによって調合され、互いの個性を引き出し合いながら完璧なハーモニーを奏でている。

このブレンデッドウイスキーの誕生と発展に大きく貢献したのが、世界No. 1ブランドのジョニーウォーカーであり、その最高峰がブルーラベルだ。

Page02. 一万樽に一樽しか存在しない熟成の頂点に達した原酒だけがブルーラベルに

JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル

祐真朋樹が堪能する
ブレンデッドウイスキーの最高峰「ブルーラベル」の味わい(2)

 

一万樽に一樽しか存在しない熟成の頂点に達した原酒だけがブルーラベルに

祐真 「数年前、英国ブランドのお招きでブルーラベルを楽しむイベントに参加したことがあります。よく冷えた水を口に10秒ほど含んで飲み込んだあと、ブルーラベルをストレートで飲む方法を教えてもらいました。複雑で芳醇な味と香りが広がりながら変化していく、不思議な経験でしたね」

阿部 「パーフェクトサーブ、と呼ばれている飲み方です。ウイスキーに水を数滴垂らすと香りが開いていきますが、それを口の中で行うのです。さらに、冷えた水で下がった口内の温度が体温に戻る過程で、ブルーラベルの味わいが変化していくのを楽しむこともできる」

長い付き合いの2人だが、お酒について語り合うのは今日が初めて。ウイスキーグラスの名門、グレンケアン社の特製グラスに注いだブルーラベルを冷えたチェイサーと楽しみながら、ウイスキー談義は少しずつ花開いていく。

祐真 「ブルーラベルは贅沢な酒なんでしょうね。どんな原酒がブレンドされているんだろう」

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阿部 「スコットランド各地の個性的な原酒がたくさん使われていると思います。ジョニーウォーカーは現在、スコットランドにある30箇所の蒸留所に述べ1,000万樽以上の原酒を保有していて、ラベルの色に最適な原酒を選んでブレンドしています。なかでも一万樽に一樽しか存在しない、極めて希少性の高い熟成の頂点に達した原酒だけが、ブルーラベルに使われています」

祐真 「調合する原酒の数が多いほど高級なウイスキーになるものですか」

阿部 「いや、重要なのはブレンダーの実力ですね。ジョニーウォーカーで働く12人のブレンダーは、香りだけで判断するノージングで原酒を選んで調合を決め、最後にテイスティングします。最終的な判断を下す6代目マスターブレンダーの、ジム・ビバレッジは一般の人の4倍、嗅覚が鋭いそうです」

祐真 「マスターブレンダーは指揮者、マエストロですね。会ってみたいなぁ」

阿部 「ジョニーウォーカーのレシピは門外不出なので、データはブレンダーたちの頭の中にしか存在しない。数値化できるものではないんです。だから、彼らは同じバスには乗らないし、出勤時間もずらし、同じ食事もとらないと言われています」

Page03. ブレンデッドウイスキーは人の叡智と探究心の賜物

JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル

祐真朋樹が堪能する
ブレンデッドウイスキーの最高峰「ブルーラベル」の味わい(3)

 

ブレンデッドウイスキーは人の叡智と探究心の賜物

ジョニーウォーカーの創業者で、初代マスターブレンダーのジョン・ウォーカーが14歳でスコットランドの小さな街、キルマーノックに食料雑貨店を開いたのは1820年のこと。シングルモルトウイスキーも販売していたが、当時は蒸留所や樽によって品質に差があったので、彼は紅茶のブレンディングをヒントにシングルモルトウイスキーを組み合わせて、上質で安定したブレンデッドウイスキーを提供することに成功した。

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以来、スタイリッシュな四角いボトルや斜め24度のラベル、ブランドアイコンの先駆けとなるストライディングマンのイラストなど、革新的な試みに挑戦し続けるジョニーウォーカーは、長年にわたり英国王室御用達の栄誉を授かり、世界で最も愛されているブレンデッドウイスキーであり続けている。

そして1992年、熟成年数に縛られず真に最高のウイスキーを創造する、という信念の元に生まれたブルーラベルは、従来のウイスキー業界の常識を覆した。

祐真「シングルモルトはいわば地酒のようなもので、個性が際立っています。個性的な原酒を組み合わせて、より奥行きのある味と香りを生み出したのがブレンデッドウイスキー。人の叡智と探究心の賜物なわけで、そのトップオブトップがブルーラベルということですね」

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阿部 「世界5大ウイスキーの中で、ブレンデッドウイスキーを作っているのはスコッチと、それに憧れた日本のウイスキーだけ。スコットランドではおいしいブレンデッドウイスキーを作るために生まれた蒸留所もあります」

Page04. ブルーラベルを味わうためには、飲み手にも〝演出〟が必要

JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル

祐真朋樹が堪能する
ブレンデッドウイスキーの最高峰「ブルーラベル」の味わい(4)

 

ブルーラベルを味わうためには、飲み手にも〝演出〟が必要

祐真 「景山民夫さんのエッセイに、ネス湖のホテルであるシングルモルトをストレート&チェイサーで飲む描写があります。その文章に憧れてシングルモルトを飲み続けた時期もありました。が、最近はブレンドのほうが受け入れやすくなってきました」

阿部 「ストレート&チェイサーだと、水も飲みながらゆっくり楽しめるので身体にも優しいと思います。 レーズンやチョコレートに限らず、幅広いおつまみとの相性を楽しめるのもブレンドの懐の深さと言えますね」

祐真 「実はイタリアンやフレンチを食べながら、ブレンデッドウイスキー飲みたくなることがよくあるんです。でも、〝ワインとのマリアージュを楽しみましょう〟的な雰囲気を感じるから我慢していますが」

阿部 「僕はいいブレンデッドウイスキーを飲むと、肉が食べたくなります」

祐真 「確かにありますね。いい酒を飲むならふさわしい状況を自分で作ることも大事ですね。ブルーラベルは大勢でわいわい飲む酒ではないでしょ。普段はラフな服装で集まる親しい仲間2〜3人がばっちり正装して高級なステーキ店に行って、ブルーラベルを飲むなんていいですよね」

阿部 「日本には大人がお洒落を楽しめる場所がまだまだ少ないですね」

祐真 「ないなら、自分で作るしかない。ブルーラベルをどんなオケージョンで楽しみたいのか。それを考える時間こそが人生を豊かにしてくれると思います」

200年ほど前、よりおいしいウイスキーを届けたいと試行錯誤したジョン・ウォーカーの願いは代々のマスターブレンダーに受け継がれ、一万樽に一樽といわれる希少な原酒を用いた究極のブレンド、ブルーラベルを生み出した。それは自然の恵みと人の叡智が奏でる琥珀の至福。この酒を味わうためには、飲み手にも〝演出〟が必要だという祐真と阿部氏。原酒の熟成に必要な時間と、樽を見守る自然。そしてブレンダーと、今夜酒場に出かけるあなた。このハーモニーこそが、最高のブレンデッドウイスキーを作るのかもしれない。

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JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル

一万樽に一樽といわれる希少な原酒を用いてつくられるジョニーウォーカーの最高峰であり、究極のブレンデッドウイスキー。芳醇で少々スモーキーな風味が蜂蜜とフルーツのなめらかな味わいに変化し、さらにウッディーな香りへと姿を変え、心地よい余韻がゆったりとつづく──そんな重層的で奥深い味わいを楽しめる。
容量|750ml
アルコール度数|40度
希望小売り価格|1万8000円(税別)

問い合わせ先

MHD モエ ヘネシー ディアジオ

Tel.03-5217-9735

https://www.mhdkk.com/brands/johnnie_walker/blue/

※お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量で。

           
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