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2020年9月11日
ひらまつがサステナブルな「さとうきび繊維のストロー」を全施設で採用|Hiramatsu
Hiramatsu|ひらまつ
3か月で生分解。さとうきびとトウモロコシ由来の素材を使用
ひらまつが展開しているレストラン及びホテルの全施設で、天然素材を使用したストローを採用し提供を開始した。プラスチックや紙とも違う素材にこだわったポイントとは。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
こだわったのは自然な風味と口ざわり
1982年にフランス料理店としてスタートした「ひらまつ」。創業以来“素材を活かした美味しさ”を追求し続け、現在では29店舗のレストラン・カフェ、5店舗のホテルを展開している。
この度、ひらまつでは展開する全施設において持続性が高い中分解性の「さとうきび繊維のストロー」の提供をスタートした。
このストローは有機栽培されたさとうきびの搾りかすに、環境にやさしい中分解性PLA(トウモロコシ由来)を加えて作られる。
台湾のPlastics Industry Development Centerから、本製品自体にはプラスチック成分PP,PE,PS,PVC,PET等が含まれていないことが証明され、カナダのCompost Manufacturing Allianceでは、3か月で生分解されたというテスト結果が発表されている。
ひらまつがこのエコストローを採用するにあたって大切にしたことは、飲み物自体の風味を損なわないことと、口触りが自然なこと。
環境にやさしいものを使用しても、素材本来の味わいを損なわないという条件から、さとうきび素材のストローが採用されたのだ。
これならば紙ストローのように紙の風味がしたり、唇に張り付くことはない。またブラスチックストローと同様、長時間使用しても飲み口が変化することはない。
食事の楽しみを保ちつつ、未来を見据える。これがひらまつの出したアンサーだ。
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