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2015年2月5日
EAT|ナポレオンの故郷、コルシカ地方の味とは?
EAT|ナポレオンの故郷、コルシカ地方の味とは?
今年3月にRestaurant-I(レストラン アイ)のオーナーシェフである松嶋啓介氏が著書『10皿でわかるフランス料理』を発表。レストラン アイでは、出版記念として、本著に掲載されている郷土料理を再現した特別メニューを展開している。
Text by KUROMIYA Yuzu
日本ではなかなかお目にかかれないコルシカ島の豚肉料理を再現
『10皿でわかるフランス料理』は、フランスでごくごく日常的な「豚肉」という食材にフォーカス。プロヴァンス、ボルドー、ノルマンディーなどフランスの代表的な10の地方の郷土料理を通じて、この素材がどのように変化するかを、フランスの歴史や文化をふまえて優しく紐解いた1冊だ。
フランス料理初心者でもフランス料理の全体像を楽しくつかむことができ、最後まで一気に読んでしまうと好評を得ている。
その松嶋氏がオーナーシェフを務めるレストラン アイでは、「この本に載っている料理を食べたい!」という多くのリクエストに応えて、期間限定で特別メニューを展開中。今回再現したのは、コルシカ地方の豚肉料理「豚肉の詰め物 栗粉のクレープ」だ。5月12日(月)から一カ月、ランチタイムのみの期間限定メニューとなる。
また、その土地の風土、歴史、文化、人、食、ワインが結ぶ、「土地の密約(=テロワール)」を満喫できるコルシカ島のワイン「Corse Calvi – Cuvee Vignola Rouge 2010 -」も合わせて用意。日本ではなかなかお目にかかれないコルシカ島の料理を、ぜひこの機会に堪能してほしい。