養殖業者と料理人のネットワーク”スターシェフ・ネットワーク”へ「アルジェント」料理長の鈴木健太郎氏が参加|HIRAMATSU
LOUNGE / EAT
2020年12月26日

養殖業者と料理人のネットワーク”スターシェフ・ネットワーク”へ「アルジェント」料理長の鈴木健太郎氏が参加|HIRAMATSU

HIRAMATSU|ひらまつ

美味しさを実現するスターシェフ・ネットワーク

ひらまつグループが運営するレストラン東京・銀座「アルジェント」料理長の鈴⽊健太郎氏が、養殖事業者と共同で美味しい⿂を作り上げるための料理⼈ネットワーク”スターシェフ・ネットワーク”に参画した。

Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)

CRAFT FISH(クラフトフィッシュ)をより一層おいしいものに進化させる

”スターシェフ・ネットワーク”は、養殖魚生産者が丁寧に魚づくりに向き合い、想いを込めて育て上げた魚をより美味しく、さらに料理人の感性と融合させながら、養殖魚の新たな価値を創り出すネットワークだ。
「美味しいこと」「安⼼・安全であること」「持続可能であること」の3つを追及し、こだわり抜いて作られた養殖魚は、CRAFT FISH(クラフトフィッシュ)とよばれ、新たな時代の食材として注目を集めている。
限りある資源を使いつくさないよう、何を選んで食べるか。そのモラルが、今を生きる我々に問われている。国際的な評価基準をもとにしたCRAFT FISHを食べること自体が海を休ませることに繋がり、次の世代へ水産資源を残すアクションとなるのだ。
本ネットワークでは、出来上がった⽣産物を試⾷・評価・アドバイスを⾏なう「審査会」や、スターシェフとともに商品開発を⾏ない、より多くのお客様のもとへ届けられるようにする「商品開発プログラム」などを実施。
養殖⽣産者が⼼を込めて作った美味しい⿂がよりたくさんのお客様の⼿に渡るための様々なサポートを⾏なう。
鈴木氏は「肉も野菜も生産者さんがこだわりを持ってつくっています。そしてその商品が選ばれ、価値を見出し、ブランドになっていきます。もちろんジビエや天然の茸、山菜など人が作ったものではない、いわゆる天然のものも高く評価されています。その中で、今まで魚だけが天然と養殖に格差があったと思いますが、技術の進歩により遂に共存に向かっていると感じています。最近は自分も養殖の魚を使います。土にこだわった完全無農薬の美味しい野菜や餌と飼育環境にこだわった美味しい肉と一緒で、産地に行くと、生産者さんにはこだわりにこだわったストーリーがあります。そんな生産者さんの想いをお客様に届けたい、そのこだわった美味しいお魚をレストランで美味しい料理にして食べていただきたい。養殖だって全然気負うことはありません。むしろ誇りをもってお客様にご提供します」とコメントした。
鈴⽊ 健太郎
調理師専門学校卒業後、都内近郊のフランス料理店を経て、2009年に(株)ひらまつに入社。「サンス・エ・サヴール」(東京・丸の内)など都内フランス料理店で研鑽を積んだ後、2014年に同店のスーシェフに就任。その後、2016年9月より銀座「アイコニック」のシェフを務め、2019年6月より同じく銀座の「アルジェント」シェフに就任。“情景の見える料理”を常に意識し、日本の美しい景色を、料理を通して皆さんに伝えたいという想いがある。
東京・銀座「アルジェント」
場所|東京都中央区銀座3-3-1 ZOE銀座 8F
コース|ランチ6000円~ ディナー1万円~
Tel|03-5524-1270
URL|https://www.hiramatsurestaurant.jp/argento/
CRAFT FISH
URL|https://craftfish.jp
問い合わせ先

ひらまつ
https://www.hiramatsu.co.jp/

                      
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