DESIGN /
PRODUCT
2022年6月11日
「B品」を生み出さない意匠と生産体制を確立。多様性にあふれた食卓を支える器|ALONGU 明論具
ALONGU 明論具|アロング
Webサイトとインスタグラムにて、料理家・濱守球維氏のレシピも公開予定
さまざまな国籍性や地域性が混在する和食の現在地を楽しみ、未来の和食を兆す器の姿を----プロダクトデザインに倉本仁氏、アートディレクションに真崎嶺氏を迎え、約2年の歳月をかけて完成した食器ブランド「ALONGU 明論具」。6月29日からの一般発売に先駆けて、6月13日よりスパイラルマーケット(港区南青山)にて先行販売がスタートする。
Text by WAKABAYASHI Satsuki
2021年10月に開催された「DESIGNART TOKYO」にて、「Edition_0」と題し、釉薬実験を行う姿をユニークピースとして発表した食器ブランド「ALONGU 明論具」。
この度、待望の本格発売がスタートする。アイテムは、皿、湯呑、茶碗、鉢、汁椀の全10型がラインナップ。それぞれ料理が盛り付けられた時の美しさはもちろん、食器洗い時の扱いやすさ、食器棚に納められた時の重なりの良さなどにも配慮している。汁椀(木製)以外の磁器は、長崎県波佐見町にて生産を行う。
磁器というと均一な仕上がりをイメージするが、季節や気候の影響や職人の手作業により、個体差が生まれることもしばしば。「ALONGU 明論具」では、結晶などの反応が生じやすい釉薬を採用し、個体差を「素材が持つ魅力と自然が作り出すありのままの表情」と定義。一点一点表情が異なることをモノの魅力と捉え、「B品」が生じないという。リーズナブルな価格帯もまた魅力的だ。
ALONGU 明論具
PLATE|880~4,180円
CUP|990円
RICE BOWL|1,210~1,320円
BOWL|1,430~2,860円
SOUP BOWL(木製)|3,850円
PLATE|880~4,180円
CUP|990円
RICE BOWL|1,210~1,320円
BOWL|1,430~2,860円
SOUP BOWL(木製)|3,850円
カラー
磁器|ヤキシメ、フチサビ、セイジ、テンモク
汁椀|キナリ、コゲチャ
磁器|ヤキシメ、フチサビ、セイジ、テンモク
汁椀|キナリ、コゲチャ
問い合わせ先
ALONGU 明論具
http://alongu.jp/