ボルボのフラッグシップSUV「XC-90」でロングドライブへ|VOLVO
CAR / IMPRESSION
2021年8月31日

ボルボのフラッグシップSUV「XC-90」でロングドライブへ|VOLVO

得意分野はロングトリップ

そうして都内をスタートしたXC-90が目指す目的地は、東北の仙台。途中の立ち寄り地はドライバー任せというので、まずは福島県の猪苗代湖あたりをナビにセットした。SENSUS(センサス)という名前のダッシュ中央にセットされた大型ディスプレイは、左右にスワイプしてさまざまなセッティングを行うことができるというもので、慣れれば使いやすく、縦型なのでナビ画面の場合は先のルートや目的地が分かりやすい。
東北道では、ステアリング左ポストに起動ボタンがある「パイロットアシスト」を、ほぼ全線で使用。スピードメーター内に緑色に光るステアリングマークが出れば、楽ちんなレベル2相当の追従運転をしてくれる。作動中は車間とレーンキープをきっちりと行う感覚がドライバーに伝わってくるので、常に安心して任せておけるのだ。
クルージング中は気筒休止機構が働いて2気筒走行に切り替わっているはずだけれども、その気配を伝えることはなく、100km/hでは1,500rpmあたりで粛々と走り続ける。マイナーチェンジ後のボルボ各シリーズは、180km/hが最高制限速度となったほか、任意の最高速度を設定できるケア・キーが導入されたことがニュースになったことなどを思い出しながら、白河ICまで走って高速を降り、一般道の294号で猪苗代に向かう。
山から続くなだらかな傾斜地に、田んぼが階段のように広がるこのあたりの景色は、東北らしくて好きだ。途中で農道に分け入り、XC-90の勇姿を撮影。こうした狭い道に気負いなく入っていけるのは、見切りの良い四角いボディと、パノラマビューを映し出してくれる先進システムのおかげ。22インチのワイドタイヤで凹凸道に入るのは少し気が引けたけれども、ドライブモードを「Off Road」にして車高調整できる電子制御のエアサスと、AWDシステムがあるので安心だ。
ちょっとしたワインディングがあったので、モードを「Dynamic」に。ステアリングの遊びがなくなるとともにアクセルの付きがよくなるので、大きなボディでもスポーツ走行が楽しめる。山道を抜けたところでは、伐採した杉の木を荷台に積み込むトラックを発見。並んで写真を撮らせてもらった。雄大な猪苗代湖に到着し、ここでは独特の姿を見せる磐梯山もバックに入れて撮影を行った。
磐越道から東北道へ合流し、仙台まであと50kmに迫った国見SAで休憩。メーターをみると、ここまで350km走って燃費は10.9km/Lを表示。ワインディングでハイオクガソリンを結構消費したにもかかわらず、WLTCモード燃費の10.5km/Lをオーバーする数値をキープしてくれていることに感心する。さらに、残りの航続距離は420kmとまだ半分以上が残っているので、XC-90が持っているロングレンジのポテンシャルはなかなかのものだ。熟成の域にある上質なエクステリアと上品なインテリアの3列シートに、人と荷物を満載してロングトリップに向かうのは、XC-90が最も得意とする分野だろう。
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