特集|「ピルエット」のつくりかた
特集|「ピルエット」のつくりかた
食を通じて描くあたらしい東京の未来
2014年の初夏、虎ノ門が変わった。大型複合ビル「虎ノ門ヒルズ」の出現で、赤坂・霞が関・新橋に隣接したビジネスタウンという印象は一新され、東京の未来を担うエリアへと変貌を遂げたのだ。
そしてこの秋、虎ノ門ヒルズの玄関ともいえる1階に、食から東京の未来を照らそうという使命をもって、あらたな場所が誕生する。その名は「Pirouette(ピルエット)」。ここでは全3回にわたって、ピルエットがいかにして生まれ、食を通じてどんな未来を描こうとしているのかを紹介する。
Text by MONZEN NaokoPhotographs by CONTRAIL
Chapter 1
本物を気軽に、日常に。
パリにあって、いまの日本にないもの。
それぞれ別の専門分野をもつ同志が集い、自分たちがいま本当に行きたい場所を「虎ノ門ヒルズ」に作ろうとしている。テーマはカジュアルシック。とびきり心地よくて気軽なのに、そこにあるものはすべてが上質で本物。彼らが目指す食の複合スペースとは?
Chapter 2
生産地から厨房、厨房からテーブルへ。
旅する食材が人と人を繋ぐ。
「ピルエット」が目指す、誰もが気軽に心地よく本物を楽しむことができる場所。その思いを料理で表現するのが、アドバイザーを務めるM.O.F.(国家最優秀職人)受賞シェフのエリック・トロション氏と日々キッチンに立つ小林直矢シェフだ。彼らがピルエットを舞台に提案する食の世界に迫る。
Chapter 3
本物”を知る食いしん坊の大人たち、
いち早く「ピルエット」を体感する。
9月3日(水)、これまでにない食の複合スペース「ピルエット」がオープンを果たした。最終回となるChapter 3では、OPENERSゆかりの“本物”を知る大人たちを招き、ひと足先に「ピルエット」での時間を味わってもらった。コンセプト、空間、料理……受け手の捉えた“回転軸”の姿をレポートする。
Pirouette|ピルエット
住所|東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ ガーデンハウス 1階
Tel. 03-6206-6927
営業時間|[ビストロ] ランチ 11:30~14:30(LO)
ディナー 18:00~21:30(LO) ※土曜・日曜・祝日は17:30~21:00(LO)
[カフェ] ランチ 11:00~15:00
ティー 15:00~17:30
ディナー 17:30~22:00(LO) ※土曜・日曜・祝日は21:00(LO)まで
[エピスリー] 11:00~23:00 ※土曜・日曜・祝日は22:00まで
オープン日|9月3日(水)
http://www.pirouette.jp
http://contrail.cc/
https://www.facebook.com/contrail.cc