EAT|“紅茶の神様” 日本初上陸|STEVENSMITH TEAMAKER
STEVENSMITH TEAMAKER|スティーブンスミスティーメーカー
米国で“紅茶の神様”と称されるスミス氏の新ブランド、日本初上陸
アメリカの紅茶市場を約10年で7倍にした立役者のひとり、スティーブン・スミス氏。その彼が手がけるアメリカ・ポートランド発の紅茶ブランド、スティーブンスミスティーメーカーが、日本初上陸を果たした。
Text by KUROMIYA Yuzu
一点一点、ポートランドのティーアトリエで自らブレンド
世界各地の茶葉を知り尽くし「数千年に一人の逸材」とメディアに評されるほどの紅茶のスペシャリスト、スティーブン・スミス氏。世界中のスターバックスで愛飲されている「TAZOティー」を育て上げたことでも有名な彼が、「芸術としての紅茶」を表現するために設立したのが、自らの名を冠した「スティーブンスミスティーメーカー」だ。
茶葉は鋭い審美眼をもつ、スティーブン・スミス氏が厳選したものだけを使用。ポートランドのティーアトリエでみずからブレンドをおこなっている。
また少量ずつのオーダー生産のため、限りなく新鮮な状態が保たれることや、キッチンに置いても映える美しいパッケージ、大きめのサシェは廃棄後に土に戻る生分解素材をもちいるなど、細部までこだわりが光る。
アイテムはブラックティーブレンドと、ノンカフェインのハーバルラインから構成。厳選された数種の茶葉が、豊かな味と香りの芸術的なコンビネーションを奏でる「No.55 Lord Bergamot」。インディアンアッサムとセイロンディンブラをメインに組み合わせ、洗練された味に仕上げた「No.18 Brahmin」。太陽の眩しい光を感じられるようなハーバルティー「No.67 Meadow」など、全7種類を展開。シボネ青山、アクタス新宿をはじめとする全国のショップ、またはリココチのオンラインショップで取り扱い中だ。
TAZOティーをスターバックスへ売却後、引退を考えながら約1年をすごしたフランス・プロヴァンス地方で出合った、ショコラティエや芸術にインスパイアされ、紅茶を再び“ワンランクうえの芸術”として表現したいという思いが高まったというスティーブン・スミス氏。その思いが凝縮した、まさにアートのような味わいの紅茶をぜひ味わってみてほしい。
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