牛肉をソースとともに味わうつくす「ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ」|EAT
EAT|フレンチらしい繊細な前菜と選りすぐりのステーキを提供
肉を彩るソースという名のビジュ
フレンチレストラン「ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ」が金沢にオープン。こだわりぬいたソースと選りすぐりのステーキで、新感覚のフレンチを堪能できる。
Text by WASEDA Kosaku(OPENERS)
パリから東京、そして金沢へ
ミシュラン2つ星を獲得しているフレンチレストラン「ドミニク・ブシェ トーキョー」が、ビストロ「レ・コパン」に続いて、石川県 金沢に「ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ」をオープンさせた。フレンチらしい繊細な前菜とソースを軸に、選りすぐりのステーキが提供される。
フランス料理では、ソースづくりのシェフをSAUCIER(ソーシエ)と呼ぶ。専門分野として認められるほど、ソースはフレンチにかかせない存在なのだ。「ル・グリル ドミニク・ブシェ」では、手間を惜しまず、こだわりぬいた仕上げが特徴のソースが持ち味だ。
メニューは、ソース選びから始まる。キーワードは“ソース・ペアリング”。肉の旨みがソースと絡み合い、互いの素晴らしさを引き出す。まるでワインを合わせるような新しい味覚体験を提案する。
話題に事欠かない石川・金沢に生まれた、注目のフレンチレストランだ。
DOMINIQUE BOUCHET(ドミニク・ブシェ) プロフィール
フランス シャラント地方に生まれ、大自然の豊かな食材に囲まれて育つ。13歳で料理人としての道を歩み始め、1974年、コンコルド・ラファイエット開業時にジョエル・ロブション氏の 右腕となって活躍する。以後、パリの「ジャマン」(ミシュラン2つ星)、「トゥール・ダルジャン」(3つ星)、「ホテル・ド・クリヨン」(2つ星)の総料理長を歴任しフランスのガストロノミー界を牽引する。2002年、レジオン・ドヌール勲章を受章。 2004年独立。新境地として、自身の目と心が行き届く、小さくて美しい隠れ家レストラン 「ドミニク・ブシェ」をパリ8区にオープン。オーナーシェフとして、世界中のお客様をお迎えする。 2013年「ドミニク・ブシェ トーキョー」を銀座五丁目に開業。2015年一丁目に移転オープン。2016年 ルレ・エ・シャトー加盟
吉田能(よしだ たかし) プロフィール
埼玉県生まれ。2009年~2012年 丸の内ホテルレストラン「ポム・ダダン」にてキャリアをスタート。その後渡仏し、パリの「ドミニク・ブシェ」に勤務。帰国後「ピエール・ガニェール」に在籍し、 2015年より「ドミニク・ブシェ トーキョー」スーシェフに着任。2016年「レ・コパン ドゥ ドミニク・ブシェ」シェフに着任。2017年「ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ」シェフに着任。
ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ
営業時間|【ランチ】11:30~15:00(L.O. 14:00) 【ディナー】17:30~23:00(L.O.22:00)
定休日|月曜(12月から年中無休予定)
席数|86席(個室6部屋)
住所|石川県金沢市香林坊1-1 国際ビジネス学院 香林坊2F・3F
ル・グリル ドミニク・ブシェ カナザワ
Tel.076-208-6840
http://www.legrill.jp/