ライフアチーバーが語るベントレーの魅力──歯科医師 富田大介先生×ベントレー フライングスパー|Bentley
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2020年12月11日

ライフアチーバーが語るベントレーの魅力──歯科医師 富田大介先生×ベントレー フライングスパー|Bentley

Presented by BENTLEY

ドライバーのパフォーマンスを向上させてくれるクルマ

ベントレーの面白いところは、実際に乗ってみると、イメージと実車と違うところだそうだ。
富田氏自身、2020年に日本導入された新型フライングスパー12気筒モデルに乗って、より洗練されたのが印象的だと語る。8段のデュアルクラッチ変速機と、アクティブAWD、さらに電子制御サスペンションによるダイナミックライドを備えたうえ、3代目のこのモデルは、エレクトリックオールホイールステアリングと名づけられた全輪操舵システムも搭載した。
「今までのフライングスパーも十分にいいクルマでしたが、最新モデルはさらに洗練された印象です。ハンドリングや静寂性は飛び切り向上し、ワンランク上のクルマに変貌していました。2代目フライングスパー はやや小回りが効きにくいのですが、新型はホイールベースが長くなったにもかかわらず全輪操舵システムというテクノロジーにより大幅に取り回し性が改善されていました。しかも、ホイールベースが延長されたことで外観がよりスタイリッシュで優雅な印象になりましたね」
全輪操舵システムは、車両の速度や、操舵の角度によって、後輪に角度をつける装置だ。前輪と同じほうに向けるか、あるいは逆位相といって、後輪が切れているのと反対の方向に向ける。
前後輪が同じ方向に切れると、仮想ホイールベースが長くなり、高速道路での安定性などがより良くなる。いっぽう、逆の角度になると、ホイールベースが短くなるのと同じ効果が生まれ、たとえば狭い駐車場などでの取り回しがよくなるのだ。
「ハイテクを人間の感覚にうまく沿うように使っているのが素晴らしいと感じます」と富田氏。フライングスパーはハイテクのかたまりともいえるものの、それがナチュラルなかたちで運転しやすさをサポートしている。自身の治療の考え方とよく合うのだそうだ。
富田氏はいま、XRデジタル技術(VR:仮想 現実、AR:拡張現実、MR:複合現実などの総称で、仮想世界と 現実世界を融合し、新たな体験を作り出す技術)を医療に応用した、「Holoeyes MD」を積極的に採り入れた治療と教育、そして研究を行い、歯科の世界で話題を呼んでいる。
富田氏の治療では、患者の口腔内スキャナーでスキャンした口腔内のデータを、XRヘッドセットを使用し現実空間にホログラムのように浮いている感覚で、三次元で立体視できるのだ。
歯型が浮かびあがり、360度好きな角度と大きさで眺めることができる。歯を裏側から観察することも可能で、口の中に自らが入り込んだイメージだ。それによって、患者を含めて他のドクターやスタッフで情報をよりわかりやすく綿密に共有。従来のような勘だよりの治療からは脱却した。
「治療の精度が上がり、より正確で、安全かつ再現性の高い治療の提供が可能になります」と、未来のツールを手に目をかがやかせる富田氏。新しい技術がひとり歩きすることなく、フルに患者のために使われる。実現したのは、人間中心の治療を追求してきた、富田氏の明哲なコンセプトといっていいだろう。
「私は新旧含めてさまざまなクルマに乗って来ました。クルマのテクノロジーの進歩は、安全面や人間の労力軽減にはつながりますが、運転する楽しみは反比例的に減っていくと感じていました。しかし、新型フライングスパーは “ドライバーズカーとしての楽しさ”がさらに進化していて、いい意味で私の既成概念を払拭してくれました。このクルマを愛車としてドライブする日々を送っていれば、心身ともにリフレッシュできて、仕事への意欲やアイデアも浮かぶでしょうし、ドライバーのパフォーマンスを向上させてくれると感じました」
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