最速の4座ベントレー「コンチネンタル スーパースポーツ」発表|Bentley
Bentley Continental Supersport|ベントレー コンチネンタル スーパースポーツ
Bentley Continental Supersport Convertible|ベントレー コンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブル
最速の4座ベントレー「コンチネンタル スーパースポーツ」発表
ベントレーがラグジュアリー4シータークーペの新型「コンチネンタル スーパースポーツ」とオープンモデルの「コンチネンタル スーパースポーツ コンバーチブル」を発表。700馬力以上を誇るベントレー史上最速のプロダクションモデルとなる。
Text by YANAKA Tomomi
ベントレー史上最速のプロダクションモデル
ベントレー史上最速となる「コンチネンタル スーパースポーツ」。スーパーカー並みの速さとベントレーならではのたたずまいを両立させたコンチネンタルシリーズのもっともスポーティなモデルとなる。
この「スーパースポーツ」という名称は往年の名車から受け継がれたもの。初代は1920年にわずか16台のみ制作されたとされ、2009年に発表された2代目につづき、今回が3代目となる。
パワートレーンは「コンチネンタルGT」と同じ6リッターW12エンジン。しかし、このモデルのためにターボやインタークーラーなどが再設計されており、最高出力は先代より80psアップの522kW(710ps)。最大トルクも217Nm向上し、1,017Nmという強大なパワーを生み出す。
トランスミッションはZF社製の8段ATで、最高速度はクーペで336km/h、コンバーチブルでは330km/h。0-100km/h加速はクーペが3.5秒、コンバーチブルで3.9秒を記録する。
ブレーキは、冷却性能を強化したカーボンセラミックブレーキで、世界最大級のディスクサイズを誇り、ブレーキを覆う21インチホイールも軽量タイプが採用された。
駆動方式は、トルク配分をリア寄りにするベントレーの全輪駆動システムで、通常は60パーセントをリアに配分しているが、トラクションに応じて前後のトルク配分を最適化する。
また「コンチネンタルGT3-R」ではじめて導入されたトルクベクタリングシステムをアップデート。専用のキャリブレーションを施して搭載したことで、俊敏な走りに寄与するという。
デザインはエクステリアの随所にカーボンファイバーを使用。前後のバンパーが変更された。室内に目を移すと、コンチネンタルGTではじめて3色を使ったインテリアとなっており、シートとドアサイドパネルにはダイヤモンドキルト模様があしらわれる。
コンチネンタル スーパースポーツは、すでに本国では受注をスタート。4月からデリバリーが予定されているという。