AM-RB 001の正式名称が「ヴァルキリー」に決定|Aston Martin
Aston Martin Valkyrie|アストンマーティン ヴァルキリー
AM-RB 001の正式名称が「ヴァルキリー」に決定
アストンマーティンは英国時間3月6日、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズと共同開発し、「AM-RB 001」のコードネームで呼ばれていたハイパーカーの名称を「ヴァルキリー」に決定したと発表した。
Text by YANAKA Tomomi
タイヤのテクニカルパートナーはミシュランに
アストンマーティンと、F1レッドブルレーシングがタッグを組み、1,000kgのボディに最高出力1,000psを発揮するV12エンジンを搭載、さらに公道での走行可能といういまだかつてないハイパーカーとして大きな話題となった「AM-RB 001」に「ヴァルキリー」という名が与えられた。
アストンマーティンにとって「V」の頭文字がつく名前はとても重要なもの。1951年の「ヴァンテージ」からはじまり、「ヴィラージュ」「ヴァンキッシュ」、「ヴァルカン」と特別なモデルに“Vの系譜”を受け継がせてきた。
あらたに系譜へ名を記す「ヴァルキリー」は北欧神話に由来。戦場において生き残る者と死にゆく者を定める存在であり、「ワルキューレ」の英語表記となる。
またこの「ヴァルキリー」の開発は、レッドブル・アドバンスド・テクノロジーズのほかにも、エンジンは英国企業のコスワースが手掛けるなど、最先端技術をもつテクニカルパートナーが協力。今回、あらたに、タイヤメーカーのミシュランも参加することが発表された。
「ヴァルキリー」には、フロントが20インチ、リアが21インチのミシュランの「パイロット・スポーツ・カップ2タイヤ」を採用。このタイヤには軽量マグネシウムアロイホイールが組み合わせられ、重量を軽くするためレース仕様のセンターロックナットが装着されるという。
「ヴァルキリー」は、公道走行可能なモデルを150台限定で、サーキット走行専用モデルを25台で限定生産。2019年からデリバリーの予定という。