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2021年9月10日
XC60がマイナーチェンジでインフォテインメントシステムを刷新|VOLVO
Volvo XC60|ボルボ XC60
XC60がマイナーチェンジでインフォテインメントシステムを刷新
ボルボ・カー・ジャパンは、ミッドサイズSUV「XC60」をマイナーチェンジ。内外装に新デザインを採用するとともに、Googleを搭載したAndroidベースの新インフォテインメントシステムを装備し、販売を開始した。
Text by YANAKA Tomomi
Googleアシスタントによる音声操作でさまざまな機能をコントロール
今回、XC60のマイナーチェンジで主な変更点となるのが、インフォテインメントシステムの刷新。よりユーザーフレンドリーなインターフェースとなった。
新インフォテインメントシステムでは、Googleマップによるナビゲーション、Google playストア経由でダウンロード可能なアプリの利用ができるなど、機能性が高められた。
なかでも、2021年末以降から利用可能となるGoogleアシスタントは、ドライバーは運転に集中したまま、声でさまざまな機能をコントロールすることが可能。温度調節や目的地の設定、音楽やポッドキャストの再生、メッセージの送信などが自然で直感的な音声操作によってかなえられる。
車両には通信用内蔵モデムが装備されており、緊急通報サービスや故障通報サービスのほか、2022年中には盗難車両検索機能が使用できる予定だ。
エクステリアでは、フロントグリルや前後のバンパー、各グレードのアルミホイールに新デザインを採用。インテリアでは新インフォテインメントシステムの採用に伴い、ドライバーディスプレイやセンターディスプレイのHMI(ヒューマン・マシーン・インターフェイス)画面デザイン、操作ロジックなどが一新された。
全車標準搭載の安全装備では、「対向車対応機能」や「歩行者・サイクリスト検知機能」を備える「City Safety(衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム)」や「全車速追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール」などに加え、新たに「先行車発進告知機能」と「リア衝突回避・被害軽減ブレーキ・システム」も設定された。
パワーユニットは2リッター4気筒ターボエンジンと電気モーターを組み合わせた48Vハイブリッドモデルの「B5」、電動スーパーチャージャーを搭載した高出力な「B6」、プラグインハイブリッド(PHEV)の「T8」を展開する。
ボディカラーでもサンダーグレーやプラチナグレー、シルバードーンを新色として追加した。
価格は48Vハイブリッドの「B5」が649万円~749万円で、高出力な「B6」が809万円。PHEVの「T8」は844万円~959万円となる。
問い合わせ先
ボルボ・カスタマーセンター
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