ソリマチアキラが堪能する「ブルーラベル」の味わい|JOHNNIE WALKER BLUE LABEL
SponsoredJOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル
自分の心と向き合ったり、
親しい人と語り合うときのパートナー
一万樽に一樽といわれる希少な原酒を用いた究極のブレンデッドウィスキー、ジョニーウォーカー ブルーラベル。英国の誇りでもあるこのウイスキーを今回味わうのは、ブリティシュスーツをまとった紳士のイラストで知られるソリマチアキラさん。場所は、「ザ・リッツ・カールトン東京」の45階にある「ザ・バー」。ソリマチさんは10年以上愛用している、ビスポークのスーツ姿で颯爽と現れた。
Illustration by SORIMACHI Akira Text by SHIMIZU Kiyoshi(Lefthands) Photographs by SATO YukiCooperation by THE RITZ-CARLTON TOKYO
スクエアボトルが生まれた理由
「20代の頃、銀座でバーテンダーをしていたこともあり、ウイスキーは身近な存在でした。その頃はタリスカーなど個性的なシングルモルトを好んでいましたが、最近はまろやかなブレンデッドウイスキーに惹かれますね。納得のいく仕事ができた後に、絵を眺めながらグラスを傾けることもあります」
ソリマチさんを魅了するブレンデッドウイスキー。その誕生にはジョニーウォーカーの創業者、ジョン・ウォーカーの才覚が大きく寄与している。
1820年、ジョン・ウォーカーはスコットランドの小さな街、キルマーノックに食料雑貨店を開いた。店ではシングルモルトウイスキーを販売していたが、当時は蒸留所や樽によって品質に差があったため、彼は紅茶やスパイスのブレンディングをヒントにシングルモルトウイスキーを組み合わせて、上質で品質の安定したブレンデッドウイスキーを作り、上顧客にのみ提供した。そのウイスキーはたちまち評判となり、食料雑貨店の事業は大成功を収め、ジョニーウォーカーの名声の礎を築いた。
その後、2代目のアレキサンダーは世界的な販路を求め、航海に出る船長たちにウイスキーの販売を委託しようと考えた。しかし、当時のウイスキーボトルは丸底フラスコのような形状が大半を占め、非常に割れやすく、箱詰め効率も悪かった。そこで彼は破損を減らし、箱詰め効率を上げるために、スクエアボトルを考案する。今日、ブランドの象徴ともなっている四角いボトルは、苦難に立ち向かう英国紳士の発想の賜物なのだ。
「モダンな雰囲気を醸し出しているボトルですよね。当時としてはかなり斬新なデザインだったのではないでしょうか。時代を先取りしようという気概を感じます」
JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル
自分の心と向き合ったり、
親しい人と語り合うときのパートナー(2)
イギリスの風土を感じさせてくれる味と香り
スクエアボトルとともにジョニーウォーカーの象徴といえるのが、斜めに貼られているラベル。その誕生にも、アレキサンダーの類い稀なるビジネスセンスが生かされている。1867年、現在のブレンディングスタイルの原点となる「Extra Special Old Highland Whisky」が完成。その卓越した品質は、当時のウイスキーにおける最高品質の代名詞になる。
この時、アレキサンダーは四角いボトルにラベルを斜めに貼ることで、可能な限り大きなフォントで商品名をデザインすることを思いつき、その理想的な角度が24度だったという。
「このラベルも当時としては斬新な発想だったと思うし、現在だって四角いボトルと斜めのラベルを見れば、すぐにジョニーウォーカーだと認識できますから、素晴らしいブランドアイコンですよね。特にブルーラベルは、ロイヤルブルーという言葉が表す通り、英国では高貴な色の象徴とされるブルーのボトルが印象的です」
では、実際、ソリマチさんにブルーラベルを楽しんでもらう。もちろん、冷えたチェイサーを10秒ほど口に含み、飲み込んだ後にブルーラベルをストレートで味わう「パーフェクトサーブ」だ。
「フルーティーな香りが口に広がって、その後にいくつもの香りと味を楽しめますよね。まさに調和の魅力なのだと思います。そしてこの味と香りはイギリスの風土を感じさせてくれます。日本のブレンデッドウイスキーでは出せないテイストなのではないでしょうか。ウイスキーは静かに、ゆっくりと楽しむお酒。自分の心と向き合ったり、親しい人と語り合うときのパートナーだと思います。もちろん、スーツで飲む姿が絵になりますよね」
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自分の心と向き合ったり、
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ストライディングマンは英国紳士の象徴
スーツ姿と言えば、ボトルの側面に描かれている「ストライディングマン」(闊歩する紳士)の服装にもソリマチさんは興味を示した。この絵は、1908年、人気の風刺漫画、トム・ブラウンが創業者の孫であるウォーカー兄弟との昼食会で、ナプキンの裏に描いたスケッチが元になっている。
当時は左を向いていたが、一般的には右が未来で左が過去とされているため、「常に未来に向けて歩き続ける」という思いから、右向きに変更された。今やブランドの精神を象徴する存在として、まさしく世界中を歩き続けている紳士なのだ。
「最も格式の高い正装である燕尾服ですよね。そしてトップハットにステッキ。英国紳士伝統のスタイルです。このようなスタイルで歩く姿が街に溶け込んでいた時代はいいですよね。ストライディングマンは英国紳士を象徴するイメージとしても多くの人に認識されているのではないでしょうか」
ソリマチさんが愛用するビスポークスーツは職人の手作業から生まれる、唯一無二の一着。だからこそ工業製品にはない気品を漂わせている。同じようにブルーラベルにも数値化されたレシピはなく、ブレンダーたちの経験と卓越した嗅覚、味覚だけが頼り。
「自己主張し過ぎず、それでいてスタイルが確立されているから」英国調に惹かれるというソリマチさん。今日また新たにお気に入りのブリテッシュテイストに出会えたようだ。
ソリマチアキラ|Akira Sorimachi
1966年東京生まれ。91年よりフリーのイラストレーターとして活躍。メンズファッション誌を中心に挿絵や、広告などの作品を手掛けている。185cmという恵まれた高身長をビスポークスーツで包む姿はスタイリッシュで、数多くのメディアのスナップの常連でもある。
JOHNNIE WALKER BLUE LABEL|ジョニーウォーカー ブルーラベル一万樽に一樽といわれる希少な原酒を用いてつくられるジョニーウォーカーの最高峰であり、究極のブレンデッドウイスキー。芳醇で少々スモーキーな風味が蜂蜜とフルーツのなめらかな味わいに変化し、さらにウッディーな香りへと姿を変え、心地よい余韻がゆったりとつづく──そんな重層的で奥深い味わいを楽しめる。
容量|750ml
アルコール度数|40度
希望小売り価格|1万8000円(税別)
※お酒は20歳になってから。飲酒運転は法律で禁止されています。妊娠中や授乳期の飲酒は、胎児・乳児の発育に悪影響を与えるおそれがあります。お酒は楽しく適量で。