アウディ、電動SUVコンセプトの公開を予告|Audi
CAR / NEWS
2015年8月19日

アウディ、電動SUVコンセプトの公開を予告|Audi

Audi e-tron quattro concept|アウディ eトロン クワトロ コンセプト

アウディ、電動SUVコンセプトの公開を予告

アウディは9月から始まるフランクフルトモーターショー(IAA)において、電気モーターのみのSUVコンセプトモデル「eトロン クワトロ」を公開することを明らかにした。

Text by HORIGUCHI Yoshihiro(OPENERS)

R8 e-tronのテクノロジーもフィードバック

9月にはじまるフランクフルトモーターショーにおいて、アウディは電動SUVモデル「eトロン クワトロ コンセプト」を発表する。

eトロン クワトロはゼロからEV専用にデザイン設計されたSUV。とくにエアロダイナミクスにはこだわり、公開されたデザインスケッチでは、SUVらしくマッシブな下半分に対してクーペのような上下に薄いキャビンをもっている。また車体底面はフラットにされており、SUVながらCd値は0.25を達成している。

プラットフォームには、新型「Q7」から採用された第2世代の「モジュラー ロングチューディナル プラットフォーム」を利用。四輪駆動でもドライブシャフトが不要なEVの利点を活かし、キャビンは4人がゆったり座れるスペースを確保しているという。

Audi e-tron quattro concept|アウディ eトロン クワトロ コンセプト

Audi e-tron quattro concept|アウディ eトロン クワトロ コンセプト

低重心化をはかるため、大容量のリチウムイオン バッテリーは座席の下、前後の車軸のあいだに配置。高いエアロダイナミクスと大容量バッテリーにより、eトロン クワトロは、およそ500km以上の航続距離を誇る。

走行まわりの設計には、EVスポーツモデル「R8 e-tron」からの技術もフィードバック。そのひとつとして、モーターをフロント1個、リアに2個配置し四輪を駆動するというレイアウトが踏襲されている。

ヘッドライトには、世界初となるマトリックス レーザー OLED(有機LED)テクノロジーを搭載。また、インテリアにも有機LEDのディスプレイが配され、ジェスチャーによるオーディオやエアコンの操作などが可能となっている。

アウディでは、コンセプトをもとに、完全電動SUVのプロダクションモデルを開発し、2018年ごろにリリースを目指すとしている。

           
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