ベントレーから世界的タトゥーアーティストとタッグを組んだ“走るアート”が登場

Bentley｜ベントレー

ベントレーアメリカズは、世界的に有名なタトゥーアーティスト、キース・バンバン・マッカーディ氏とコラボレーションした車両を「マイアミ・アートウィーク2024」でワールドプレミアした。特定の光により模様が浮かび上がる“走るアート”は、2025年から登場する予定だ。

Text by YANAKA Tomomi

多くの著名人の象徴的なタトゥーデザインを生み出してきたバンバン氏。その卓越した才能は、ニューヨークに拠点を置く彼のスタジオ「Bang Bang Tattoo」を通じて世界に名を轟かせてきた。

そんな彼のタトゥーの世界観が今回クルマにも描かれるように。今回ベントレーが初披露した車両は、バンバン氏が2023年に発表した特定の光でタトゥーを自在に消したり戻したりすることが可能な革新的なインク「Magic Ink」を使用したデザインで、クルマでも“オン”と“オフ”が楽しめるものとなった。

会場では、独創的なタトゥーが描かれた「ベンテイガEWB」を展示。光を浴びて浮かび上がるアーティスティックなデザインが訪れた人を魅了した。

バンバン氏は「ベントレーのカスタマイズの新たな領域を切り開くことは、とても魅力的です。ベントレーは私のタトゥーアートにラグジュアリーなキャンバスを提供してくれました。このプロジェクトを通じて、個性を表現する動く芸術作品を創り上げることができます」とコメント。

ベントレーによるとビスポーク部門「マリナー」を通じて、このバンバン氏とのコラボレートカスタマイズも選択可能。2025年からデリバリー可能となるという。

大切な記憶やアイデンティティをデザインに織り込み、単なる乗り物を超えた個性を体現する“走るアート”。クルマの新しいラグジュアリーの概念を示したものとなった。

問い合わせ先

ベントレーコール
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