EAT|「ペリエ ジュエ」ヴィック・ムニーズによるリミテッド・エディション
EAT|京都「東福寺」で特別なシャンパーニュのテイスティングとランチを開催
「ペリエ ジュエ」ヴィック・ムニーズによるリミテッド・エディション
1811年の創業以来、最高級シャルドネ種を主体とした、類稀なるフィネス(繊細さ、優雅さ、上品さ)が感じられるエレガントで、フローラルなワインを醸造しつづけているシャンパーニュメゾン「ペリエ ジュエ」。ボトルを飾るエミール・ガレが描いた“アネモネ”でも有名だが、ブラジル人現代アーティスト、ヴィック・ムニ―ズ氏のデザインによる、2005ヴィンテージ ロゼ「ペリエ ジュエ ベルエポック ロゼ 2005 リミテッド・エディション」の限定発売を記念して、臨済宗大本山、京都「東福寺」でシャンパーニュのテイスティングとランチが開催された。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
日本のアネモネと、現代のブラジルのハチドリの共演
「ベル エポック」のボトルを飾るアール・ヌーヴォーのアネモネの花のエレガンスと共鳴するキュヴェのエレガンス――シャンパーニュメゾン「ペリエ ジュエ」を讃える表現は無限にあるが、1811年エペルネに創業した老舗メゾンを語るとき、ボトルを飾るエミール・ガレのアネモネは、その特筆すべき味わいとともにまず最初に語られる。
今回、限定発売された「ペリエ ジュエ ベルエポック ロゼ 2005 リミテッド・エディション」についてペルノ・リカール・ジャパン社長のティム・ペック氏は、「ペリエ ジュエでは、“ローテク・イリュージョニスト”と称し、砂糖やガラクタ、はちみつなど、日常にありふれている素材に目を向け、人生の瞬間を味わい尽くすことを大切な哲学としているアーティスト、ヴィック・ムニーズ氏の作品に共感、リスペクトし、今回のコラボレーションにいたりました」と語る。
「ベル エポック ロゼ 2005」のボトルに描かれているのは、エミール・ガレによって100年前以上に描かれた日本のアネモネ(秋明菊)と、現代のブラジル人作家が描いた金色に輝くハチドリ。作家も、時代も、モチーフもちがう共演が、ボトルの上で実現した。
淡いサーモンピンクの「ロゼ」を、京都・東福寺で初披露
京都・東福寺でおこなわれたシャンパーニュのテイスティングとランチで、ティム・ペック氏は、「東福寺という歴史あるスピリチュアルな場所で、ブラジルの著名なアーティストであるヴィック・ムニーズ氏との特別なシャンパーニュ『ペリエ ジュエ ベルエポック ロゼ 2005 リミテッド・エディション』を披露できて光栄です。京野菜とペリエ ジュエのコラボレーションをお楽しみください」と挨拶。
さらに、この催しのために来日したセラーマスターのエルヴェ・デシャン氏は、ペリエ ジュエ ベルエポック ロゼ 2005 リミテッド・エディションについて、「2005年は、冬はとても寒く、夏は雨が多い、珍しい気候の年でした。この年に素晴らしいシャルドネができたので、洗練されたフローラルで軽快なロゼが作れると思い、2005年はロゼ一本に絞り、美しい淡いサーモンピンクのロゼができあがりました。2005ヴィンテージ ロゼは、ベル エポック コレクションのなかでも最高に華やかで感性を刺激するシャンパーニュです」と語る。
つづけてエルヴェ氏は、「まず2005ヴィンテージ ロゼの香りを楽しんでください。いちご、柑橘類、サワーチェリーやオレンジに、クリームとスパイスがくわわり、エレガントでフルーティなアロマを放ちます。そして味わってください。アタックはフレッシュで、オレンジのコンフィや白桃、ココアを感じさせる味わいが感覚を刺激しながら、豊かでまろやかな余韻へとつながります。口に含むと、ピノ・ノワールの複雑で豊かな強さや深さを感じていただけます。ハチドリのように軽やかな“楽園の喜び”をお楽しみください」と、2005ヴィンテージ ロゼを説明した。
今回のランチを手がけたのは、京都「Stephan Pantel」のオーナーシェフ、ステファン・パンテル氏。「フォアグラのコンフィ奈良漬け巻き」で有名なシェフだが、ペリエ ジュエのベル エポック ロゼ 2005 リミテッド・エディションをはじめとしたロゼとのマッチングも見事で、東福寺というロケーションと、京都の味、そしてペリエ ジュエのロゼと見事なハーモニーを奏でた。
ペリエ ジュエ ベルエポック ロゼ 2005 リミテッド・エディション
度数|12%
容量|750mL
小売価格|5万7240円
ペリエ ジュエ
http://www.perrier-jouet.com/jp-ja/
ペルノ・リカール・ジャパン
Tel. 03-5802-2671
http://www.pernod-ricard-japan.com/