more trees|深澤直人氏デザインによる、やわらかな曲線のまな板
more trees|モア・トゥリーズ
やさしい木のぬくもりで、心地よい暮らしを提案
深澤直人氏デザインによる、やわらかな曲線のまな板
more treesの賛同人であり、世界的に活躍するプロダクトデザイナー・深澤直人氏がデザインしたヒノキのまな板が、more treesプロダクトとして新たに誕生した。
Text by WATANABE Reiko(OPENERS)
デザインコンセプトは「やわらかい四角」
地球規模で深刻な森林破壊が進む中、森づくりによってCO2(二酸化炭素)の吸収力を高め、「カーボンオフセット」の普及に努めている、森林保全団体more trees。
坂本龍一氏をはじめとする5人の発起人と、100人以上からなるmore treesは、国産材の普及をめざした商品をつくり、その売り上げの一部を、国内外の森林再生プロジェクトへと還元する活動もおこなっている。
このたび、more treesの賛同人のひとりであり、世界的に活躍するプロダクトデザイナー・深澤直人氏がデザインしたヒノキのまな板が、more treesプロダクトとして新たに誕生した。
丸でも四角でもないやわらかな丸みをおびた曲線の美しいまな板は、シンプルかつ美しいデザインでありながら手馴染みが良いのが特徴だ。まな板として使いやすいのはもちろん、パンやチーズを切ってサービングボードとしてそのまま食卓へ出したり、鍋やティーポットをのせるポットスタンドとして使ったりすることもできる。
さらには、キッチン以外のスペースにおいても、洗面所やパウダールームでお気に入りのコスメやアメニティをのせれば、あたたかみのあるトレイに早変わり。アイデア次第で暮らしにそっと寄り添い、心地よさをもたらすマルチなアイテムだ。
本商品のデザインコンセプトについて、デザイナーの深澤直人氏は「まな板には使う方向が必要で、四角だと方向性は出るが堅い印象がある。丸だと方向性がない。だから、丸と四角を組み合わせた「やわらかい四角」を作った。木口は僅かに丸みをおびて、立てかけた時に平らな面に点で接するよう考えた」とコメント。
素材には四万十ひのきを使用。四万十ひのきは、日本のひのきの中でも特に油分が多く、水切れが早く、変色しにくい優れもの。四万十ひのき特有の強い抗菌成分が雑菌やカビなどの発生を抑え、いつまでも清潔な使用感と上品な香りを楽しめる。
サイズはS.M.Lの3種類。普段使いはもちろん、ホームパーティーなどで食材をのせるプレートとしてもバリエーション豊かに活用できるマルチなキッチンツールは、ギフトにもおすすめのアイテムだ。
まな板
デザイン|深澤直人
素材|高知県四万十ひのき
サイズ|S(227mm×280mm)
価格|3240円
サイズ|M(255mm×350mm)
価格|4320円
サイズ|L (350mm×350mm)
価格|5400円
more trees design
Tel. 03-5770-3969