最高の状態の熟成肉が味わえる、広尾のモダンチョップハウス「ラステイクス」|RUSTEAKS
RUSTEAKS|ラステイクス
こだわり抜いたアメリカンビーフやスプリングラムを備長炭で豪快に焼き上げる
最高の状態の熟成肉が味わえる、広尾「ラステイクス」
ニュージーランド産の熟成肉とワインで人気のレストラン「WAKANUI GRILL DINING TOKYO(ワカヌイ グリル ダイニング 東京)」。同店でジェネラルマネージャーを務めていた加藤良介氏が独立し、東京・広尾5丁目にこだわり抜いた熟成肉のモダンチョップハウス「RUSTEAKS(ラステイクス)」をオープンした。
Text by KAJII Makoto (OPENERS)
シンプルだからこそ最高にうまいステーキを
店名の「ラステイクス」は、会社名とステーキを合わせた造語だという。オーナーの加藤氏は「お店では、とにかくおいしいお肉をシンプルに味わってほしい、前菜からしっかり提供したい。“自分が行きたい店”を理想に掲げてスタートしました」と語る。
レストランも増えて、なにかと話題の“熟成肉”だが、ラステイクスでは店内で最高の状態に熟成させたアメリカンビーフの“希少なプライムグレード”のポーターハウス(T字型の骨付き肉)や、ワカヌイスプリングラムを備長炭で豪快に焼き上げてサービスする。
「アメリカンビーフは、熟成しなくても勝負できる最上級品質のプライムグレードを提供しています。肉の凝縮した旨味をぜひお楽しみください」と加藤氏。
肉の概念が変わる、ラムとポーターハウス
肉を食べる前の前菜は、まず「牡蠣の盛り合わせ 3種類のソース(8個)」から。フレッシュでプリッとした牡蠣には、キーンと冷えたシャブリがお薦めだ。次のサラダ「“ラステイクス”トスサラダ」には、ブルーチーズをトッピング。味がよく馴染んだ野菜にブルーチーズがひとくせくわわって、ワインが進む。
骨付きで目の前にあらわれたのは、ニュージーランド産の「“ワカヌイ”スプリングラム」。ゆっくり噛みしめると、いままでのラム肉の印象が変わるほどクリーンで旨味が満載。炭火で焼かれた肉は香りも良く、メインのアメリカンビーフへの期待が高まる。
スプリングラムを堪能してほどなく、プライムグレードのポーターハウス(T字型の骨付き肉)、いわゆる熟成Tボーンステーキが登場。若々しい印象を与えたラム肉とはちがい、ポーターハウスはまさに王様の貫禄が漂う。ご存知のようにTボーンは1枚でフィレとサーロインが楽しめる肉好きにはたまらない欲張りな肉だが、ラステイクスのは備長炭で焼き上げられているので外はこんがりと香ばしく、なかは対照的にジューシーで、きれいな赤身は、まず目が喜んでしまう。口当たりの柔らかさとしっかりした旨味は、まさに肉本来の持ち味そのものだ。
また、ワインリストも適量で選びやすく、フランス、アメリカを中心に、オーストラリア、ニュージーランドなどのニューワールドもあって、“肉とのハーモニー”をかんがえたセレクトも一見の価値ありだ。
ただ焼くだけではなく、独自の手法で丹念に熟成させた肉をその特性に合わせた調理法で楽しませてくれる実力店で、肉本来の醍醐味を満喫したい。
モダンチョップハウス「RUSTEAKS(ラステイクス)」
時間|17:45~22:30 ※土曜・日曜・祝日のみ、ランチタイム(11:30~14:30)も営業
月曜定休
住所|東京都渋谷区広尾5-22-3 広尾西川ビルB1F
RUSTEAKS
Tel. 03-6277-1963
http://www.rusteaks.jp