J.M. Weston|イメージをカタチにする「スペシャルオーダー」の魅力
J.M. Weston|ジェイエムウエストン
選べる革のバリエーションが増えて、スペシャルオーダー(パターンオーダー)がさらに充実!
イメージをカタチにする「スペシャルオーダー」の魅力
「J.M. Weston(ジェイエムウエストン)」は、日本初となるクリエイション・ディナーを青山のレストランで開催した。招待されたのは、メンズファッション誌の編集長やファッションディレクター、ファッション評論家といったファッション業界の重鎮や、建築家、陶芸家などのアーティスト。ジェイエムウエストンを愛用しているものからは、独自の世界観やこだわりを感じられる。そんなプロフェッショナルたちも活用している「スペシャルオーダー」の魅力を、あらためて紹介しよう。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
スペシャルオーダーでできること
ジェイエムウエストン青山店のスタッフによると、春から夏にかけてはローファー、秋から冬にかけては“ゴルフ”のオーダーが多いという。とくに最近は、セレクトショップや古着店のスタッフのオーダーが増えているそうだ。
ジェイエムウエストンのスペシャルオーダーは、店頭にあるレギュラーモデルの素材やステッチを変更することができる、いわゆるパターンオーダー。
グッドイヤーウエルト製法のモデルはすべてオーダー可能(ドライビングシューズのようなソールのモデルは不可)で、パーツごとにちがうカラーや素材を指定したり、左右それぞれの足のサイズに合わせたオーダーも受け付ける。
オーダーは、まず店頭で足のサイズを計測することからはじまる。そして、オーダーするモデル(デザイン)を決め、サイズの合った既製靴でフィッティングし、パーツごとの素材とカラーを選ぶ。なおこの時点で、エキゾチックレザーやサンプルにない皮革素材など特殊なものを選択する場合は、リモージュの工場に問い合わせて見積りをおこなう。価格決定後、その半額を目安としたオーダー前金を支払う。そして、フランス・リモージュの工房で製作がスタートするのだ。
価格は通常モデルにアップチャージで、納期は4カ月から
20種類以上の革、5~7色のバリエーションで、計150種類以上のなかからセレクトできる。アッパーレザー、アウトソールにくわえ、ステッチや、エプロンのモカ縫いのステッチなどの細かい仕様も選べる。
青山店スタッフは、「選べる革のバリエーションが増えたので、新規のお客さまはもちろん、リピーターの方も増えています」と語る。なおジェイエムウエストンのフィッティングは、「履きつづけると、足の形に沈み、革も伸びる」ことを前提としているので、オーダーの際は、足が靴のなかにみっちり詰まって入っているという感触が適しているとのことだ。
またスペシャルオーダーで注文すると、特別なカラーのシューツリーや箱も付属する。スペシャルオーダーは、通常モデルのプライスにアップチャージした金額で提供される。
ベルトやバッグなど、レザーグッズのオーダーも可能
ジェイエムウエストンでは、一般的なカーフだけでなく、エキゾチックレザー(アリゲーター、リザード、シャークスキン、ペッカリーなど)でのオーダーもできる。納期はものによって異なる場合もあるので、店頭にてご確認いただきたい。
さらに、ベルトやバッグのオーダーも可能だ。たとえば「アングル1ビジネスバッグ」なら、カーフ×カーフや、スエード×カーフなど、約50種類のレザーの組み合わせを楽しめる。靴、ベルト、バッグのすべての素材とカラーを揃えて誂えることもできる。