特集|ドバイのラグジュアリートラベル最前線
注目の3ホテルをピックアップ!
特集|ドバイのラグジュアリートラベル最前線
中東に燦々と輝く不死身の楽園、ドバイ。365日ほぼ晴天が約束されており、しかも世界の名だたるラグジュアリーホテルが立ち並ぶ様子はまさにパラダイス。決して物価は安くないので、安価な旅を求める旅行者より、ラグジュアリーな旅を求める人びとが集う。「もう終わったんでしょ?」という多くの日本人の予想に反して、いまも発展をつづけている。今回彼の地を訪れたのは、PRエージェンシー、ケントス・ネットワークの小原由起子さん。ラグジュアリートラベルのエキスパートだ。ラグジュアリートラベルのメッカで、小原さんが見たものとは?
Photographs by MATSUI HiroText by OBARA YukikoEdited by TANAKA Junko (OPENERS)
ドバイと聞いて思い浮かべるのは? 世界一を誇る数々の観光名所とともに、「もうダメなんでしょ?」という声が聞こえてきそう。だが実際には中東の経済中心地という地位が揺るぐことはなかった。それどころか、世界有数の観光都市に成長しつづけ、ヨーロッパからの旅行者には、「常夏の楽園」として絶大な人気を誇っている。そんなドバイの“不死身”具合を象徴する存在をひとつ紹介したい。
ブルジュ・アル・アラブは全室スイートという、世界唯一の7ツ星ホテル。1991年、世界一高いホテルとして鳴り物入りでオープンした。各フロアにはバトラーが24時間待機するレセプションデスクがあり、専任バトラーがすべての要望とわがままを叶えてくれる。そのほかにも、24金のiPad、エルメスのバスアメニティ、贅を尽くした大人のプールなど、7ツ星ならではのしつらえが随所に施されている。
ドバイで最も美しいホテルと称され、ヨーロッパ人の絶大な人気を誇るワン&オンリー・ロイヤルミラージュ。モロッコ様式、アラビアン様式、そしてコンテンポラリー様式という、3つのスタイルで構成されている。ここではホテルの滞在はもちろんのこと、世界的なポディアトリスト(足病治療士)が在籍する「ペディ・マニ・キュア・スタジオ」を堪能。私たちの知るペディキュアとは一線を画すその施術とは?
パームツリーを模した3つの人工島、パームアイランドのひとつ、パームジュメイラに建つワン&オンリー・ザ・パーム。わずか90室の客室と、プライベートヴィラ4邸からなるブティック・リゾートだ。ここでは若き天才シェフ、ヤニック・アレノがプロデュースした3つのレストラン「101」「STAY」「ZEST」で舌鼓を打つ。
ひと味ちがう砂漠体験をしたい。そんな希望を「プラチナ・ヘリテージ」という、あたらしいツアーが叶えてくれた。いままでは、四駆に乗って高低差の激しい砂丘をドライブ。そのあとラクダに乗って夕日を鑑賞したら、ベリーダンスを見ながら夕食で終了が鉄板だった。プラチナ・ヘリテージでは、クラシック・ランドローバーのオープンカーでドライブ。最後に天然のプラネタリウムも楽しむことができる。
問い合わせ
ドバイ政府 観光・商務局
www.myfavoritedubai.com
dubai.japan@aviareps.com